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議会議事録(平成24年予算特別委員会 3月8日)

議会議事録(平成24年予算特別委員会 3月8日)

平成24年度各会計予算特別委員会会議録                    

〇議事日程(第1号)
平成24年3月8日(木曜日) 午前10時00開会

第1 議案第3号 天売島ネコ飼養条例                    
第2 議案第10号 乳幼児等医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例   
第3 議案第11号 羽幌町介護保険条例の一部を改正する条例          
第4 議案第14号 羽幌町水洗便所改造等補助金条例の一部を改正する条例    
第5 議案第15号 羽幌町水洗便所改造等資金貸付条例の一部を改正する条例   
第6 議案第27号 平成24年度羽幌町一般会計予算              
第7 議案第28号 平成24年度羽幌町国民健康保険事業特別会計予算      
第8 議案第29号 平成24年度羽幌町後期高齢者医療特別会計予算       
第9 議案第30号 平成24年度羽幌町介護保険事業特別会計予算        
第10 議案第31号 平成24年度羽幌町下水道事業特別会計予算         
第11 議案第32号 平成24年度羽幌町簡易水道事業特別会計予算        
第12 議案第33号 平成24年度羽幌町港湾上屋事業特別会計予算        
第13 議案第34号 平成24年度羽幌町水道事業会計予算            

〇出席委員(11名)
 1番 森    淳 君
  2番 金木 直文 君
 3番 小寺 光一 君
  4番 寺沢 孝毅 君
  5番 船本 秀雄 君 
  6番 磯野  直 君
 7番 平山 美知子 君
  8番 橋本 修司 君
  9番 駒井 久晃 君
  10番 熊谷 俊幸 君
  11番 室田 憲作 君                  

〇欠席委員(0名)

〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した人
 町   長 舟橋 泰博 君               
 副町長 本間 幸広 君               
 監査委員 長谷川 一志 君               
 教育長 石川  宏 君               
 会計管理者 大波 芳弘 君               
 総務課長 井上  顕 君               
 総務課電算共同化準備室長 馬渕 信行 君
 総務課総務係長 酒井 峰高 君               
 総務課職員係長 飯作 昌巳 君               
 総務課情報管理係長 敦賀 哲也 君                
 総務課政策推進係長 伊藤 雅紀 君                
 総務課広報広聴係長 湊   正子 君               
 総務課電算共同化準備室係長 金子 伸二 君
 財務課長 品野 万亀弥 君               
 財務課財政係長 室谷 眞二 君               
 財務課経理係長 清水 聡志 君               
 財務課税務係長 豊島 明彦 君               
 町民課長 藤岡 典行 君               
 町民課長補佐 今野 睦子 君               
 町民課住宅係長 木 村 謙 彦 君               
 町民課町民生活係長 高橋  伸 君                
 町民課環境衛生係長 杉野  浩 君                
 福祉課長 鈴木 典生 君               
 福祉課長補佐 江 良   貢 君               
 福祉課主幹 更科 滋子 君               
 福祉課社会福祉係長 棟方 富輝 君               
 福祉課国保医療年金係長 今村 裕之 君               
 福祉課地域包括支援センター係長 奥山 洋美 君        
 建設水道課長 山口 芳徳 君               
 建設水道課長補佐 三浦 良一 君               
 建設水道課主幹 吉田 吉信 君               
 建設水道課管理係長 宮崎 寧大 君
 建設水道課土木係長 笹浪  満 君
 建設水道課建築係長 石川 隆一 君                
 建設水道課港湾係長 熊谷 裕治 君               
 建設水道課水道係長 竹内 雅彦 君                
 建設水道課土木係主査 小笠原  聡 君             
 産業課長 三浦 義之 君               
 産業課主幹 上田 章裕 君               
 産業課農政係長 鈴木  繁 君               
 産業課林務畜産係長 三上 敏文 君                
 産業課水産係長 谷中  隆 君               
 産業課観光振興係長 木村 和美 君                
 産業課商工労働係長 大平 良治 君                
 天売支所長 春日井 征輝 君               
 焼尻支所長 杉澤 敏隆 君               
 学校管理課長 熊木 良美 君               
 学校管理課長補佐兼学校給食センター所長 永原 裕己 君  
 学校管理課総務係長 渡辺 博樹 君                
 社会教育課長兼公民館長 浅野 勝彦 君               
 社会教育課社会教育係長 葛西 健二 君             
 学校給食センター係長 近藤 幸臣 君
 農業委員会事務局長 安宅 正夫 君                
 農業委員会農地係長 有田 智彦 君                
 選挙管理委員会事務局長 井上  顕 君             
 選挙管理委員会総務係長 敦賀 哲也 君               
                                        

〇職務のため出席した事務局職員
 議会事務局長 水上 常男 君               
 総務係長 金丸 貴典 君               
 書記 加藤 典俊 君

               
    ◎委員長あいさつ
〇森委員長 会議に先立ちまして、一言ごあいさつを申し上げます。
 今期定例会におきまして、平成24年度羽幌町各会計予算を審議するに当たり設置されました特別委員会に、副委員長として金木委員が、委員長に私が皆様から推薦をいただき、その職務を担うことになりました。厳しい財政状況であります中、平成24年度の重要な行財政の方向を決定する予算委員会であります。副委員長ともども懸命に務めたいと思いますので、委員の皆様の特段のお力添えをお願い申し上げ、簡単でありますが、就任のあいさつといたします。どうぞよろしくお願いします。

    ◎開会の宣告
〇森委員長 ただいまから羽幌町各会計予算特別委員会を開会します。

(開会 午前10時00分)

    ◎開議の宣告
〇森委員長 これから本日の会議を開きます。

    ◎議案第3号、議案第10号~議案第11号、議案第14号~議案第15号、議案第27号~議案第34号                       
〇森委員長 本委員会に付託された案件は、議案第3号 天売島ネコ飼養条例、議案第10号 乳幼児等医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例、議案第11号 羽幌町介護保険条例の一部を改正する条例、議案第14号 羽幌町水洗便所改造等補助金条例の一部を改正する条例、議案第15号 羽幌町水洗便所改造等資金貸付条例の一部を改正する条例、議案第27号 平成24年度羽幌町一般会計予算、議案第28号 平成24年度羽幌町国民健康保険事業特別会計予算、議案第29号 平成24年度羽幌町後期高齢者医療特別会計予算、議案第30号 平成24年度羽幌町介護保険事業特別会計予算、議案第31号 平成24年度羽幌町下水道事業特別会計予算、議案第32号 平成24年度羽幌町簡易水道事業特別会計予算、議案第33号 平成24年度羽幌町港湾上屋事業特別会計予算、議案第34号 平成24年度羽幌町水道事業会計予算、以上13件を一括議題とします。
 お諮りします。既に本会議において平成24年度各会計予算の提案理由の説明が終わっておりますので、本委員会では一般会計予算、各特別会計予算及び水道事業予算の内容説明を財務課長及び建設水道課長に求めることにしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇森委員長 異議なしと認め、ただいま説明した順序に従って進めることに決定しました。
 それでは、一般会計予算及び各特別会計予算の内容説明を求めます。
 財務課長、品野万亀弥君。

〇品野財務課長 それでは、お配りしております予算説明資料に基づきまして概要をご説明させていただきます。一部町長の提案理由説明と重複する部分がございますが、ご了承いただきたいと思います。
 それでは、1ページをお願いいたします。予算総括表でございます。1の表では、会計予算の状況の表、各会計別に24年度の予算と前年度の予算を比較いたしましてあらわしております。一般会計と6つの特別会計を合わせた総額を合計欄に記載のとおり83億8,030万円、当初予算比較では0.9%の増加となっております。下段の2の表では、一般会計予算の前年度伸び率を平成13年度からあらわしております。24年度との比較では2.3%の増となっている状況でございます。増減の内訳につきましては、後ほど説明をさせていただきます。
 次に、2ページをお願いいたします。一般会計予算の概要でございます。1の歳入の状況、(1)の町税でございます。前年度対比で4,029万3,000円、5.7%の減少を見込んでおります。これは、長期にわたります景気の低迷により町民税の個人分で前年対比1,991万8,000円、7.2%の減及び固定資産税で評価替えとなりますことから前年度対比1,363万8,000円、5.6%の減がその主な要因でございます。次に、(4)の地方交付税でございます。交付税につきましては、地方財政計画では地方交付税の出口ベースで0.5%の増加を見込んでおります。町長の提案理由でも申し上げておりますけれども、普通交付税につきましては平成23年度の決定状況及び景気の低迷等から交付団体の増加がさらに見込まれることなどを勘案いたしまして、前年度対比500万円の0.2%の微増で28億4,100万円を見込んでおります。特別交付税につきましては、23年度分が確定していない段階でございますけれども、不確定要素が多分にありますが、22年度の決定額の25.6%の減少の2億200万円を見込んでございます。地方交付税総額では30億4,300万円、前年度対比で3,600万円、1.2%の減少を見込み、計上いたしたところでございます。次に、(5)の繰入金でございますが、町長からの提案理由で述べておりますので、省略をさせていただきますが、減債基金及び財政調整基金が増加をいたしてございます。次に、(6)、町債でございます。町長の提案理由で述べておりますので、省略をさせていただきます。
 次に、一番下になりますけれども、2の歳出の状況では予算総額に対する経常費と臨時費の内訳を載せてございます。ごらんをいただきまして、説明は省略をさせていただきます。
 次に、3ページをお願いいたします。科目別収入内訳を示しておりますが、それぞれの収入科目ごとに一般財源、経常特定財源と臨時特定財源に分けております。ごらんをいただきまして、全体の説明は省略をさせていただきますけれども、表の右側の合計のところで収入の多い上位3つを丸つき数字で表示をしております。地方交付税、町税、町債の順となっております。
 次は4ページをお願いいたします。科目別歳出内訳の総括表でございますが、その内訳を次の5ページから6ページで説明をさせていただきます。
 5ページをお願いいたします。5ページの経常費では、議会費から款別にあらわしておりますけれども、表の右側から2つ目の増減欄の網かけをしているところでございますが、当初予算で対前年との増減額をあらわしております。一番下の合計で5,787万9,000円の増加となっております。増減の主なものを申し上げますと、1款議会費の894万9,000円、18.0%の増加は、議員年金制度廃止に伴う経過措置負担分等938万1,000円の増及び常任委員会等の道外視察旅費等253万2,000円の増と議員報酬10%カットによる238万3,000円の減などによるものでございます。4款衛生費で2,338万円、6.2%の減少は、衛生施設組合負担金1,325万3,000円及び簡易水道会計繰出金784万4,000円の減がその主なものでございます。6款農林水産業費の8,484万7,000円と大幅な増加となっておりますのは、中山間地域等直接支払事業交付金8,485万7,000円が臨時費にて計上しておりましたが、経常費へ移行したことによるものでございます。7款商工費の897万円、34%の増額は、サンセットビーチ管理及び離島公園管理904万9,000円が臨時費から経常費へ移行したことによるものでございます。次に、12款公債費の6,452万5,000円、7.2%の減少は、起債償還金で元金分で5,530万1,000円及び利子分で1,020万5,000円の減少によるものでございます。13款諸支出金の2,668万9,000円、3.0%の増加は、給料及び職員手当で686万2,000円の増及び共済費で共済組合負担金など1,982万7,000円の増によるものでございます。以上が経常費の増減の主な内容でございます。
 次に、6ページをお願いいたします。臨時費を款別にあらわしておりますが、増減の主なものだけを申し上げます。2款総務費で7,338万6,000円、37.1%の減少は、離島航路欠損補助1,714万5,000円の増加と、減少するものでは事業等完了によります電算各システム更新料5,966万3,000円及び戸籍電算システム導入2,731万1,000円の減少などによるものでございます。3款民生費で2,560万5,000円、44.0%の減少は、社会福祉協議会へ貸し付けをいたしておりました福祉施設運営適正化貸付金2,500万円につきましては、23年度をもって貸し付けを終了するためでございます。4款衛生費で967万円、6.2%の増加は、ドクターヘリ用ヘリポート整備4,417万3,000円の増加及び減少するものでは広域火葬場施設整備事業2,476万1,000円及び簡易水道事業繰出金で1,252万3,000円は曙地区井戸の掘削事業終了等によるものが主なものでございます。6款農林水産業費で2億966万1,000円、83.9%の増加は、漁協新水産物荷さばき施設事務所整備補助3億810万円の増加及び減少するものでは先ほど経常費でご説明をいたしました中山間地域等直接支払交付金8,485万7,000円につきましては臨時費から経常費へ移行によるもの及び地籍調査事業費2,805万4,000円の減少などがその主なものでございます。7款商工費で1,766万6,000円、16.7%の増加は、サンセットプラザ設備等維持補修費で2,355万2,000円の増加及び先ほど経常費でご説明いたしましたサンセットビーチ管理運営費486万4,000円が臨時費から経常費へ移行となったことによる減少などによるものでございます。8款土木費で9,858万1,000円、26.2%の減額は、国直轄港湾整備事業負担金8,540万円の減少がその主なもので、事業費の減少によるものでございます。次に、10款教育費で6,709万2,000円、84.5%の増加は、給食センター設備機器等維持補修費1,326万5,000円の増額及び総合体育館アリーナ屋根改修等5,110万2,000円の増額がその主なものでございます。以上が臨時費の増減の内容でございまして、臨時費総体の合計では7,212万1,000円の増加となったものでございます。
 次に、7ページ、8ページをお願いいたします。この表は、節別に集計したものでございます。ごらんをいただきまして、ご理解をいただきたいと思います。説明は省略をいたします。
 次に、9ページをお願いいたします。この9ページから23ページまでは、本年度の臨時的事業を事業ごとに簡単な事業内容と事業費、財源内訳を記載しております。前段の増減理由等でご説明をいたしているものもございますが、その主なものにつきましてご説明申し上げます。
 まず、10ページをお願いいたします。2款総務費で7番の姉妹都市交流事業で姉妹友好町村行政視察研修事業70万円でございますが、平成16年度を最後に休止をいたしておりましたが、昨年度内灘町の管理職一行が本町を訪れたのを契機に交流再開の機運が高まりまして、改めて職員交流を実施し、友好のきずなを深めるとともに、行政運営にも生かしていきたいというふうに考えておりまして、本年は10名程度を予定をいたしているものでございます。
 次に、3款民生費、2番の障がい者福祉事業で、12ページの一番上段になりますけれども、障がい者等地域生活支援事業502万1,000円は、障がい者の自立した生活を支え、また抱える課題の解決や適切なサービスの提供やきめ細かな支援をするため相談支援事業者に委託をし、事業を実施するものでございます。
 次に、4款衛生費、1番の医療対策予防事業でドクターヘリ用ヘリポート整備事業4,417万3,000円は、道立羽幌病院に隣接する用地に緊急着陸用ヘリポートを整備し、効率的な活用を図るものでございます。同じく離島救急患者搬送用携帯上屋作製補助135万2,000円は、救急搬送に漁船を使用する際に風雨や波しぶきなどから患者や家族を守り、安全に搬送するための携帯上屋を作製するため天売救急搬送協議会へ補助をいたすものでございます。同じく乳幼児医療給付拡大事業503万7,000円は、現行制度に小学生の外来診療も補助対象とし、一部負担の全額を町単独事業で助成をし、子育て支援の一助とするものでございます。13ページ、同じく3番の廃棄物収集処理事業でございます。産業廃棄物埋め立て処理適正化事業補助800万円は、産業廃棄物の埋め立て処分場の埋め立て量が計画を大幅に超え、北海道から改善指導を受け、その適正化を図る必要があることから、羽幌産業廃棄物埋立処理場運営委員会へ補助をし、その改善を図るものでございます。事業費の約半分の助成を行う予定といたしております。
 次に、14ページ、農林水産業費、2番の農業振興事業の農業後継者対策補助800万円でございますが、本事業につきましては昨年度制度化をいたしたものでございますが、農業後継者の収量及び収益を確保し、定着の促進を図るため農地取得経費等の一部を助成するものでございます。賃貸が1件、売買9件に対する助成を予定いたしているものでございます。次に、15ページ、8番の林業振興事業で森林整備地域活動支援交付金535万3,000円は、国の森林・林業再生プランの実現に向けまして森林施業の集約化を行い、作業効率化の向上等を図る必要があるため、森林所有者との合意形成等に必要な活動に対する支援及び既存の作業路網に対する点検や改良に係る活動等に対し支援するものでございます。24年度から28年度までの継続事業となってございます。次に、16ページ、10番の水産業振興事業で漁協新水産物荷さばき施設事務所整備補助3億810万円は、中央埠頭の供用開始にあわせて老朽化した施設の改修等に対し支援をするものでございます。次に、12番の野生動物保護対策事業220万3,000円は、天売島の海鳥繁殖数が激減している要因の一つとして野猫による捕食圧がその要因との指摘があり、猫飼育方法などを条例化し、猫対策等の施策を実施するものでございます。
 次に、17ページ、7款商工費の1番、商工業振興で羽幌町商工会商店街活性化事業補助140万円は、商店街の停滞に歯どめがかからず、にぎわいのためその創出と活性化対策を工夫し、効果的な事業を展開しなければならず、その振興策につきまして北海道商工会連合会等の補助も活用しつつ、基礎調査として通行量調査や空き店舗を活用した休憩施設の提供などを試行実施することに対し支援するものでございます。総事業費は250万円でございます。空き店舗を活用した休憩所の設置やニーズ調査などを実施する内容でございます。18ページ、同じく商工費、5番のサンセットプラザ管理事業でホテルの設備等維持補修3,755万2,000円は、ボイラー更新及び浴場シャワーの改修等を行うものでございます。
 次に、8款土木費でございます。19ページ上段の5番、港湾建設事業で旅客上屋案内看板製作設置費1,092万1,000円でございますが、フェリーターミナルが中央埠頭に改築移転をするため案内標識を設置するものでございます。7基の設置を予定いたしております。同じく12番、住宅改修促進事業で住宅改修促進助成420万円は、当初予定の最終年となります。補助限度額20万円の21件分を計上いたしてございます。
 次に、20ページ、10款教育費、1番、学校教育振興事業で羽幌高等学校教育振興会補助350万円は、クラブ活動等への助成でございますが、保護者負担等の軽減の一助として前年度200万円を補助をいたしておりますが、150万円を増額いたすものでございます。次に、21ページ、同じ教育費で2番、学校施設整備事業で羽幌小学校改築事業595万5,000円は、羽幌町小学校改築に向けまして現況測量、地質調査等及び先進地視察等実施に伴う関係費用を計上いたしてございます。同じく6番給食センター管理事業で設備、機器等補修1,503万3,000円は、貫流蒸気ボイラー及びマイコンスライサーなど取りかえ更新によるものでございます。同じく教育費の11番、体育施設管理運営事業で総合体育施設設備等維持補修費5,110万2,000円は、アリーナ屋根改修がその主な内容でございます。
 以上で24年度の主な事業の説明を終わりまして、次の24ページをお願いいたします。24ページから27ページまでは、特別会計の概要でございます。内容につきましては、町長からの提案理由をもってごらんをいただきまして、私からの説明は省略をさせていただきます。
 28ページをお願いいたします。給与費予算調書でございますが、ここには議会議員、町の特別職、それから定数内一般職員及び準職員、そして嘱託職員の報酬を含めました人件費の状況でございます。増減額の合計だけで見ていただきますと、一番下の一番右側でございますが、額の増減で言いますと23年度と比べまして3,147万3,000円の人件費の増となっているものでございます。内容は、経常費の増減でご説明をいたしたとおりでございます。
 次に、29ページの地方債の資料をお願いいたします。一番下の総合計の欄でございますが、左下の22年度末の残高112億4,835万2,000円が右から3番目の24年度末残高の見込みでは104億1,405万5,000円となる見込みでございますが、それを起債区分ごとに内訳を載せてございます。この状況でいきますと、8億3,429万7,000円が減少する見込みとなっております。また、このうち後年度に交付税で補てんされる額は、表の右から2番目にありますように24年度末残高に対し、約62億5,773万5,000円、約60%ほどと見込んでおります。
 次の30ページでございますが、北留萌消防組合予算の概要、それから次の31ページは羽幌町外2町村衛生施設組合の予算の概要でございます。ごらんをいただきまして、説明は省略をさせていただきます。
 以上で予算説明資料によります内容の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議くださいますようお願いを申し上げます。

〇森委員長 次に、水道事業会計予算の内容説明を求めます。
 建設水道課長、山口芳徳君。

〇山口建設水道課長 それでは、引き続きまして私のほうからきのうの町長の提案理由と重複いたすところがございますけれども、平成24年度羽幌町水道事業会計予算、予算書に沿いましてその内容説明をさせていただきます。
 最初に、23ページから説明させていただきます。平成24年度羽幌町水道事業会計予算実施計画説明書、収益的収入及び支出でございますが、本説明書は消費税込みの金額で記載しております。それでは、1款水道事業収益、1項営業収益でございますが、1目の給水収益は収益的収入の9割以上を占める水道使用料で2億4,037万2,000円を計上しております。この金額につきましては、対前年比で約98万1,000円の減額となっております。
 次に、24ページをお願いいたします。2目その他の営業収益でございますが、水道使用料の徴収委託料430万円が主なもので、そのほかに給水装置手数料、検査手数料、雑収益合わせまして合計619万6,000円を計上しております。
 次に、25ページをお願いいたします。2項の営業外収益でございますが、定期預金の利息100万円を含む100万7,000円を計上しております。
 次に、26ページをお願いいたします。続きまして、支出の部でございます。まず、1項営業費用、1目原水及び浄水費でございますが、対前年比20万1,000円増の5,847万8,000円を計上しておりますが、27ページの修繕料及び工事請負費における臨時的経費の増減によるものでございます。
 ここで予算書の一部訂正をお願いいたします。ただいま申しました27ページの工事請負費、節の番号が23節となっておりますが、正しくは22節でございますので、22というふうに訂正をお願いいたします。まことに申しわけございません。
 24年度では高台配水及び送水ポンプ、テレメータ更新などを予定しており、それぞれ修繕料で341万5,000円、工事請負費で770万3,000円を計上しております。
 次に、28ページをお願いいたします。2目配水及び給水費でございますが、対前年比829万6,000円増の5,120万1,000円を計上しております。29ページの工事請負費における量水器取りかえ工事の増額が主なものでございます。
 次に、30ページをお願いいたします。3目総係費は、公営企業職員の人件費や内部管理費が主なものでございます。対前年比1,846万7,000円減の3,343万1,000円を計上しておりますが、これは23年度まで4名分計上していた人件費を1名減じて3名分としたことが主な原因となります。また、31ページの委託料で23年度に実施した電算システムの更新分が514万5,000円の減となっております。
 次お開き願います。33ページでは、4目の減価償却費として5,149万1,000円、5目の資産減耗費として29万4,000円を計上しております。
 次に、34ページをお願いいたします。2項営業外費用は、借り入れに係る起債の利息2,903万2,000円に一時借入金利息22万円を加えた2,925万2,000円を計上いたしたものでございます。
 2目の消費税につきましては、水道料金などの仮受消費税から水道事業費用の仮払消費税を差し引きまして800万円の納付を予定しております。
 次の35ページ、資本的収入及び支出でございますが、資本的収入はございません。
 次に、36ページをお願いいたします。資本的支出でございますが、1項建設改良費、1目設備拡張費で520万8,000円は、港湾地区及び栄町地区の配水管を布設、2目設備改良費で327万4,000円は羽幌浄水場の外壁を補修するものであります。
 次の37ページ、2項の企業債償還金2億6,134万2,000円ですが、これは平成15年度までの借り入れ分の元金償還であります。通常償還分8,691万4,000円のほかに補償金免除繰上償還分として1億7,442万8,000円を計上いたしております。
 次に、3ページに戻って説明させていただきます。3ページ、4ページは、先ほど説明いたしました23ページから34ページの内容の総括表となっております。本表は税込みの数値でありますが、3ページの収入予定額2億4,757万5,000円から次の4ページの支出予定額2億3,422万8,000円を差し引きまして1,334万7,000円の黒字となる見込みでございます。
 次の5ページをお願いいたします。資本的収入及び支出の総括表でございますが、先ほど35ページから37ページでご説明したとおりで資本的収入はありませんので、資本的支出2億6,982万4,000円の不足分は損益勘定留保資金及び減債積立金で補てんしようとするものでございます。
 次の6ページをお願いいたします。この表は、前年度決算見込額と当年度の予定額を比較しておりますが、これは内部留保資金も含めた現金、預金に係る資金余裕額を示すもので、23年度の決算見込額は4億4,285万9,000円となり、当年度の予定額は繰上償還の影響により2億1,553万3,000円となる見込みでございます。
 次に、7ページから11ページまでにつきましては、給与費の前年度比較及び増減の明細書であります。ごらんいただきまして、説明は省略させていただきます。
 次の12ページをお願いいたします。19年度より浄水場等の運転管理業務を委託しておりますが、22年度にその業務をさらに3年間延長したことから、それに関する債務負担行為調書となっております。
 次の13ページから16ページは、平成24年度末時点での水道事業の財政状況を示す予定貸借対照表でございますが、繰上償還の影響によりまして資産及び資本がそれぞれ減少する見込みでございます。
 次、17ページでございます。次に、17ページ、18ページの平成23年度予定損益計算書は経営成績を示すものですが、18ページの下段に記載のとおり、23年度純利益として2,896万7,000円の利益が発生する予定でございます。
 次の19ページから22ページにつきましては、平成23年度の予定貸借対照表でありますが、全体的な財政状況をあらわしているもので、ごらんいただきまして、内容の説明は省略させていただきます。
 以上、水道事業の予算説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。

〇森委員長 以上で予算内容説明を終わります。
 お諮りします。関連議案及び各会計予算の質疑、討論、採決に入る前に、各会計予算の内容等についての調査を提案者側の出席を求めながら行い、その後それぞれの案件の総括質疑を行いたいと思います。これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇森委員長 異議なしと認め、ただいま説明した順序に従って進めることに決定しました。
 それでは、各会計予算の内容調査を行います。
 まず、進め方としては、一般会計については歳出の款ごとに区切り、歳入は一括して調査を行うこととし、各特別会計及び水道事業会計は会計ごとに歳入歳出一括して調査を行いたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇森委員長 異議なしと認め、ただいま説明した順序に従って進めることに決定しました。
 初めに、羽幌町一般会計予算の歳出から始めます。
 質問、答弁においては、簡潔、明瞭な発言をお願いします。
 説明員入れかえのため、暫時休憩します。

休憩 午前10時35分
再開 午前10時44分

〇森委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。
 第1款議会費、77ページから78ページまで質疑を行います。
 なお、委員の質疑に関しては、わかる方は目かページ数、もしくは予算説明資料であれば予算説明資料のどこということで指定していただければスムーズに進みますので、ご協力よろしくお願いいたします。
 質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇森委員長 これで質疑を終わります。
 次に、第2款総務費、79ページから103ページまで質疑を行います。
 2番、金木直文君。

〇金木委員 2款総務費では2点質問をさせていただきます。
 まず、これはちょっと項目にないので、どういうことかということでお聞きしたいのですが、先ごろ常任委員会ではなかったですか、特別委員会ですか、のほうで説明されました次期実施計画の中で、これは確かに素案といえば素案だったと思いますが、実施計画の中では役場庁舎耐震化事業という項目で24年度約800万ほどの計画であるということで説明があったわけですが、この予算書の中では盛り込まれていないようであります。いろいろその後検討した後こうなったのかと思いますが、現在この役場庁舎の耐震化という事情はどの程度の優先度というのか、その辺の度合いをどのように考えておられるのかお聞きしたいと思います。

〇森委員長 総務課長、井上顕君。

〇井上総務課長 お答えいたします。
 ただいま金木委員のご質問の中の役場庁舎の耐震化の部分だと思います。それで、今回耐震化ということで耐震化診断ということで当初総務課といたしましても800万ほど予算を計上いたしましたが、もろもろの諸事情ございまして今回は見送りという形でなっております。
 また、優先度という話出ましたけれども、近年マスコミのほうでも結構言われていますが、こういった役場庁舎の耐震というのは非常に大事だと、重要であるという部分加味しまして、また25年度に向けて何とか予算措置できるような形で我々も頑張っていきたいと思います。

〇森委員長 2番、金木直文君。

〇金木委員 当町は今いろんなハードの事業メジロ押しということでありまして、役場庁舎もまたさらにかといういろんな町の意見や声なども聞かれるのかもしれませんけれども、昨年のような大きな災害となれば、まず第一にこの役場庁舎が災害本部ということになるだろうと思います。それが何年でしたか、平成15年だったですか、震度5弱のときには1階ロビーのガラスが割れるなどというような状況もありましたし、やはり大きな災害にはしっかりとした役場庁舎であってほしいという町民の願いもありますでしょうから、ぜひその辺次年度に向けても検討していっていただきたいということで思っております。
 続けて2点目のほうでお聞きしますけれども、これは86ページで、下のほうで工事請負費で町有施設下水道接続工事費で1,200万円ほど計上されています。結構大きな金額だと思いますが、どのような施設をお考えなのでしょうか。

〇森委員長 暫時休憩します。

休憩 午前10時49分
再開 午前10時49分

〇森委員長 会議を開きます。
 財務課長、品野万亀弥君。

〇品野財務課長 お答えいたします。
 町有施設の水道関係の接続の関係でございます。本年度24年度予定しておりますのは、北4条団地が4棟8戸、それと南団地の2階建てのほうが2棟の12戸を予定している内容でございます。

〇森委員長 6番、磯野直君。

〇磯野委員 93ページ、自治振興費、説明書の9ページの離島航路運航補助、欠損補助の部分ですけれども、今年度4,018万ほどついております。昨年度は2,303万ということなので、倍とは言わないですけれども、その近くはついているのですけれども、これについていわゆる補助率が変わったのか、それとも赤字がふえてこういう数字になったのか説明願います。

〇森委員長 町民課長、藤岡典行君。

〇藤岡町民課長 お答えをいたします。
 一言で言えば実績欠損額が拡大したということでございます。離島航路の収支ですが、20年度までは実質欠損が1億2,000万ぐらいに抑えられておりましたけれども、21年度から大きく拡大しまして、1億7,000万台まで赤字が拡大しております。21、22、23と1億7,000万から8,000万の幅で大体横ばいで推移をしてまいりました。ちなみに、23年度で申しますと1億7,000万の実質欠損だったわけですけれども、それに対しましてまず24年度は実質欠損が2億に膨らんでおります。約3,000万赤字がふえたということでございます。
 それと、もう一つ、国の補助金を確定する際の計算の基礎になりますのは、実質欠損ではなくて標準欠損額というものをベースにして計算をします。これは、全国の離島航路の標準的な賃率ですとか標準単価を使って算定するわけですけれども、その標準欠損額がその年によってばらつきがあるということがあります。それで、実質欠損と標準欠損との比率、我々は国庫補助率という言い方をしておりますけれども、これがその年によってやはりばらつきがあるということで、21、22は80%台で非常に高い補助率に支えられてきたという経緯がございましたので、欠損額が膨らんでいたのですけれども、道、町の補助については最小限度で済んだということがございます。23年度、先ほどご質問にありました当初予算2,300万ということの町補助額でありましたけれども、これにつきましても実は補正で1,000万補正を組ませていただきまして3,300万最終的に町補助をしております。これは、今申し上げました標準欠損額が想定よりもずっと少なくなりまして、今言いました補助率の換算でいくと60%にまで落ちてしまったということでございます。したがいまして、24年度の予算においても補助率60%を見込みまして、実質欠損の2億に対する60%ということで標準欠損額については1億2,000万、これがほぼイコール国の補助額ということになりますけれども、差し引き8,000万赤字になりますので、この分を道と町が協調補助をするということで、50%ずつの補助でありますので、4,000万ということで今年度予算に計上させていただいたということです。

〇森委員長 6番、磯野直君。

〇磯野委員 国のほうの補助率が80%から60%に減らされたということなのですけれども、これは要するに国のほうで今まで認めていたものを認めなくなってしまったというふうに理解していいのでしょうか。

〇森委員長 町民課長、藤岡典行君。

〇藤岡町民課長 補助対象の経費が見直されるということではございません。あくまでも先ほど申しました全国の離島航路の標準値ということになりますので、その年々の全国の離島航路の収支の状況をプールで見て平均値を出すというような形で、そこから標準単価を求めて計算をするという形で標準欠損額が出ますので、基本的には補助対象経費の見直しということではありません。ただ、この標準欠損額を算定する際にそういった作業をするわけですけれども、毎年離島航路の収支の状況が変わることによって標準欠損が上下する。あわせて国のそのほかの予算の事情も相当影響しているのだろうなというふうに考えております。かつては70億台まで、補正予算を組んで70億台まで離島航路の補助が予算づけされていたものが40億台までに減額されているという事情がございまして、昨年度はそういう国の大きな予算の減額の中での標準欠損額の減という状況と重なって1,000万の大型補正をしたという経緯もございますので、今後国の予算についても横ばい、もしくは漸減する傾向はあってもふえることはなかなかないだろうというふうに見ております。

〇森委員長 6番、磯野直君。

〇磯野委員 いずれにしろ、いずれにしろというか、最終的にはその特交である程度補てんされるのだろうということは、ある程度というか、かなりの部分は補てんされるのだということは理解はしていますけれども、ただだんだん、だんだん欠損がふえていって、町の負担もふえていくと。ただ、ではそれをどう解消するかといってもなかなか島の人口を見れば、これは島の人がどう努力しようとなかなかそれは難しい話だと思うのですが、そういう中で行政としてもだんだん、だんだん、ただただふえていくということを黙って目つぶってということにもならないのでしょうけれども、会社の経営努力、それからいわゆる観光客をふやして収入をふやすだとか、そういうことに対して町はどのような対応をなさっているのですか。

〇森委員長 町民課長、藤岡典行君。

〇藤岡町民課長 お答えをいたします。
 まず、1つは、経費の徹底的な洗い直しで、削減できるところをさらに進めていこうということで協議をしております。先般も事業者と北海道と羽幌町、3者で協議をしたところでございます。これまで経費の削減は、事業者が数年かけて見直しを行ってまいりました。例えばその一つが役員報酬のカットですとか、あるいは船員に支給する食事の現金給付を現物給付に変えるですとか、そういったことで数百万ベース、あるいは1,000万前後ですが、1,000万ぐらいの経費削減をしてきております。さらに削減するべきところはということで先般道庁で協議をしたところまだ幾つかございまして、さらなる削減ができるねということで、そこをこの二、三年の間にこのぐらいをめどに削減をしてくださいというようなことで要望したところでございます。引き続きこういった経費の削減については続けていくことが1つ。それから、いま一つは、収入をいかに安定的に保つかということになるわけですけれども、1つは航路改善計画にのっとりまして高速船の代替建造を進めていくということで、これについては既に先ごろ発注をしたところでございます。25年の港湾の整備とあわせて25年度からの就航ということで予定をしております。
 それから、それ以外にさまざまないわゆる入り込み客をいかに減らさない対策を講じるかということに関しましては、いろいろ関係機関との協議をしておりますが、その一つが振興局が主導する任意の協議会がございまして、振興局と町と事業者、あるいは関連事業ということで沿岸バスさん、それから観光協会さんですとか商工会さん等々に集まっていただきまして協議をしてきた経緯がございます。なかなかまだ具体的なところまで踏み込んだ協議には至っておりませんけれども、引き続き観光振興等々を中心に協議を進めたいなというふうに思っています。

〇森委員長 4番、寺沢孝毅君。

〇寺沢委員 予算書93ページの循環バス運行負担金399万円というところについて質問いたします。
 これほっと号の運行に関する部分かと思いますけれども、そのほっと号の乗客等については監査報告でもこれまで触れられてきておりますが、改めて運行の便数、それから利用者の動向をちょっと確認させてください。

〇森委員長 暫時休憩します。

休憩 午前11時00分
再開 午前11時00分

〇森委員長 会議を開きます。
 町民課長、藤岡典行君。

〇藤岡町民課長 ほっと号でありますけれども、1日3便の運行でございます。利用者数でございますが、毎年順次ふえてまいりまして、今5,000人台で、19年から5,000人の大台に乗りまして、H20年の5,900名余をピークにしまして、21、22と5,800、5,700ということで推移しています。

〇森委員長 4番、寺沢孝毅君。

〇寺沢委員 来年の4月1日から中央埠頭が供用開始になります。これに伴ってほっと号の運行経路等変更するような検討というのは現状でされておりますか。

〇森委員長 町民課長、藤岡典行君。

〇藤岡町民課長 これに対応するためにほっと号の経路を変えるという具体的な協議はいたしておりません。沿岸バスさんともちょっとお話をしておりますけれども、新たに中央埠頭ができて、そこのアクセスをどうするかということですが、バス事業者さんとしてはその対応を考えておりまして、例えばシャトルバスですとか、あるいはオンデマンドなジャンボタクシーのようなものの運行ですとか、そういったものをいろいろ選択肢を幾つか選んで検討されているということですので、その辺あわせてほっと号ということの選択肢もひとつ含めて今後協議をさせていただきます。

〇森委員長 4番、寺沢孝毅君。

〇寺沢委員 この件については、先般の常任委員会でもちょっと挙げさせていただいたのですが、何せ1年後に迫った中央埠頭の供用開始でございますので、例えばバス路線を新たに設けるということになるとそれなりの申請の時間を要することにもなりますし、これは結構本当に新年度始まったら速やかなバス会社との協議というのは必要になろうかと思いますので、その点よろしくお願いしたいと思います。
 担当所管は、町民課ということでよろしいのでしょうか。

〇森委員長 町民課長、藤岡典行君。

〇藤岡町民課長 はい、町民課です。

〇森委員長 8番、橋本修司君。

〇橋本委員 予算説明書の9ページの地上デジタル放送のことなのですが、地上デジタルについては見れないところは今ないと思います。しかし、農村部のほうの山合いのところ行きますと、共同アンテナを使用して地デジを見ているというふうに聞いております。その共同アンテナの設備が相当老朽化して、今にでも壊れる状態だというふうに聞いておりまして、以前担当課のほうにもお話をしたことがあるのですが、なかなか新たな方法をやるとお金もかかるというようなことで、いろいろ検討しているというようなお話だったのですが、現在のところどんな状況になっているのかお話を聞きたいと思います。

〇森委員長 政策推進係長、伊藤雅紀君。

〇伊藤総務課政策推進係長 お答えいたします。
 昨年曙地区の代表の方からそういう今整備されております同軸ケーブルにつきまして老朽化が著しいということで、光ケーブルにて新たに整備したいという要望をいただいております。その地区のほうで整備費用をある程度どれくらいかということで算定していただきまして、おおむね900万程度改修に要するということで、そのうち一部曙地区においても負担できるということであったのですけれども、今現在町といたしまして町の単費等の支出も結構大きくなるものですから道と協議いたしまして、現在のところは平成25年度の地域づくり総合交付金のほうに要望している段階であります。ただ、24年度に予定しておりましたオロロン農協の関係のがちょっと違う国の交付金が活用できるのではないかという情報も今ありますので、今現在のところは25年度で要望しておりますが、もしか状況によっては24年度の整備ということも検討しながら、今現在担当地区及び道と協議を進めているところであります。

〇森委員長 8番、橋本修司君。

〇橋本委員 だんだん曙地区も戸数が減ってとはいいましてもやっぱり農業振興と、あと防災も含めてきちっとしたそういう放送網というのですか、そういうのも必要だと思いますので、ぜひよろしくお願いをいたします。
 それから、もう一つですが、予算説明書の10ページのこれはどこに当たるのかわからないのですが、固定資産情報家屋管理事業にあえてくっつけたいと思いますが、以前から町の空き家情報ということでホームページで、町営住宅の空き家情報は今ホームページで掲載されていると思いますが、民間の人が出た空き家を、以前もお話ししたことあるのですが、それを何とか町民に周知できる方法ないかということで、なかなか実現はしていなかったのですけれども、最近新聞等でも各地でそういうものをホームページを利用して空き家情報を載せるということが多くなってきているように感じています。それやることによって定住というのですか、地方から羽幌町に住むということも容易になりますし、また転勤族もある意味そういう情報があればすごく活用できるのではないかという意味も含めて今後そういう検討される余地があるかどうかをお聞きいたします。

〇森委員長 暫時休憩します。

休憩 午前11時07分
再開 午前11時08分

〇森委員長 会議を開きます。
 町民課長、藤岡典行君。

〇藤岡町民課長 町民課のほうの所管事業の住宅政策ということになりますと主は公営住宅でございますので、公営住宅に関しましては当然常時ホームページで空室の状況等を出しております。それと、民間賃貸住宅につきましても一応それぞれ一覧という形でホームページには載せてございますけれども、ただいまご指摘ございました民間の空き家になったいわゆる一戸建てのところがメーンかなと思いますけれども、そういったところの情報については実は我々もしっかりと把握しているという状況にはございません。ただ、今ご指摘ございましたようにいろんな動きとして町村が積極的にそういう空き家情報を住民に流すというような動きがあるのも我々も見聞きしておりますので、今後の検討課題にしたいなと思っております。

〇森委員長 8番、橋本修司君。

〇橋本委員 羽幌には不動産業者がいないからそういうことになるので、余り不動産業者がいれば商売の影響になると思いますけれども、羽幌みたいな小さな町でしたらそういうことも可能かなというふうに思います。
 以上です。

〇森委員長 7番、平山美知子君。

〇平山委員 予算説明書の9ページの環境美化事業のところなのですが、羽幌町はごみ分別化していますけれども、このボランティア清掃用のごみ袋製作ということでは、これも分別された袋でやっているのですか。そしてあと、もう一つ、大きさ、袋の。

〇森委員長 暫時休憩します。

休憩 午前11時10分
再開 午前11時11分

〇森委員長 会議を開きます。
 町民課長、藤岡典行君。

〇藤岡町民課長 まず、ボランティアごみですけれども、これについては基本的には一般のように分別収集という形ではございませんので、すべて混入していただいて構わないということでございますので、プラですとか一般ごみその他いろいろまぜていただいて構わない。要するに町内会の春の清掃デー等にご使用いただいたり、あるいは学校のボランティア清掃活動で使っていただくというような形で配付しております。ただ、1つ訂正をさせていただきますと、燃えるごみと燃えないごみと2種類に分けるという形になっております。
 それと、大きさについては40リットルということです。

〇森委員長 7番、平山美知子君。

〇平山委員 年間これ何枚ぐらい製作しているのですか。金額が4万ということで上がっているのですけれども。

〇森委員長 町民課長、藤岡典行君。

〇藤岡町民課長 一応製作枚数は年間2,000枚ほど製作をしておりまして、そのうち1,500枚程度は毎年活用いただいているということでございます。

〇森委員長 6番、磯野直君。

〇磯野委員 説明資料の9ページの地上デジタルの件なのですが、改めて私のほうからも質問させてほしいのですが、民放5社に対しての中継放送所建設ということで奨励金ということで交付されるのですけれども、この中継所を建設する場所というのはどちら。これなぜ聞くかというと、離島地区で民放で1社不感地帯があります。特に西浦においてはTVHが全く受信できないという部分があるのです。そうすると、西浦は実はずっと稚内のほうを向けているものですから、そちらに中継所ができれば受信できるのですけれども、その中継所の場所というのはわかりますか。

〇森委員長 政策推進係長、伊藤雅紀君。

〇伊藤総務課政策推進係長 お答えいたします。
 このデジタル放送施設奨励金の対象地区につきましては、朝日地区のほうにあります設備に係る奨励金となります。

〇森委員長 6番、磯野直君。

〇磯野委員 では、特に全般に、今言う朝日地区の不感地帯のための放送所という、そういう意味というふうに考えていいのでしょうか。

〇森委員長 政策推進係長、伊藤雅紀君。

〇伊藤総務課政策推進係長 済みません。朝日地区ということではなくて、朝日の山にある放送設備に対する奨励金となります。

〇森委員長 関連した質疑がある場合に、できれば手挙げるときに関連と言っていただければ、質問者が終了後ですけれども、優先して指名しますので、よろしく協力をお願いいたします。
 3番、小寺光一君。

〇小寺委員 2点ほどお伺いします。
 1点目が一般会計の98ページ、使用料及び賃借料の中の行政サービスコーナーについてです。町長の町政執行方針にも触れられていましたけれども、取り扱いの件数が減っているということで言われていますけれども、今年も予算づけがされていると。23年度の利用状況を教えていただけますか。

〇森委員長 暫時休憩します。

休憩 午前11時15分
再開 午前11時16分

〇森委員長 会議を開きます。
 町民課長、藤岡典行君。

〇藤岡町民課長 お答えします。
 23年度の利用状況ということでございますが、2月末現在までの数字がつい先ほど出まして、11カ月分ということですけれども、それによりますとまず開設日数が221日、利用人数が総数で374名となっております。内訳も必要でしょうか。よろしいですか。
 以上です。

〇森委員長 3番、小寺光一君。

〇小寺委員 今後それをリニューアルして、官民が一体となった情報発信基地としてリニューアルしていくという中で、今年度は同じ場所、同じ大きさの中でリニューアルを考えているのでしょうか、それともまた以降……来年度ですか、来年度24年度にどのようなリニューアルを行っていくかというのをもし計画があれば教えてください。

〇森委員長 町民課長、藤岡典行君。

〇藤岡町民課長 町長の執行方針で触れました行政サービスコーナーの見直しに関して、リニューアルをしてという表現で述べております。これにつきましては、町内のまちづくり政策会議の中で協議をした経緯がございまして、一応町民課のほうでどういった見直しをするかということで代替案を2案ほど示して協議をしてまいりました。まだ確定的なところには至っておりません。町政執行方針では一応あのような形で表現をさせていただきましたけれども、官民が一体となった情報発信基地という表現の仕方ですけれども、1つは今までの行政サービスコーナーをある程度見直しをして、いわゆる窓口業務的なものの件数が減っておりますので、総体は横ばいか、もしくはやや増ぐらいなのですけれども、窓口件数が減っているということで、そこはある程度廃止するものは廃止をするということで、より充実した形でいろんなさまざまな行政情報、いわゆる暮らしの情報というような形で幅広い情報提供をしていくというようなことは1つ方向性としてあります。
 それと、もう一つは、民という部分でございますけれども、これは観光協会さんや商工会さんとの協議がこれから必要になってくるわけですけれども、いわゆる観光案内所兼プレイガイドといいますか、いうような形での設置の仕方ができないのかなというふうに考えております。観光案内所は、文字どおりいろいろな観光情報を観光客や町内の方々に提供する、各種のパンフレット等を配置して、そういったものが1つと、もう一つ、プレイガイドというのはさまざまな商品券ですとか、さまざまな金券に該当するものになるかと思いますけれども、そういったものを販売をするというようなコーナーを併設するというような形ではどうかなということでいろいろ考えておりまして、まだ素案がそんな形でちょっと雑駁な形になっておりますけれども、今後そういった民間の関係機関と協議をしながら、よりいい形を目指したいなと考えております。できればもう少し早くに協議をしたいなと思っていたのですけれども、年度末が近くなってしまいましたので、今年4月からというわけにはいかなくなりました。できれば半年なり、1年かけてそこは協議を調えてリニューアルできたらなというふうに考えております。

〇森委員長 3番、小寺光一君。

〇小寺委員 今の現状ですと、職員の方が1日交代で年間何回かずつ交代でやるような感じだと思うのですけれども、専門職までいかなくても、よりいいサービスを提供できるような考えをよろしくお願いします。
 もう一つ、予算説明書の10ページの姉妹都市交流事業についてお伺いします。姉妹都市等のイベント派遣事業ということで40万の予算がついています。これも執行方針の中で触れられている内灘町夏まつりのことだと思いますが、この日程と、職員が行っての出店なのか、それとも町民を踏まえた中での出店を予定しているのか教えてください。

〇森委員長 総務係長、酒井峰高君。

〇酒井総務課総務係長 お答えします。
 日程につきましては、まだ確定ではないのですけれども、今のところ情報によりますと7月の28日の土曜日ということで情報は得ております。
 また、派遣なのですけれども、今のところは職員を2名派遣したいということで考えております。

〇森委員長 3番、小寺光一君。

〇小寺委員 その下の姉妹友好町村行政視察研修事業ということでも70万ついているので、もし視察研修とそういう派遣をうまく組み合わせることでもっと効果の上がるような方法が考えられたらいいのかなと思いました。いい事業になるようによろしくお願いします。
 以上です。

〇森委員長 ほかに質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇森委員長 これで質疑を終わります。
 次に、第3款民生費、105ページから118ページまで質疑を行います。
 2番、金木直文君。

〇金木委員 民生費では、私は保育所、保育事業に関連した内容で大まかに2点ほど質問をさせていただきます。
 まず、保育士の賃金等に関してですが、116ページの常設保育所費の中で園長ほか臨時保育士の方等の金額が出されております。私の記憶がもし違っていれば後で指摘していただきたいのですが、昨年の暮れごろにたしか4名ほどの保育士の募集をされていたかなと思います。年が明けてもさらに1名と、それから調理員の方ですか、の募集もされていたと記憶しておりますが、ちょうど年度がわりに向けて、臨時の採用なので、継続雇用の意思があっても形上は年々の募集だということなのか、退職を希望されたということによる募集であったのか、その辺の事情を説明していただきたいと思います。

〇森委員長 福祉課長、鈴木典生君。

〇鈴木福祉課長 昨年の雇用についてはちょっと確認していないのですけれども、今回につきましては1名退職の方と、それともう一名につきましては子育て支援の関係で2名の募集ということでございます。

〇森委員長 2番、金木直文君。

〇金木委員 ちょうど今まさにこの保育所、保育事業について今後に向けての検討ということがなされている状況なわけでありますから、当の町立羽幌町保育園に勤めている保育士さんの方々、あるいはほかの職員の方々もみずからの自分の職場が今後一体どうなるのかという思いでおられるだろうと私も想像できるわけです。そういった状況も含めながら、町としての対応とかいろんな話し合いを持ち、そういう機会を持ちながら、安心して勤めていただくというような働きかけがこの間なされているのかどうかも含めてどのようにお考えかお聞きしたいと思います。

〇森委員長 福祉課長、鈴木典生君。

〇鈴木福祉課長 通常ではお話は勤務体系として通年にわたって雇用するということは伝えております。この間今回の認定こども園等の問題が出てから1度こういう問題があるという話をしただけで、その後の経過についてはまだはっきりしていませんので、お話はしてございません。

〇森委員長 2番、金木直文君。

〇金木委員 確かにまだ方向性もはっきり決めているわけではありませんし、余り先走った対応ということも難しいところだとは思いますけれども、いろんな意味で柔軟な対応や姿勢ということも町側としては示していくのが当然だと思いますので、その辺はよろしく対応、対処していただきたいと思います。
 次に、もう一点ですが、この保育事業に関連しまして現在立ち上がっております委員会、児童福祉施設検討委員会について、その報酬面とか費用弁償等についてのもしそういう考えがあればこの予算書に載っているのかなと思いますが、私としては見つけられませんでしたけれども、その検討委員会についての費用措置はどうなっているのでしょうか。

〇森委員長 福祉課長、鈴木典生君。

〇鈴木福祉課長 報酬面は無償でございます。

〇森委員長 2番、金木直文君。

〇金木委員 それで、その検討委員会についてでありますけれども、これはいわゆる地方自治法で言いますところの附属機関という位置づけのものなのかどうか確認したいと思います。

〇森委員長 福祉課長、鈴木典生君。

〇鈴木福祉課長 地方自治法に基づく附属機関ではございません。

〇森委員長 2番、金木直文君。

〇金木委員 ということは、うちの町にもいろんな検討委員会とか審議委員会とか、まちづくり〇〇委員会とかと幾つもあったと思いますけれども、それ全部私もすべて理解しているわけではありませんけれども、中には正式な地方自治法に基づく委員会もあれば、今おっしゃったように基づかないものもある、まちまちであるということになるのでしょうか。

〇森委員長 福祉課長、鈴木典生君。

〇鈴木福祉課長 公的な諮問機関と私的な諮問機関がありまして、今回につきましては私的な諮問機関という形になります。

〇森委員長 2番、金木直文君。

〇金木委員 それでは、この施設検討委員会については、私的であるので、条例制定や要綱設定も何もしていないという理解でよろしいのでしょうか。

〇森委員長 福祉課長、鈴木典生君。

〇鈴木福祉課長 今回の児童福祉施設検討委員会につきましては、乳幼児、それから幼児期の保育、教育の専門家と、それから学校評議委員、主任児童委員、また施設の利用であります幼稚園、それから保育園の保護者の方に委員をお願いして、羽幌町の児童福祉施設のあり方を検討していただき、児童福祉のサービスの向上を図るためにご提言をいただくという私的な諮問機関でございまして、要綱で制定をさせていただいているところでございます。

〇森委員長 2番、金木直文君。

〇金木委員 その要綱の中では、私的とか公的とかいう文言はないのかもしれませんが、法令あるいは関係法令に基づくものという規定はないということになるのでしょうか。

〇森委員長 福祉課長、鈴木典生君。

〇鈴木福祉課長 要綱の中での私的諮問機関ということになりますので、法令上の附属機関という設置ではございません。

〇森委員長 6番、磯野直君。

〇磯野委員 関連で同じく保育所費について質問をしたいのですけれども、先般の町長の町政執行方針の中でもほっとプランという話をされていたのですけれども、まちづくりということでされていたのですけれども、この保育所に関しては、保育所の改築に関しては過疎振興計画の中でも実は出てきていまして、そのときは24年だか5年だか、ちょっと記憶がないのですけれども、そのときに過疎振興計画の中にのってきているのだから、これはつくるのですよねという質問をしたのですけれども、そのときの答えとしては、これは過疎債を適用するということでのせざるを得ないのだという話を伺いました。その後、今回ほっとプランということでいろいろと論議に入りまして、私たちの委員会でもいろんな論議をしました。何回も論議を重ねて、その中で26年にということで実施計画の中に26年4億5,000万という話がのってきました。この振興計画については、担当課の方も大変何度も委員会を開かれて、私たちもいろんな意見を言って、できれば今までのような単にプランで終わることでなくて、やはりこの町のまちづくりというものを真剣に考えて、それに即した実施可能なものをどんどんのせていこうではないかということで何度も何度も変更した経緯があります。そういう中でやっと26年ということで保育所がのってきたので、多分それを4月に配付するということであればお母さんたちも26年に建つのかなということになるのだろうと思うのですが、その中で今回26年ということで逆算をしていくと、本来であれば調査費なりなんなりが今年度中につかないと当然26年ということには間に合わないのでないかと思うのですが、その調査費をつけなかった理由というのをちょっとお聞かせ願いますか。

〇森委員長 町長、舟橋泰博君。

〇舟橋町長 つけていないという現実は今ありますけれども、また一方で皆様方との検討委員会での論議の中で状況が変わったという状況もございます。そういった意味では、当初の実施計画、また過疎計画等々の中で先の見通しという中では出てきましたけれども、現実の中でつけていないということでございます。方向性だとかが決まれば、今の話は後退しているわけではないので、今後どうあるべきかということで今話は進めているわけですし、適宜そういう状況になったときに対応はできるというふうに思います。

〇森委員長 6番、磯野直君。

〇磯野委員 この保育所の改築に関しては、本当に10年来、十数年来父兄の方々から、いろんな町民の方々から要望を受けていまして、環境がだんだん、だんだん劣悪になっていくと。なかなか大規模改修もできないということで進んできている経緯があります。今回はやはり26年ということでうたったことで、多分そういう中でお母さんたちも町民の方々もやっとかかるのだなという思いがあるのです。ただし、今言ったようにそれは計画ですから延びるという可能性もあるのかと思うのですけれども、やはり今これから出す、まさに4月になったら出ますよというほっとプランの中に既に盛っておいて、何も予算をつけないということは、結果的に見ると、これ町民から見るとやらないのだなという、予算も何もつかないで、単なるいわゆる絵にかいたもちで、そういうことなのですかというふうにとられかねないのだろうと思うのです。
 それと、もう一点、もう一つの側面は、そうやってずっと環境が悪くなってきて、みんな知っているとおりやはり子供の施設なのだから、早く何とか環境を整備してやらなければならないとみんなが思っていることなのだろうと思うのです。見ると今回の予算にいわゆる環境をどのように整備する、26年、27年延びたときに例えば補修費、今回ついているのは修繕費でわずか5万円。特に今喫緊のものがないというのかもしれないですけれども、全体としてはやはりかなり補修が必要なものなのだろうと思うのです。であれば例えば今計画でいろんな話が持ち上がって、将来的には延びるかもしれない、かといってやるかもしれないであれば、やはりきちっとしたそういう改善計画、補修計画というのも立てるべきでないかと。そのためにやはり調査費というのはまずのせておいて、それが仮に不実行であったって、それはそれで不実行で、町民が検討した結果、民間でやるなら民間でやると結論が出たときにはそれは不実行でも結構だと思うのですけれども、まさに計画をずっとやるのであればとりあえずは計画を立てる、そういう予算というのをつけるべきだと。いわゆる調査費だとか補修費、どちらかをつけるべきでないかと思うのですが、いかがですか。

〇森委員長 町長、舟橋泰博君。

〇舟橋町長 委員おっしゃられるとおりなのかもしれませんけれども、今回予算にその部分が入っていないということにつきましては、先ほど申し上げましたとおり、今のこういう話の進行上の中でということもございました。補修につきましては、適宜本当に金額だけで判断するのみならず担当のほうからさまざまな要求が出てくればそれなりに適宜対応したいというふうに思います。
 また、今後のいわゆる父兄の不安というか、そういうところに関しては、やはり不安の解消にというか、わかりやすいそういう情報もどんどんしていかなければならないでしょうし、保育園の父兄という立場が一番不安視しているのかなと、いろんな意味で不安視しているのかなというふうに思います。そういった意味ではできるだけその解消に努めるべく取り組んでいきたいと思います。

〇森委員長 6番、磯野直君。

〇磯野委員 端的に聞きます。では、26年にはできないということですよね。そういう意味ですか。要するに調査費も何もつけないということは、26年には町が幾らやろうと思ったって建たない。今後いろんな論議の中で、ではやるといったときにも、でも振興計画にのっている26年は絶対できない。ということであれば振興計画に別にのせる必要はないのではないのですか。

〇森委員長 町長、舟橋泰博君。

〇舟橋町長 年数からいくと不可能ではないというふうに思いますけれども、調査費をつけるから、それでは26年度にできるかということではなくして、調査費がなくても今の話の中で方向というのは決めていくでしょうし、調査費というのはどこの何を調査ということなのかちょっとわかりませんけれども、そういった意味では取り組み次第では可能だというふうに思います。

〇森委員長 6番、磯野直君。

〇磯野委員 子供たちがいて、だんだん、だんだん環境も悪くなる。では、仮に26年までには何とか間に合いますよという、途中で急遽そういうふうに町立でやるというふうに決まっても間に合いますということなのでしょうけれども、ではそれまでの補修云々ということには全く携わっていかない、そのままほうっておくということですか。

〇森委員長 町長、舟橋泰博君。

〇舟橋町長 先ほど答弁したつもりですけれども、原課のほうと連絡はとり合っていますし、そういった意味では要望、現場からの要望だとかいろんな意味でそれが上がってきていればその都度適宜対応したいというふうに思います。

〇森委員長 6番、磯野直君。

〇磯野委員 今いろんな形で民間云々という話もあります。先ほど金木委員からもありましたけれども、実は私たちも、先ほどの話ですけれども、盛んに委員会等、課長の話なんかでも諮問、諮問という話が、検討委員会に諮問していますという話等も出てくるので、てっきり私たちは法にのっとった諮問機関だろうというふうに実は解釈をしていたのです。そうしたら、そうではないということなのですけれども、今これだけ大きな問題になっていて、そういう諮問機関、法律にのっとったものでないというところでどうもちょっと私としてはどうかなというふうに思うのですけれども、今後きちっとその諮問機関として位置づけしていって、まだまだこれから年数のかかることですけれども、そういう考えというのはあるのですか。

〇森委員長 福祉課長、鈴木典生君。

〇鈴木福祉課長 現状では皆様の、その経験者のご意見を聞きまして、それを私どもの考えの参考としていただいて、方向性を決めていきたいと考えております。

〇森委員長 6番、磯野直君。

〇磯野委員 ということは、今後正式な諮問機関にはしないというふうにとっていいですか。

〇森委員長 福祉課長、鈴木典生君。

〇鈴木福祉課長 現状ではそのように考えております。

〇森委員長 6番、磯野直君。

〇磯野委員 いろんな町民の方々から疑念、懸念、うわさ、そういうものたくさん出てきているのだろうと思います。そういう中で、こういう単に私的な機関ですよと、そこで検討させていますと言われると、なおさらのことうわさどおりに例えば役場の職員が入っている、親族が入っているということになるのです。それであれば、きちっと法律にのっとった、条例にのっとって諮問機関をつくって、そこできちっと諮問されて、公開されて、町民の関心にこたえるような形でいくべきものではないのでしょうかなと実は思うのです。この間公開すると言いましたけれども、多分公開するという意味は文書を公開するという意味というふうに私はとったのですけれども、そういうきちっとした諮問機関にして、できれば会議も公開していくべきではないかなと私は思うのですが、その辺についてはいかがですか。

〇森委員長 福祉課長、鈴木典生君。

〇鈴木福祉課長 文書だけでなく会議も公開する予定でございます。

〇森委員長 6番、磯野直君。

〇磯野委員 であれば、それなりに選ばれた委員の方々も、私的な機関というよりもきちっとやはり制定された機関でそれぞれの責任を持っていかれたほうがお互いに見るほうも、町民のほうも納得するだろうしというふうに考えるのですけれども、どうですか。

〇森委員長 副町長、本間幸広君。

〇本間副町長 お答え申し上げます。
 今磯野委員さんがおっしゃっているのは、そういう建て替え問題に対しての検討の進め方ということでとらえてよろしいかと思うのですが、いずれにしても今現在のスタンスで取り進めているものは進めていきたいと。ただ、状況が変わることもいろいろ想定されますので、議論が長引く、それによって何を目指すという部分はそのときに見えてくるのだろうと思います。そうすることによって、今おっしゃいました将来的な今の制度からいくとこども園制度のほうへ向かって、町が保育と教育を含めたそういう形でまた新たな間仕切りで進めるということになりますと、今度はきちっと今言う任意の機関ではなくて、できればそういう方向で新たな検討をする組織なり、そういうメンバーを改めて考えていきたいと、そんなふうに思っております。

〇森委員長 6番、磯野直君。

〇磯野委員 要するに改めてそういう検討機関をつくるということですよね。私が言うのは、さっきもちょっと言い足りなかったのですけれども、委員会の中で出てきていた例えばそこに入った人、町民たちの守秘義務だとかいろんなものが出てくるのだろうと思います。そのためにもやはりきちっとした公的な部分でつくられたほうが私はいいと思うのですが、立ち上げるのは、例えばこの話が今もうずっと進んでいるわけなのですけれども、いつぐらいというふうに考えていますか。

〇森委員長 暫時休憩します。

休憩 午前11時45分
再開 午前11時46分

〇森委員長 会議を再開します。
 副町長、本間幸広君。

〇本間副町長 私の答弁で、失礼させていただきました。
 先ほど申し上げたのは、今現在進めている検討委員会のスタンスというのはこのまま続けさせていただくと。ただ、この時期を超えると、俗に言う相乗り方式のものも間に合わなくなってきますので、そうすると改めて町が直営で保育、教育を考えた施設へ向かってまた検討を始めなければいけない時期が来るのだろうと思います。そのことを指して言いましたので、現在はそのまま進行させていただいて、また改めて段階的にそのお話は検討していきたいと、そういうふうに思っております。

〇森委員長 ほかに質疑ありませんか。なければ民生費終わりますけれども。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇森委員長 これで質疑を終わります。
 暫時休憩します。

休憩 午前11時47分
再開 午前11時47分

〇森委員長 会議を開きます。
 昼食のため暫時休憩します。

休憩 午前11時47分
再開 午後 1時00分

〇森委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。
 次に、第4款衛生費、119ページから129ページまで質疑を行います。
 7番、平山美知子君。

〇平山委員 説明資料のほうの13ページなのですが、がん検診推進事業の部分なのです。乳がん、子宮がん、大腸がん検診の委託、これは羽幌町内で検診車でやっているあの検診のことですか。

〇森委員長 福祉課主幹、更科滋子君。

〇更科福祉課主幹 お答えをいたします。
 このがん検診推進事業で行っているのは、乳がん、子宮がん、大腸がん検診で、国が行っているがん検診の推進の事業になっております。その中で、乳がん、子宮がんにつきましては、今年度までは町の集団の検診に加えまして道立羽幌病院での個別の検診を行っております。大腸がんにつきましては、町の集団検診のみで実施しております。

〇森委員長 7番、平山美知子君。

〇平山委員 乳がん、子宮がん検診、これは道立羽幌病院で、医療機関は指定されているのですよね。

〇森委員長 福祉課主幹、更科滋子さん。

〇更科福祉課主幹 お答えをします。
 この検診につきましては、医療機関との委託契約等々必要になってくるので、それとクーポン券を発行しておりますので、その管理が必要ということになっておりますので、羽幌町では道立羽幌病院のみでやっております。

〇森委員長 7番、平山美知子君。

〇平山委員 このクーポンもたしか期間限定なのですよね。というのは、期間限定にもなっているし、その期間の間に、個人の理由なのでしょうけれども、受診したくてもできなくて、もうだめだというか、そういう方も何名か聞いているのです。それで、確かに行政のほうの事情もあるのでしょうけれども、医療機関、道立1つの医療機関ではなくて、せめて留萌でももう一カ所ぐらい医療機関と契約いただければまだ受けれる人がいるのかなと。
 それと、受診率、最近の受診率の動向をちょっとお聞かせ願いたいのですけれども。

〇森委員長 福祉課主幹、更科滋子君。

〇更科福祉課主幹 まず、最初の期間限定ですよねということにつきましては、その単年度、単年度の事業になっておりますので、1年間ずつ期限を区切って行っております。そして、対象年齢もその年度に対象になった方という形で限定させていただいております。これは、町独自というよりも国の事業としてやっているものについて町のほうでやっているものです。
 それで、せめて道立病院のほかに留萌市立とかはできないのかというようなお話だったのですけれども、この事業が当初始まったときに、これで今3年目になるのですけれども、乳がん、子宮がんに限っては。大腸がんは今年度からなのですけれども、乳がん、子宮がんについては3年になるのですけれども、当初始まったときに留萌市立病院との協議をした経過もございますけれども、この事業は国がやっているものですから、全市町村でやっているのです。それで、その全部の市町村でやっているものですから、医療機関のほうも受け入れる数にやっぱり限りがあると、できるものにも限度があるということで、羽幌町の分まではなかなか受け入れられないということだったのです。留萌市立は留萌市の市民の方もいらっしゃいますし、近隣の町村のほうとの長年の提携ということもございますので、そこがやはり優先されるということで、羽幌町まではちょっと難しいと。それで、町としては、道立病院で極力やっていただくのと、あとは集団のほうにももう少し余裕があるので、そこを何とか活用していけないかなというふうに考えた方法で周知を図っております。
 受診率につきましては、乳がん、子宮がんにつきましては、去年、おととしの数字では20%から25%ぐらいの間かと思うのですけれども、正確な数字がちょっと手元に今資料がございませんので、もし必要でしたら後日でよければ数字のほうお知らせしたいというふうに思います。

〇森委員長 7番、平山美知子君。

〇平山委員 この乳がん、子宮がん、今20から25%ということでしたけれども、これは受診対象者というか、数のうちの20から25%ということですか。

〇森委員長 福祉課主幹、更科滋子君。

〇更科福祉課主幹 今申しましたのは、申しわけございません、がん検診推進事業の対象に限ってという形でお答えをさせていただきました。乳がん、子宮がんの全体の検診の対象及び受診率ということになりますとちょっと若干違ってきまして、町全体の乳がん、子宮がんの今年度の受診率まではちょっと出てきていないので、22年度の受診率でいいますと、子宮がんで38.9%、乳がんで55.9%という形になっております。

〇森委員長 7番、平山美知子君。

〇平山委員 今の受診率のパーセントでしたら、まだ半数までも届いていないような気がするのです。やはり受診率が低いというのか、と私は受けとめているのです、今の数字を聞いたときに。勝手な言い分かもしれないのですけれども、その受診率を上げるための対策とかというのは考えたことございますでしょうか。

〇森委員長 福祉課主幹、更科滋子君。

〇更科福祉課主幹 昨年、一昨年というふうに、年度はちょっと覚えていないのですけれども、乳がん、子宮がん検診に関しましては、集団検診ですけれども、日数をふやすという形で当初3日間だったものを4日間にして、さらにその4日間の内訳も春のほうに受けやすいという形で3日間に変えて、秋のほうに1日という形で、いろいろに受けやすい体制がどういう形が一番受けやすいのかということを試行錯誤を繰り返しながら周知を図ってきております。その中で、確かに実際に数は伸びてきていないのかなとは思うのですけれども、継続して2年に1回という形で受けていただいている方は受けておりますし、あと医療機関にかかっている方はやはり受けられないという方もいらっしゃるので、さらに受けやすい体制という形での周知は図っていきたいかなというふうに思っております。

〇森委員長 7番、平山美知子君。

〇平山委員 乳幼児医療給付拡大分の事業なのですけれども、これ委員会のときに説明されたときに現物支給はできないとたしか認識あるのです。その理由をちょっとお聞かせください。

〇森委員長 国保医療年金係長、今村裕之君。

〇今村福祉課国保医療年金係長 お答えします。
 前回の委員会のときにもご説明したのですけれども、現物給付を行う場合にはそこの医療機関との協定というのが必要になります。それで、現状としては今うちの場合は羽幌から南の町村でまとめて留萌医師会と協定をして、今現在その留萌医師会に加入している医療機関につきましては現物給付という形で実施しているわけなのですけれども、各町村ばらばらで、その給付のやり方がばらばらなものですから、一時負担金を取っている町村と取っていない町村があったり、対象範囲が違っていたりしているものですから、その現物給付をやろうとすると個別で新たに協定を結ぶ形になるのですけれども、そうなりますと多分町内の医療機関とだと話がついて、すぐに協定を結ぶという形になるかもしれないのですけれども、今のところそういう形で留萌医師会という形でやっているものですから、その辺と協議を詰めて、そして医師会のほうで了解をもらって、協定を結んでからではないと実際に現物給付はできないという形なものですから、今回本日上程させてもらって、そういう改正になるものですから、ちょっと4月1日からの実施というのは難しいというふうに考えています。

〇森委員長 7番、平山美知子君。

〇平山委員 羽幌町で使っているごみ分別の袋のことなのですけれども、よろしいでしょうか。
 何種類かのごみの袋ありますけれども、生ごみの袋なのです。形状のことなのですけれども、何人かから、今生ごみの袋の形状って縦長なのです。縦長で入り口が狭いというか、それだとすごく使いづらいということをちょっと私何回か聞いているのです。少し横長にして、入れる入り口というのか、そこをちょっと大きくしてもらえないだろうかというご意見を受けてきているものですから、その辺のお考えお聞かせ願いたいのですけれども。

〇森委員長 環境衛生係長、杉野浩君。

〇杉野町民課環境衛生係長 お答えします。
 ごみ袋の形状については、分別収集が始まったときから内部で検討しまして、製造会社等とも協議をしまして、一番適切な形だということでやっております。また、生ごみの袋については、年度についてはちょっと今思い出せないのですけれども、1度強度を増すためというか、改良を加えまして今の透明な形の袋に変えている現状であります。今の形についても、この形が一番強度が強いと、破れにくいという形、あと使いやすさも、使いやすいということで決定したものであります。
 ただ、一応ご意見としてそういうことがありますので、形のことについて随時内部でも協議している、検討はしているところですので、またもしもっと使いやすい形があるのであれば、それに変えるというようなことも検討していかなければいけないのかなということでは考えております。

〇森委員長 2番、金木直文君。

〇金木委員 まず、子供の医療費の件について伺います。
 このたび町長の執行方針の中でも触れられておりますし、既に新聞などでの報道もされておりまして、対象者、支給の拡大をされたということで、関係している世帯、ご家族の皆さん大変喜んでいることと思います。ただ、私としてはできれば中学卒業まで、義務教育が終わる中学卒業ぐらいまではという気がしています。まだ制度が始まる前にこういうことをお聞きするのもちょっとなんですけれども、今後さらにもうちょっと対象枠を広げていこうかというようなこともさらに検討されるのか、その辺何かお考えがあれば、町長、ぜひお願いいたします。

〇森委員長 町長、舟橋泰博君。

〇舟橋町長 委員のほうからは、この制度を来年度から実施する前からそのようなご意見をいただいておりました。できる限りの支援をしたいということでございますけれども、やはり今まずもって小学生の部分でスタートして、今後どのような形がまたできるのか、そしてどう取り組むべきなのかということも含めながら検討していかなければならない分野かなというふうに思っております。

〇森委員長 2番、金木直文君。

〇金木委員 それで、既に一部報道されているとはいえ、まだまだ周知という面では今後正式に決定された後いろんな当然町の広報でありますとかホームページ等々でもPRされるのだとは思いますけれども、それとあわせてこの制度はやはり小さなお子さんのいるところの家庭が対象となるわけですから、そういった機関、例えば小学校、保育所、幼稚園等のような機関を通じてでも、今後ちょうど入れかわり、入学時期とかといういろんな父母の方々も集まるような機会があるわけですから、そういった機関を通じてでもPRをしていくのもどんどん広まっていく方法ではないかと思いますが、そういったことも含めて周知の仕方などについて何かお考えであればお話しいただきたいと思います。

〇森委員長 福祉課長、鈴木典生君。

〇鈴木福祉課長 金木委員今おっしゃられたとおり、私どもも通常の広報、それとホームページ、それのほかに小学校、幼稚園、保育所等への広報紙等で周知を図りたいと考えております。

〇森委員長 2番、金木直文君。

〇金木委員 それで、その病院にかかった後の領収書を持っての支払いというのか、還付というのか、支給の方法は恐らく役場窓口に持ってくるということになるのだろうと思いますが、確認したいと思います。

〇森委員長 福祉課長、鈴木典生君。

〇鈴木福祉課長 そのとおり窓口に提出願うことになります。

〇森委員長 2番、金木直文君。

〇金木委員 そうしますと、毎日ぞろぞろ行列ができることはないとは思いますけれども、これまでよりは多くの方が役場窓口に集まることになるだろうと思われます。通常のこれまでもいろんな証明書や納付やらということで訪れている町民の方々もおりますし、今度医療費の還付というか、支払いを求めてくる方もいる。そうなってくると、込み合い状況によっては、現在いすが少しカウンターと二、三メートル離れたところに長いいすが1本か2本かある程度でありますけれども、今後高齢者などもいろんな用事で来たりしまして、カウンターでの業務立ちっ放しで行うような時間帯がもし長くなるようなことがあれば、またさらにその待機するような方法、あるいは手続するような状態を考えて、すぐそばにいすを用意するとかいうような優しい対応、しやすい対応など、その混雑状況などについての何か対策、対応についてはどうお考えでしょうか。

〇森委員長 福祉課長、鈴木典生君。

〇鈴木福祉課長 これまでも請求書につきましては、1カ月に1回まとめて提出していただいております。ただ、この制度が始まりまして込むようでしたら、状況を見ながら適宜判断したいと思っていますので、よろしくお願いいたします。

〇森委員長 2番、金木直文君。

〇金木委員 続けて質問をさせていただきます。
 あと、火葬場と霊園関係で3点ほど簡単にお聞きします。124ページに羽幌の葬斎場管理人の報酬、そして霊園の管理人報酬という項目がありますけれども、今ちょうど現在広域の火葬場が建築中で、今年の8月には供用開始になるということで、町が臨時でしょうか、嘱託でしょうか、正確にはわかりませんが、管理の方は今年限りということになるのだろうと思いますが、そうなると来年以降残るのは霊園管理人だけになります。金額では十数万なのか、少額の管理人報酬となりますが、来年度以降この人員の体制というのか、その体制について、来年の予算審議ではちょっと遅いような気がするものですから、今のうちからで申しわけないのですが、来年度に向けた対応は何か考えておられるか、お願いします。

〇森委員長 環境衛生係長、杉野浩君。

〇杉野町民課環境衛生係長 お答えします。
 平成24年度、8月から広域火葬場が竣工いたします。それに伴いまして今の羽幌葬斎場の管理人は、とりあえず平成24年度についてはその後閉鎖作業、今の施設の一応閉鎖、片づけ、そういった業務もありますので、今のところは9月までの雇用を考えています。羽幌霊園の管理業務も今羽幌葬斎場の管理業務とあわせて担っていただいていますので、この予算上ついている霊園管理人報酬については、霊園の開設期間が10月までということになっておりますので、10月の一月分つけております。ちょっとわからないですが、それ以降については今度は霊園だけの管理業務ということになるということで報告いたします。

〇森委員長 2番、金木直文君。

〇金木委員 わかりました。
 それで、その霊園のことについてですが、以前10年近く前、8年ぐらい前に私1度議員だったときに提案したことがあったのですけれども、霊園の正面の階段、正面階段というのでしょうか、車でも上っていけますけれども、その横のほうには階段もついておりまして、霊園にお参りをする方どんどん高齢者も多くなってきているということもありますので、手すりをつけてはいかがという提案を以前させていただいたことがあります。ただ、それっきりになってしまったということもあるのですが、改めて高齢者に優しい、高齢者だけではなくて我々健常者ももしも手すりがあればそこを頼りにしながらということも利用はできますけれども、特に高齢者、バリアフリーとか、優しい霊園の利用の仕方の向上ということで手すりの設置などについての検討や要望など担当課のほうで考えがあるのか、全くこれからの白紙状態なのか、その辺も含めてぜひ検討していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

〇森委員長 環境衛生係長、杉野浩君。

〇杉野町民課環境衛生係長 お答えいたします。
 具体的な整備の内容につきましては、利用者に不便がないように、今の利便性が維持されるようにということで随時維持管理をしてきております。新たに手すりを設置するとか、そういった部分は今現在具体的に計画としては入っておりません。今後についてもその手すりのことだけではなく、羽幌霊園全体として利用者の利便性が損なわれないように、使い勝手のいいような形で管理していく、必要があれば維持補修、そういったこともしていくということで内部で考えていきたいと思っております。

〇森委員長 2番、金木直文君。

〇金木委員 わかりました。
 私からは最後の質問をさせていただきます。次の125ページに火葬場整備関係の工事費などもありますが、これはいわゆる今現在の広域に関する羽幌町の負担部分なのだろうと思いますけれども、現在使われている羽幌の単独の火葬場も必要なくなるわけですから、この後解体をしていこうという考えなのか、あるいは再利用で何かほかの利用に使おうという考えがもしあるのか、その辺の方向性何か検討されている、あるいはこんな思いで今いるということがあればお聞きしたいと思います。

〇森委員長 環境衛生係長、杉野浩君。

〇杉野町民課環境衛生係長 お答えいたします。
 まず、この予算で工事費で火葬場整備請負費ということで上げてありますが、これについては離島地区にも火葬場ありまして、主なものとしては天売の火葬場の横煙道、その堆積物が崩れかかっておりますので、その改修費用ということで上げております。
 現存の葬斎場については、今のところとりあえず今年度については使用を中止した後に片づけ等を行いまして閉鎖することはあれなのですけれども、今後についてはまた内部で検討していくということで考えております。

〇森委員長 4番、寺沢孝毅君。

〇寺沢委員 予算書125ページ、負担金補助及び交付金というところの合併処理浄化槽の補助金についてお尋ねいたしますが、これは市街地区で下水道が整備されるということで、範囲外の人たちが不公平にならないようにということでこういう浄化槽整備に補助金を出すというところがまず始まりだったというふうに私は理解しておりますが、現状例えば離島地区ですとか、あるいは羽幌側の下水道エリア外の方々がこの補助金を活用して浄化槽を入れるということ非常に少ないですよね。予算を来年度も180万ぐらいつけていますが、今年度に関しても余っているような状況だということでこの議会の中でも数字を私見たわけですが、離島地区に関してちょっと言いますとどんどんとやはり生活している方々が高齢化していって、こういったことにお金をなかなかかけにくいような状況が生まれているというのが1点あります。
 それから、もう一点は、例えば旅館業とか宿泊業を営んでいる方々は、合併浄化槽にして施設の水洗化を図りたいのだけれども、逆に経費がかかるので、できないと。この補助金というのは、営業している方には該当にならないという縛りがありますから利用できないのです。いわゆる補助金の該当になる人はやる環境ではなくて、やりたい環境の人たちには利用できないということが今起きているのですが、制度は制度として、何かそういうふぐあいを解消していけるようなやはり工夫をして、つまり営業している方もこういった補助金を得ながら水洗化を図れるような仕組みを町でつくるという提案がまず1点。
 それから、もう一つ、合併浄化槽の目的というのは、当然出た生活の雑排水なんかをきれいにして流すということですから、今現状離島地区の場合は即海に向かっていろいろなそういう不純物のまじったものが流れ出ています。予算がつけても余っているような、そういうものを利用して、海に出る前にそういった水を1カ所に集めて、そして浄化槽を通して流すとか、さまざまな工夫のしようがあると思うのです。この制度長年続けてきまして大分頭打ちな状況に来ているので、ここら辺で一度見直して、そういった私申し上げたようなことを総合的に考え直す時期ではないのかなというふうに思うのです。この点に関していかがでしょうか。

〇森委員長 町民課長、藤岡典行君。

〇藤岡町民課長 お答えをします。
 委員ご指摘のとおり合併浄化槽の設置状況、割と率のいい補助金なのですけれども、なかなか利用実績が伸びていないと。特にここ数年1基ないし2基という状況で推移をしておりました。いろいろ我々もPR不足ということもあるだろうということで、広報紙でのPRですとか地域での懇談会、特に離島地区などではその辺のPR等も行ってきたわけですけれども、なかなか実績が伸びないというのが現状ご指摘のとおりでございます。加えてこの補助金は国の補助だけで、現在道の補助がございませんので、基本的には1基当たりの補助が基準額の3分の1が国、残り3分の2が町という形での補助になっております。基準額です、あくまで、工事費総額ではなくて。基準額は定めておりますので。それで、特に離島地区は離島加算がございますから国の補助が2分の1、町が2分の1という形で、さらに町はプラス離島加算という形でより厚い補助を組んでいるわけですけれども、それでもなかなか利用実績が伸びない。それは、今寺沢委員ご指摘のそういった問題があるのかなと思います。ただ、今ご提案いただきましたいわゆる民間住宅以外にも補助の対象を拡大するですとか、あるいは今言った中間処理的な施設を設けるですとかといったご意見につきましては、補助ベースに乗れませんので、単独でそこは考えなければいけないことですから、今この場ですぐどうするということはご返事できませんけれども、今後いろいろな制度の推移を見ながらということもありますけれども、いろんなところの実例なども勘案しながら、検討していきたいと思います。

〇森委員長 4番、寺沢孝毅君。

〇寺沢委員 実は、このことというのは水産関係者からも結構関心の高いことでありまして、いわゆる根つけの資源を守るということにも直接関連するわけです。今離島では離島振興計画を具体的に立てる作業をしているわけですけれども、その中でもここに関する関心というのも出てきておりますので、ぜひとも町民課だけではなくて関連する課、あるいは理事者なんかも入って総合的に予算を効果的に使うためには、事業効果として広げるためにどうしたらいいかという、そんな視点で話をしていただきたいなというふうに思っておりますけれども、町長、いかがでしょうか。

〇森委員長 町長、舟橋泰博君。

〇舟橋町長 今振興計画のことを私も考えていました。いろんな意味でこれからの島のあり方、また島で抱えるさまざまな課題ということで、今委員がご指摘の合併処理浄化槽のこともあるのかなと。そんな中で、水産関係等も大いにその関連性も強いということも含めて、そういう中でさまざまな論議を重ねていくということの中から形を見出していくべきことかなというふうに思います。

〇森委員長 11番、室田憲作君。

〇室田委員 先ほどの金木委員の質問に関連しまして、火葬場の、現在の火葬場です、現在の火葬場が使用が終わったと、その後は先ほどの答弁をお聞きすると周辺を整備して、閉鎖したいというような、当面は閉鎖したいというようなお話でございましたけれども、やはり今まで多くの方々を見送った場所でもありますし、これは残すべきではないのでないかと。きちっとやはり終わったら解体し、整理をすべきではないかなと、このように思いますが、町長ですか、ご答弁をお願いします。

〇森委員長 町長、舟橋泰博君。

〇舟橋町長 新しい火葬場ができた後の旧火葬場の処理をどうするのだということだと思います。今ちょっと確かめていたのですけれども、今後の解体論議も含めたその処理論議というのはしていなかったのが現実です。それで、同じようなもので解体していないものもあるのですけれども、ダイオキシンだとかいろんなさまざまな問題があろうかというふうに思います。ただ、今室田委員がおっしゃられたとおり、あの状況にしておくことがいいのか、悪いのかと。全くちょっと私自身はあのままにしておくということは考えられません。ということで、そっちのほうに向かっての論議を、真っさらな状況でしたので、今後していきたいというふうに思います。

〇森委員長 町民課長、藤岡典行君。

〇藤岡町民課長 若干補足をさせていただきます。
 この旧火葬場につきましては、新火葬場供用開始後に方針としては解体をするということでございまして、一応解体に伴う工事費がどれぐらいになるのかという部分のまず実施設計が必要になりますけれども、その実施設計の委託料がどのくらいになるかと、その前段の、そこの部分までは一応ちょっと作業的に進めてみたのですけれども、いかんせん今回の予算要求時にはちょっと間に合わなかったものですから、町長査定時にそれを入れていただけるかどうかということも若干ちょっと打診してみたのですけれども、そこまですぐいかなくてもいいだろうということもありまして、今回当初予算には盛り込めなかったという経緯もございまして、これについてはこの後タイミングを見計らって、また予算計上させていただきたいなと思います。よろしくお願いします。

〇森委員長 ほかに質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇森委員長 これで質疑を終わります。
 次に、第5款労働費、131ページから132ページまで質疑を行います。ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇森委員長 これで質疑を終わります。
 説明員入れかえのため、暫時休憩します。

休憩 午後 1時37分
再開 午後 1時39分

〇森委員長 休憩前に引き続き会議を再開します。
 次に、第6款農林水産業費、133ページから146ページまで質疑を行います。
 5番、船本秀雄君。

〇船本委員 予算書の136ページ、予算説明資料では15ページであります。その18節の備品購入費なのですが、牧場管理機具購入費、これもめん羊牧場の機械の更新かなと思いますけれども、このめん羊牧場の機械十数台あるのかなと思っていますけれども、今のうちで何台更新されて、今後何台更新するのが残っているのか、まずその部分1点お聞きします。

〇森委員長 暫時休憩します。

休憩 午後 1時40分
再開 午後 1時40分

〇森委員長 会議を開きます。
 林務畜産係長、三上敏文君。

〇三上産業課林務畜産係長 お答えいたします。
 農業機械につきましては、農業用機械と作業機合わせまして16台でございます。そのうち今更新を迫られているものが2台なのですけれども、ほかにつきましては指定管理制度導入後ある程度の更新が図られたもので、今とりあえずモアコンディショナーという草刈り機を1台更新しまして、今後また必要に迫られたところで随時検討して更新していく予定でございます。

〇森委員長 5番、船本秀雄君。

〇船本委員 これ指定管理者制度でやっていますから協定だと思うのですけれども、この協定の当初の協定の段階で機械の更新というのは事業者が持つというようにしていたのか、それとも町のほうで更新するというようにしていたのか、ちょっとそこら辺を聞かせてください。

〇森委員長 産業課長、三浦義之君。

〇三浦産業課長 大規模な改修等、補修等につきましては羽幌町ということで、細かなものについては指定管理者のほうということですみ分けをしております。

〇森委員長 5番、船本秀雄君。

〇船本委員 大きい機械関係については町のほうでやるという理解してよろしいのですね。そう私は理解したのですが、それであればもう相当これ古いと思うのです、機械関係。こんなこと言っては失礼なのですけれども、私が現職のときに入れかえしたので、それからずっとやっていないはずなのです。そしたら、相当年数たっていますので、やっぱり町もある金で予算やるわけですから一遍にできないと思いますので、ひとつ更新計画を立てて、できるだけ指定業者に頑張っていただくという姿勢でやっていただきたいと思うのですが、いかがですか。

〇森委員長 産業課長、三浦義之君。

〇三浦産業課長 船本委員のおっしゃるとおり計画的にやっていきたいと思っております。

〇森委員長 5番、船本秀雄君。

〇船本委員 それでは、もう一件お聞きします。
 19節の負担金ですか、この綿羊の地元消費奨励補助金100万、これも昨年も予算ついておりまして、去年質問したときに地元還元用はキロ5,000円と、そして一般の販売は8,000円ということだったのですけれども、何か私の聞いている範囲で余り人気がないような気がしているのですが、まず1点としてはこの100万で何頭くらい販売されたのか。それと、今綿羊の肉の販売についてはどういうような状況になっているのか。どんどん売れていっているのか、それとも非常に苦労していますよというのか、そこら辺どうなのか。指定管理ですから決算出てくれば我々にもご説明いただけるのですけれども、せっかくの予算委員会ですので、ちょっとそこら辺をお聞かせください。

〇森委員長 林務畜産係長、三上敏文君。

〇三上産業課林務畜産係長 まず、地元還元のことについてお答えさせていただきたいと思います。
 今年度につきましては、地元還元で20頭の綿羊が町民のおなかの中に入ったということでございます。
 それと、販売状況につきましてなのですが、一応130ほど肉用としてさばいてはいるのですけれども、売り上げについては今なかなか厳しいというようなことで指定管理者のほうから回答は得ているところです。

〇森委員長 5番、船本秀雄君。

〇船本委員 最後と言ったのですけれども、もう一件聞かせていただきます。
 販売は厳しいのだと。本当に士別あたりも大変厳しいというお話を聞いておりますから、大変だなと思っていますが、去年はキロ8,000円と、販売するのは。還元用は5,000円ということだったのですけれども、これ8,000円は今でもそのままの8,000円で販売されているのでしょうか。

〇森委員長 林務畜産係長、三上敏文君。

〇三上産業課林務畜産係長 お答えします。
 町民還元につきましては、22年度はキロ4,500円の精肉ということで負担をさせていただきました。そして、23年度につきましては、1キロ当たり3,200円で町民の皆様に堪能していただくというような形で肉商組合さんと協議させて、負担金のほうを支出させていただいております。

〇森委員長 5番、船本秀雄君。

〇船本委員 ちょっと私理解できなかったのですけれども、もう一度教えていただきたい。22年は、町民還元用が4,500円と。そして、23年度がキロ3,000円で町民に還元したというようにして理解していいのですか。3,200円と。これ違うのではないでしょうか。私毎年買っているのですけれども、ちょっと金額が。いいです。わかりました。

〇森委員長 8番、橋本修司君。

〇橋本委員 毎年ビルベリーについては質問があるかと思いますが、今年もお聞きします。
 現在のビルベリーの栽培についての現状と今後の見通しお聞かせください。

〇森委員長 農政係長、鈴木繁君。

〇鈴木産業課農政係長 お答えをいたします。
 ビルベリーにつきましては、平成20年ごろまでには農業試験所のほうに苗を入れたりとかしておりまして、その中で枯れていっているもの、あと若干伸びてきているもの等それぞれございますけれども、それらを踏まえて現在芽出しをしながら、さらにどのような方法があるかという部分で探ってきておりましたのですけれども、過去2年間、直近の2年間なのですけれども、芽が出るところまではいくのですけれども、その後の成長がないということで、それ以降の試験ができていないという状況であります。来年度につきましては、種を新しいものをまた提供いただきまして、芽出しをしまして、その後一応今度は暗い場所、暗幕等を用いて、そこでの成長がどれぐらいになるのかというような試験をしていきたいというふうに考えております。

〇森委員長 8番、橋本修司君。

〇橋本委員 大変苦戦しているようでありますが、これは農業の今後の期待される作物と思って、首を長くして待っているのですけれども、なかなかいい返事が来ないということで、最初の出だしはここが適地だということで始めたのですが、本来であれば専門のプロか、業者かに委託をして、確実なものにしていくというのがよかったのではないかなと、結果論ですけれども、自前でやるというのはなかなか難しいのかなと僕は思っています。羽幌の普及センターもありますし、北海道でも試験場があるわけですから、そういうところでもし扱ってもらえるのであればそういうところで扱ってもらうか、それができないのであれば民間のちゃんとしたプロにお願いをするか、そういうことでもしない限りは今のお話を聞くとなかなか前へ進んでいかないなと。そのうちに、最初からうまくスムーズに進んでもたしか6年、7年かかるようなお話だったと思うのですが、本当にもう首を長くして、待ち切れなくなっていますので、ぜひその辺もあわせて今後も検討いただきたいと思います。

〇森委員長 産業課長、三浦義之君。

〇三浦産業課長 試行錯誤を続けながら、なかなかよい結果が出せない状況にありますので、今ご指摘いただいたようなことも踏まえながら、広範囲でいろんな方法を試しながらまたやってみたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

〇森委員長 8番、橋本修司君。

〇橋本委員 もう一つ、民有林の除間伐、説明書の15ページですが、民有林の除間伐奨励補助ということで出ておりますので、これについて説明をお願いします。

〇森委員長 暫時休憩します。

休憩 午後 1時53分
再開 午後 1時54分

〇森委員長 会議を開きます。
 林務畜産係長、三上敏文君。

〇三上産業課林務畜産係長 お答えします。
 これは、町の単独事業なのですけれども、ヘクタール当たり6,500円という補助をしまして、除間伐77.2ヘクタールを予定しております。

〇森委員長 8番、橋本修司君。

〇橋本委員 去年たしか民有林の除間伐を森林組合が奨励してやってほしいと、地主は手出しないから何とかやってくれという話をされて、私もやってもらったわけですが、実際には手出しはなかったのですが、ただ後で聞くと実際には差額があって、本来手出ししなければだめだったのだという話が、確かな話ではないのですけれども、そういう話を聞きまして、山の持ち主にするとお金をかけて手入れしなければならないというのは十分みんなわかっているのですが、なかなか目に見える成果が出ないものですから、お金をかけてまで除間伐するというのが実際にできないような状況であります。それで、国がいろいろとそういう補助をして、除間伐を推進するということで、今回これは町単独の50万2,000円ということで大変結構なことで、77ヘクタールですから、そういうことをまた奨励しないと民有林も守り切れていないというのも現実ですし、また森林を守らなければ住民の生活も安全も守られないわけですから、積極的にと言ったらまた語弊ありますけれども、何とか民有林も守っていけるような状況にしていただきたいと思います。
 それとあと、町有林の整備事業で、次の16ページなのですが、町有林の整備事業で1,200万ほどかけて整備をするということで、これ先ほどの話と重なるのですが、間伐材の売り払いもきっと上がるということで、事業費そのものは売り払いの収入が入っているものなのか、その差額を引いた本当の事業費なのか、その辺ちょっと説明お願いします。

〇森委員長 林務畜産係長、三上敏文君。

〇三上産業課林務畜産係長 お答えします。
 間伐材の売り払いについては、また別に収入で見ておりますけれども、それは事業費全体の額ということで考えていただいてよろしいです。

〇森委員長 8番、橋本修司君。

〇橋本委員 それでは、間伐材の売払収入というのは幾らを見ているわけですか。

〇森委員長 財政係長、室谷眞二君。

〇室谷財務課財政係長 お答えします。
 予算説明資料の16ページ、9番のところに町有林整備事業とございます。そこの財源内訳で事業費1,220万7,000円の内訳として道補助で460万4,000円、その他365万2,000円とございますが、これが間伐材の売払収入を見込んだ額でございます。
 以上です。

〇森委員長 これで質疑を終わります。
 休憩します。

休憩 午後 1時58分
再開 午後 2時14分

〇森委員長 休憩前に引き続き会議を再開します。
 次に、第7款商工費、147ページから150ページまで質疑を行います。
 5番、船本秀雄君。

〇船本委員 予算書の147ページになります。この中の19節の負担金でありますけれども、商工会補助金1,808万5,000円、商工振興のためにいろんな新しく事業をやられるのかなと。私もこれは商工振興のために予算を少しでも多くつけてあげるというのは賛成なのです。ただ、毎年、例えば平成22年で1,200万だったのが昨年は1,500万、1,600万近く。今回1,800万と200万、どんどん上がっていっているのですが、昨年ちょっと聞いたときは人件費関係というようにお聞きしているのですが、今年200万くらい上がっているのですが、これはどういう内容なのでしょうか、中身として、教えていただきたい。

〇森委員長 商工労働係長、大平良治君。

〇大平産業課商工労働係長 お答えいたします。
 この予算の中には臨時費の分も含まれております。予算の説明資料でいきますと17ページの羽幌町商工会商店街活性化事業補助金、この140万円分も含まれてございます。ですので、昨年度の実際の商工会の人件費ですとかそういう部分からいきますと100万円ほどの増額という形になってございます。

〇森委員長 5番、船本秀雄君。

〇船本委員 その100万円の増の部分というのはどういうような。

〇森委員長 商工労働係長、大平良治君。

〇大平産業課商工労働係長 お答えいたします。
 主な部分でいきますと人件費の増額が主なものになっております。

〇森委員長 5番、船本秀雄君。

〇船本委員 それでは、次のページ、148ページの観光費、これについて中身ずっと見ればそれぞれあれですけれども、観光費の予算だけでいけば比較して2,400万増額になっています。そして、22年と23年比較したときも1,000万ふえて、今回さらに2,400万ふえているのですが、いろいろ細いのあると思うのですが、大きく言ってどういうようなところがふえているのか教えていただきたい。

〇森委員長 産業課長、三浦義之君。

〇三浦産業課長 増額の主な内容ですけれども、リバーサイド施設の改修等で今回大きくボイラー関連の更新がありますので、それが増額の主な内容でございます。

〇森委員長 4番、寺沢孝毅君。

〇寺沢委員 予算説明資料17ページの観光施設等管理事業というところで天売自然公園設備等云々というところについて質問いたします。
 天売港の公衆トイレの補修ということでありますが、これは港のトイレの補修かなというふうに受け取っております。島内の公園には何カ所かトイレがあるわけですが、現状そのトイレがなかなかうまく機能していないと、全体的にです、これ。というのがありまして、港のトイレは町がこうやって管理を直接している部分、赤岩展望台は道が管理をしていると。それから、その他の部分も道が今まで管理していたものが町に移管されるとか、結構それぞれ複雑なのです。しかし、観光客とってみればそういったことは全く関係なく、島内にあるトイレということで利用しようとするわけなのですが、なかなかうまく故障だとか機能していない面があるのですが、ぜひともそれら改善していただきたいなと思いますが、その点いかがですか。

〇森委員長 産業課長、三浦義之君。

〇三浦産業課長 それぞれトイレがある中で、所管がそれぞれ違っている中で、利用者にとってはなかなかすぐ直ってということにはならないのかもしれませんけれども、状況はこちらが把握して所管への連絡、そして簡易的なものについては本当にこちらで直せるものについては直しているのが実態でございます。ただ、なかなか上のほうに言っても予算とかいろんなことを理由をつけられて直らないのが現状でありますけれども、現状としてはしっかり内容を把握しながら伝えてはおります。今回につきましては、港のトイレのブロワーの取りかえということで、うちの施設でありますので、早急な対応をしていきたいということで、ほかの施設についても常にそういう連携はとりながらやっておりますので、よろしくお願いしたいと思います。

〇森委員長 4番、寺沢孝毅君。

〇寺沢委員 ほかのその他の施設であれば、例えば閉まっているとか、それで済むのですが、事はトイレなので、やはり観光のパンフレットですとかその他いろんな情報にそのトイレの位置というのが示されて、それを当てにして行ったときに閉まっているとか、故障しているということであればとても困る方出るので、その辺よろしくお願いいたします。
 それから、もう一つ、関連して、外周道路ではなくていわゆる島の中央部に北海道が整備した歩道とか、それから管理棟のようなログハウスがございまして、これが今年度ですべて一応事業が終了、そして次年度、平成24年度から羽幌町にそれが移管されて管理、そして活用という格好になるはずでございます。そちらのほうの管理の仕方について、歩道、我々フットパスと呼んでいますけれども、フットパスの草刈りだとか、それからその管理棟、私たちノゴマ館という名前つけて呼んでいますけれども、そちらの施設の管理、これはトイレも含まれます。どのような形で行われるのか質問いたします。

〇森委員長 産業課長、三浦義之君。

〇三浦産業課長 天売島の内部にありますフットパス関連、治山事業でつくった事業でございまして、10年計画の中の平成23年で最終年ということになりまして、その後の維持管理については当町へ引き継ぐというような内容になっております。
 先日も振興局のほうから見えられまして、内容を詰めたのですけれども、現状として引き渡せるようなものにあるものについては引き渡しをしていく、それから若干手直しが必要等についてはしっかり手直しをした段階で引き継ぐということで了承しておりまして、今年については草刈りの部分で当町で予算を1回分つけております。
 維持管理につきましては、森と親しむ会もボランティア活動の中でやっていただけるのですけれども、すべてやっていただくということに関してはまた大変重い任務でありますので、当町として1回分程度見るということで、142ページの林業振興費の中で草刈り委託料ということで今年については予算計上をつけまして草刈りの維持をしていきたいと。それから、先ほど申し上げましたとおり、随時完成されたものを引き継いでいって、維持管理をしっかりしていくというような状況になっております。

〇森委員長 4番、寺沢孝毅君。

〇寺沢委員 例えば24年度当初でまだ完成されていないというか、ふぐあいか何かあって引き渡せないものというのはどういうものがありますか。

〇森委員長 産業課長、三浦義之君。

〇三浦産業課長 10年間かけてつくったものですから、当初つくった遊歩道関連の歩く部分ですとか、それからまくら木関連ですとか看板ですとか、いろんなことも老朽化した中で整備管理が必要だという部分があります。あとはノゴマ館の中のトイレもそうですし、それから蓄電池の関連ですとか、風車もありますけれども、うまく機能していない。それから、ソーラー関連もあります。それらの現状としてはなかなかうまくいっていない部分をしっかり動かせるような状況、それから整備をした段階でもらうというようなことになっております。

〇森委員長 4番、寺沢孝毅君。

〇寺沢委員 フットパスとそのノゴマ館という休憩舎のということになると、ほとんど引き渡されないということかなと思って聞いていたのですけれども、ちょっと私は意外な答えだったです。そういうことなのですか。

〇森委員長 産業課長、三浦義之君。

〇三浦産業課長 施設全部が老朽化しているわけではなくて、最近つくったものもありますし、そういう中ではしっかりいいものと悪いものと見きわめるというか、必要な部分は手を加えた部分については当然やってもらうということで引き継ぐということで取り決めをしております。

〇森委員長 4番、寺沢孝毅君。

〇寺沢委員 最後にちょっとお願いなのですけれども、あそこのいわゆるノゴマ館と呼んでいる建物の中にトイレがあります。トイレは、観光のパンフレットの中にもトイレとして載っていたり、その他の情報のマップの中にも載っているのです。ですから、周辺には全くトイレがなくて、そういう意味ではとても大事な役割を果たす場所なのです。あそこを当然4月の下旬のゴールデンウイークの始まりから人が訪れて、特に5月の連休から6月当初にかけてはあのフットパスを歩きながら野鳥を見たり、花を観察したりという方が多数訪れるので、そこに間に合わせてトイレは使えるようにということでやっていただかないとかなり利用者が困って、苦情とか出てくるのではないのかなと思いますが、その辺は道との協議は調っているのでしょうか。

〇森委員長 産業課長、三浦義之君。

〇三浦産業課長 トイレにつきましては、あそこのトイレはバイオトイレということで、普通のトイレと違っておがくずと、それから微生物の力を利用しながら、攪拌をして使えるというトイレでございまして、当然あそこは電気がないわけで、その電気のためにソーラーですとか風力関連の蓄電をしながら、そして攪拌して、微生物ということでの使える状況での初めてのトイレという形になりますので、そこまでしっかりした中でいけるかどうかというのは、これから詰めていきますけれども、結構厳しい状況だと思います。

〇森委員長 4番、寺沢孝毅君。

〇寺沢委員 厳しい状況なのはわかりましたけれども、使えないということになるとパンフレットとかその他印刷物のトイレという印をみんな隠すとかそういうことをしないと混乱が起きるのです。そこら辺の対応も含めてお願いを本当にしっかりと、できれば使えるような格好で何とかお願いをしたいものだと思います。

〇森委員長 産業課長、三浦義之君。

〇三浦産業課長 私も早急に使えるようにしたいと思っておりますので、ただ相手がありますので、ちょっと時間がかかるかと思います。

〇森委員長 11番、室田憲作君。

〇室田委員 説明資料の17ページ、商工振興費の商店街環境整備街路灯補助とありますけれども、昨年各商店振興会の街路灯のLED化ですか、行われ、大変関係者も喜んで、電気料等が節減されたということで大変歓迎されているところですが、この15万1,000円はどのような部分をやられるのかちょっとお聞きしたい。

〇森委員長 商工労働係長、大平良治君。

〇大平産業課商工労働係長 お答えいたします。
 従来と同様街路灯に係る電気代の補助ということで、LEDになりましたので、電気代がかなり安くなっております。そのかかる経費の2分の1を補助するという形で金額を上げていただいています。

〇森委員長 11番、室田憲作君。

〇室田委員 そうすると、新たに設置するということではないということですね。

〇森委員長 商工労働係長、大平良治君。

〇大平産業課商工労働係長 既存のものの電気代のみということになっています。

〇森委員長 11番、室田憲作君。

〇室田委員 昨年の場合は、実験的にLEDの効果その他を確かめるためにも両島、あるいは町内の中通り等の街灯を少し実験的にやってみたいというようなお話もあったのですが、一気に電気器具の改正があったということで商店街の街路灯の設置を行ったのですが、非常に電気料等の節減が図られるというような効果もあることから、今後こういう中通りなり、あちこちの街路灯の取りかえというようなことは計画されているのか、いないのか、その辺お聞きします。

〇森委員長 町民課長、藤岡典行君。

〇藤岡町民課長 お答えをします。
 私も大変LED化につきましては推進をしたいなという思いでおります。今年度の予算要求には上げていなかったのですが、昨年度予算要求時に離島のLEDの街路灯について、LEDにかえるという形で500万台ぐらいでしたか、両島合わせて五、六百万だったと思いますけれども、予算要求をして見事に落とされた経緯がございますけれども、ぜひこれについてはいろんなところにモデル地区を設けながらやっていきたいなという思いがあります。ただ、今のところまだなかなか補助事業が余りメニューがありませんので、今回一村一炭素おとしで商工のほうは整備したようですけれども、我々のほうも補助メニューを探しながら、何とか使い勝手のいいようなものを探しながら再度予算要求していきたいと思っています。

〇森委員長 8番、橋本修司君。

〇橋本委員 予算資料の説明の17ページ、商工業振興についてなのですが、ターミナル通り、駅前通りのあそこの通りは道道ですから問題あるのですが、北海道は予算がないのか、除排雪、排雪のほうが今年は1回しかやっていないと思ったのですが、これは商店街活性化とかいうことから考えても何とか道のほうで排雪だけでも商店街に限って1回が2回、2回が3回やってもらうような要請というのはできないものかなと。町の権限ではないのでしょうけれども、そういう要請をして、商店街の活性化のために排雪も小まめにしてもらいたいと、そんなことをすることで活性化になるのでないかというような、そんな意味づけで要請をしてもらえないのかなという思いがあります。いかがですか。

〇森委員長 暫時休憩します。

休憩 午後 2時34分
再開 午後 2時34分

〇森委員長 会議を再開します。
 町長、舟橋泰博君。

〇舟橋町長 確かに今年の降雪、またその状況によっての排雪の状況というのは本当に大変な状況かなと。それで、あちこち商店街の方々、大通りも含め、国道のほうも含めていろんなお話聞いております。旧駅前通りというのは私もいつも通るところでして、あの状況で何か駅前通りというのも、ターミナル通りですか、というのも何かおかしいような状況もあります。道道とはいいながらもやはり地域の商店街の活性化という観点、またいろんな意味で交通安全ということも含めながら、道のほうには強く要請活動してみたいというふうに思います。

〇森委員長 ほかに質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇森委員長 次に、第8款土木費、151ページから164ページまで質疑を行います。
 2番、金木直文君。

〇金木委員 土木費、162ページの町営住宅に関してですが、選考委員の報酬等の予算も盛り込まれておりますけれども、昨日条例改正になりました住宅管理条例に関する中身にも触れるのですけれども、私自身もまだ詳しくは理解していない中でお聞きをしながら質問をさせていただきますけれども、昨日の審議の中でも森議員のほうから身体障がい者に関する規定、いろんな何級、何級という段階設定がある中でどのように考えておられるのかといった質問も出ていたと思いますけれども、明確な答弁なさらなかったと思いますが、改めてお聞きしたいと思います。

〇森委員長 町民課長、藤岡典行君。

〇藤岡町民課長 昨日の収入基準の関係でのご質問でありましたけれども、特に居住の安定を必要と認める階層ということで、収入基準21万4,000円ということでのこの提案をさせていただいたのですけれども、その居住の安定を求める方々というのがどういう方々かということの質問だったと思いますけれども、条例には出てきませんけれども、施行規則のほうで盛り込んでおります。もともとこれは法令で公営住宅法とその施行令で定めておりまして、さらに国土交通省令で定めるというようなことでほかの政令のほうにもゆだねているのですけれども、その国土交通省令で定める居住の安定を必要とする人たちの特に障がい者の部分、障がい者の部分の等級数ですとかをこの国交省令で定めておりまして、まず身体障がい者に関して言えば1級から4級、精神障がいについて言いますと障がい等級が1級、または2級と。それから、知的障がい者については、精神障がいの程度に相当する程度というような規定になっております。今回規則の改正のほうでこれらの条項を具体的に盛り込んで改正を同時にしております。

〇森委員長 2番、金木直文君。

〇金木委員 それは、入居に関する月額収入、収入月額に関する規定であろうかと思いますが、実際そういう身体障がいの方が入居された場合、住宅料についてのそういう障がいを持っている、持っていない等によるそんな料金の段階みたいのはありましたかどうなのか、私ちょっとはっきりわからないものですから説明していただきたいと思います。

〇森委員長 町民課長、藤岡典行君。

〇藤岡町民課長 この収入基準に関する規定というのは、あくまでも入居資格に関する入居資格の要件が法令で3ないし4あります。1つが同居親族があること、2つが収入基準が一定額以下であること、3つ目が税の滞納がないこと、さらに羽幌町の場合4、5と、暴力団員等でないことですとか5項目ぐらいありますけれども、その1つがこの収入基準ということで、あくまでこれは入居の際の資格要件ということでございますので、直接家賃算定の上で何らかのこの基準がどうのこうのということではございません。

〇森委員長 2番、金木直文君。

〇金木委員 それで、その入居に際して例えば今度は明らかに身体障がい者何級であるとかというような申し出ですか、書類等で整理されるのだろうと思いますけれども、この身体障がい者であることで入居要件として優先されるとか、そういうことはあるのかどうか、その辺もお願いします。

〇森委員長 町民課長、藤岡典行君。

〇藤岡町民課長 それにつきましてもまた別規定がございまして、収入基準と、障がい者については今言ったその入居に際しての収入基準が一般より高いということが1つございますし、さらには入居の選考の際に住宅困窮度というものを優先順位につけるわけですけれども、より住宅困窮度の高い階層ということで障がい者、高齢者あるいは寡婦等々がすべて規定をされておりますので、当然選考の際もそれらが優先されるという傾向にございます。

〇森委員長 2番、金木直文君。

〇金木委員 最後、まとめとしてお聞きしますけれども、今回新たな身体障がい者ということではっきりと文言として盛り込まれているという条例改正でもありますし、町民の中には実際は障がいは持っていても改めて障がい認定までは受けないでいるけれども、もしも住宅事情で困っているのであればそういった身体障がい者の認定を受けて、改めて入居申請しようかということを考える方もいるかと思いますので、そういった今後の周知の仕方などについてもきちんとお知らせしていっていただきたいと思いますが、その点についてお答えお願いいたします。

〇森委員長 町民課長、藤岡典行君。

〇藤岡町民課長 随時公募をいろいろ住宅の空きに応じて行っておりますけれども、その公募の際の入居条件というのを列記しておりますので、大体それで判断いただいているということですけれども、特に高齢者、障がい者については困窮度が高いので、優先順位が高いですとか、こういうことは特にうたってはおりません。それは、基本的に公募に関しては一般の方と同じように応募をいただくという考え方でございますので、これについては特にうたっていなかったと思いますけれども、再度その辺のことも含めて周知のあり方ということを見直してみたいと思います。

〇森委員長 8番、橋本修司君。

〇橋本委員 予算説明書の19ページ、公営住宅の管理整備事業の中の公営住宅維持補修の件なのですが、北町団地の外部塗装ということで、北町団地は今入居募集していないところもたしかあったように僕記憶しているのですが、しかし飛び飛びで入居しているという状況だったように思っております。その辺の状況とその団地の解体計画はいつごろから始まるのかちょっと教えてください。

〇森委員長 町民課長、藤岡典行君。

〇藤岡町民課長 管理戸数百三十数戸ございまして、大きく2つのブロックに分かれております。平家のみのブロック、いわゆる朝日団地寄りのほうのブロック、これが今維持で残すほうのブロックということで、4年間の年次計画で外部塗装をしております。今年が3年目になります。それから、もう一つの2階建て住棟を含むブロックのほうですけれども、こちらのほうについてはいわゆる維持ではなくて建て替えの対象ブロックということで分けまして、こちらのほうについては新規入居を認めないで、いわゆる政策空き家をどんどんふやしていくという形で進めております。現在幸町団地からほとんど朝日への移転希望者のほうは終わりまして、今北町団地が主で朝日へ毎年数戸ずつ移転していただいているというような形で進めております。それで、大分歯欠け状態ということになってまいりまして、除雪に支障を来したりとかいろいろありますけれども、できる限り我々のほうもその辺はフォローしながらやっていこうというふうに考えております。

〇森委員長 8番、橋本修司君。

〇橋本委員 それで、北町のその2階建ての部分はいつから建て替え予定でしたっけ。

〇森委員長 町民課長、藤岡典行君。

〇藤岡町民課長 結論から申し上げますと、現在の新しい計画では平成36年以降になる予定でございます。現在の長寿命化計画は、10カ年の計画ということで23からスタートをしているわけですけれども、23から32までの間には幸町団地の建て替えが実は終わらないという状況になっております。幸町団地の建て替えが解体含めて16年かかりまして、36年まで実はかかるということで、北町団地はそれ以降ということでございます。ちなみに、旧計画、旧公営住宅等ストック総合活用計画という名称の計画でございましたけれども、この計画では28年で幸町団地の建て替えを終えまして、それ以降北町団地の建て替えに入る予定でございましたけれども、そのときは幸町団地は7年ぐらいで建て替え整備を終えるというような計画でございましたが、財政事情が許しませんで、そのときはもっと今よりも倍以上のペースで建て替えを整備するという計画だったのですけれども、そこは大きく年次計画の変更を余儀なくされて現在の計画に至っているということでございます。

〇森委員長 8番、橋本修司君。

〇橋本委員 今お伺いしたら平成36年からの建て替えということで、2階建てのほうは新規は募集しないと、入居させないということで、そうするとまだこれから十何年あるのですね。今現状で飛び飛びで何件が入っているのか僕わからないのですけれども、先ほど課長説明されたように上手にうまく管理しながらやりたいと。除雪の問題出たり、いろいろ出ているやに聞きますので、これまだこれから十何年も1棟に1戸か2戸かしか入っていない状況でこれからいくのかと思うと、何か僕はちょっと納得できないところあるのです。できればどっちか、引っ越しするのだからなかなか大変とは思いながらも、十何年もあるのですからどこか1棟にその北町団地の2階建てのほう1棟にまとめてしまうか、いっそのことどこかに本当に別に出てもらうかするようなことしないでだらだらとやっていると、たまにあの団地の前通ると1軒の前は周りはきれいだけれども、どこかはもう雪がこんなになっていると。何か非常事態あったらまた困るのだろうなと思いながら見ていたのですが、その辺少しまだ長い先のことですので、今現在入居している方々の意向も聞きながら、また一番いい方法を考えるべきではないかなというふうに思います。

〇森委員長 町民課長、藤岡典行君。

〇藤岡町民課長 委員まさにご指摘のとおりで、私もそういうことを考えておりました。今既に建て替え対象ブロックの住棟で全くあいたところというのは1棟ぐらいしかなくて、あとはまだ1戸、2戸、3戸残っていたりというような歯欠け状態でございますので、何とかそこをある程度効率よく移っていただくなどして順次あいた住棟から用途廃止をするなりして、将来の除却に備えたいなという思いでおります。ただ、やはりこれについては強制的にということにはなりませんので、入居者の方々の意向を伺いながら進めていきたいなと考えておりますので、よろしくお願いします。

〇森委員長 4番、寺沢孝毅君。

〇寺沢委員 今の例えば幸町が終わってから北町に移行して、建て替えのほうですけれども、というのは住宅マスタープランでいろいろ年次計画が立てられていて、それはかなり以前に委員会とかそういうところで説明されたということは存じ上げておりますけれども、これが大幅にちょっとおくれるというのは最近私もちらっと耳に挟んで、んと思っていました。結局この経過というのは、財政に照らし合わせると住宅は建て替えおくらせるしかないという、そういう判断であるというのはわかるのですけれども、これはいつこういうような判断が下されて、こういう形になったのかと僕はやっぱりまずその辺ちょっと確認したいなと思うのですけれども、いつごろの話なのですか、これは。

〇森委員長 町民課長、藤岡典行君。

〇藤岡町民課長 現在の計画に変わる少し前ですので、22年度あたりが一つのターニングポイントになっていると思います。大体話は21ぐらいからあったのだろうと思うのですけれども、22ぐらいにやはりこのままのそのときの計画、住宅マスタープラン、別名公営住宅等ストック総合活用計画という旧計画がございました。この計画は、先ほど申しましたとおり28年度までに幸町団地の建て替えを終える予定の計画でございましたけれども、かなり年間に10戸ぐらいの建て替えをしていくというようなことで、朝日団地の当初のピークのころと同じようなハイペースでの建て替え、8戸から10戸ぐらい、それで56戸を建てるのに大体7年から8年というような計画でございました。これは、やはり現状の財政状況では無理があるということで財務課のほうからご指摘もありまして、これについては計画の見直しをお願いしたいということで依頼がありました。それで、ちょうど制度改正もありましたので、現在の新しい計画に一年でも早く乗りかえたほうがいいということで新しい長寿命化計画を策定したわけですけれども、その新しい計画の中で今ご説明したような形に変更せざるを得なかったということでございます。

〇森委員長 4番、寺沢孝毅君。

〇寺沢委員 これは、まちづくりにかかわる非常に大事な問題だと思うのです。当初住宅の建て替えのプランがあって、これをここまで先延ばしさせる要因というのは一体何だったのですか。新たに財政的に必要な部分が出てきたというようなことなのだろうかなと思って聞いていたのですけれども、一体原因は何ですか。

〇森委員長 暫時休憩します。

休憩 午後 2時52分
再開 午後 2時52分

〇森委員長 会議を再開します。
 財務課長、品野万亀弥君。

〇品野財務課長 お答えいたします。
 今町民課長のほうから申し上げておりましたとおり、長寿命化計画、今この10年の計画立てる段階で羽幌町全体の事業、それと予算を見たときに、今の倍ぐらいのペースで幸町団地を建設するという予定でおりました。そして、財務課としましても今の国の財政の状況、そして特に気になる部分というのは交付税が相当落ち込むだろうということでその当時予定をいたしておりました。それがたまたま国のてこ入れといいますか、交付税につきましては落ちてはきていますけれども、ある程度維持できてきたという状態でございました。その当時財務課のほうでは交付税そのもの、それと町民税についてはもっと落ちる、実際落ちてきております。そういう羽幌町全体の財政計画、それと事業計画を見たときに、今新たに計画を立てる段階で実際現実的に合ったそういう建て方をしていかないと相当厳しい状況になると、そういう考えから今の長寿命化計画の姿になっておりますので、ご理解をいただきたいと思います。

〇森委員長 4番、寺沢孝毅君。

〇寺沢委員 このまま住宅を建て続けると財政が厳しい状況になる、これは交付税とかいろいろ見て、そういう判断をしたというのはこれは理解できるのですけれども、一方であの住宅も相当厳しい姿に私はなっていくのではないかと思うのです。例えば北町に住んでいる方々が今後10年以上もずっと今の現状の住宅に住み続けると。あの住宅も築30年以上たしかたっているはずですよね、現状でも。私は、本当にそういうことがこの町にとって最善の選択肢なのかなとやっぱりちょっと疑問に思ってしまうのですけれども、いろいろやらなければならないメニューの中で住宅を先送りさせて、それよりも先にやらなければならないものは一体何か。そういう議論をやっぱりしなければいけないと思うのです。そういうこと内部でやられてきていると思うのですけれども、どんな形でやられましたか、そのことについては。

〇森委員長 町民課長、藤岡典行君。

〇藤岡町民課長 これは、現在の長寿命化計画を策定する際に関連ある課、当然総務、財務等も入っておりますし、何課か入っていただいて、この新しい住宅計画を立てる際にどうすべきかという議論をしてきた経緯がございます。何回かの会議、四、五回だったと思いますけれども、コンサルを交えてですけれども、計画を策定するその過程の中でそういった形で会議を持って協議をしてまいりまして、今ある形の計画になったということでございます。ただ、先ほど申しましたように年次計画が大幅におくれた部分というのは、財政事情が許さなかったということで、我々も非常に残念に思っております。

〇森委員長 4番、寺沢孝毅君。

〇寺沢委員 これ余り長引かせても議論というのはこれ以上なかなか深まらないような気がするのですけれども、町長、最終的には町長が判断をされて政策、年次計画最終的には立てられていくと思うのですけれども、現状の課の中で以前あった企画だとかそういったものは総務のほうに吸収されてという格好になっています。そういう政策全般を見渡しながら何をどういうふうに進めていけばいいかという部分、私はなかなか見えにくいなというふうに思っておりまして、そういう役場の中の機構の問題もちょっといろいろ私は思いつきます。
 それから、これ完全にコンクリートされているわけではないと思いますので、今後そういう議論の場も議会の中でもできるような機会をつくっていただきながら、さらに深めていただきたいなと思うのですけれども、その点ご答弁いただいて終わりにしたいと思います。

〇森委員長 町長、舟橋泰博君。

〇舟橋町長 寺沢委員の質問にお答えいたします。
 今のストック計画でしたっけ、住宅の計画につきましては、常任委員会のほうにかけて多少の論議をいただいているということですけれども、これだけの大きな変更によって移転を予定していた旧住宅への、旧というか、入居者たちにするとやはりさまざまな混乱も起こしているのかなというふうに思いますし、大変古い北町の住宅でもありますし、そういった意味ではいろんな課題も投げかけられているのかなというふうに思います。
 いろんな意味で町の政策だとかつくり上げて策定、仕上げていくというところで、以前は企画担当という課がありました。そういった意味で行政改革等々でどちらかというと大課制に近くなってきております。職員の減ということもございますけれども、そうしたことがやはりいろんな政策上で、また町の機構上でマイナスとならないようにということで心がけて機構の改革も含めて変更もしてきております。確かに総務ということで何か総くくりになっているような、外から見るとそんな嫌いもあろうかというふうにも思います。一つ一つ今回さまざまな提案の中で担当者とか、明らかにそれを取り組んでいるのだよというような分野も必要なのでないかというようなこともありましたし、そんなご意見を参考にしながら、やはり外にわかりやすいというか、我々がわかりやすいのはもちろんですけれども、議員も含めて、町民の方々も含めてわかりやすい機構のあり方というのも工夫していきたいというふうに思います。

〇森委員長 3番、小寺光一君。

〇小寺委員 土木費の予算説明資料の道路橋梁管理事業の中の道路改良維持補修についてお伺いします。18ページです。
 道路改良の中で南2条通りとありますが、これはフェリーターミナルのアクセス道路を含めた管理、道路の改良になるのでしょうか。

〇森委員長 土木係長、笹浪満君。

〇笹浪建設水道課土木係長 お答えします。
 本年度やる南2条通りの改良はヒラメセンターのほうになります。

〇森委員長 2番、金木直文君。

〇金木委員 153ページの除雪委託料に関連しまして、3月に入りまして今急ピッチで恐らくこの冬最後の排雪作業に入っているところだろうと思いますけれども、先日除雪組合に参加している業者の方からちらっとお話を伺ったことですが、今年もかなりの雪の量で、もう既にその方は赤字だというようなお話でありましたけれども、上の除雪組合のほうからはそれでも我慢してやってくれというふうに言われているのだということでありました。町と除雪組合との間での話と、それから除雪組合と参加している業者との間、やはり話が食い違っていたりするのもおかしい話だろうと思いますけれども、現在町として除雪組合のほうから何か今年度現時点での除雪の状況、費用的なところでお話が来ているのか、もし情報があればお話しいただきたいと思います。

〇森委員長 管理課長、宮崎寧大君。

〇宮崎建設水道課管理係長 お答えいたします。
 除雪の委託料につきましては、今言われた市街、それから原野地区につきまして今年統合しまして、道路事業維持組合と契約をいたしております。それで、契約の中身につきましては、当初の設計と、あと最後の実績、これを比較しまして、相当量の範囲を超えた場合につきましては設計変更について協議ができるという契約になってございますので、いずれにしましても最後実績を見まして対処いたしたいというふうに考えております。

〇森委員長 2番、金木直文君。

〇金木委員 最終的なところはこれからのことだということでありますけれども、町としては赤字で、実際経費がかかっていたけれども、赤字で覚悟してというようなことでは当然ないだろうと思いますから、除雪組合のほうとの話し合いの中で適正な対処を当然されると思うのですけれども、そういったことで十分に対処していっていただきたいということを一言申し上げておきたいと思います。
 以上です。

〇森委員長 ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇森委員長 これで質疑を終わります。
 次に、審議の都合上、第11款災害復旧費の質疑を先に行います。197ページから198ページまで質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇森委員長 これで質疑を終わります。
 次に、第9款消防費、165ページから167ページまで質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇森委員長 これで質疑を終わります。
 暫時休憩します。

休憩 午後 3時05分
再開 午後 3時15分

〇森委員長 休憩前に引き続き会議を再開します。
 次に、第10款教育費、169ページから195ページまで質疑を行います。
 2番、金木直文君。

〇金木委員 大まかに3点について伺いたいと思います。
 まず、174ページのスクールバス運行に関してお聞きしたいと思います。町内、当町ではスクールバス2路線について、上羽幌、中央方面からと、それから曙、築別方面からと2路線を運行されていると思いますが、先日ある町民の方から羽幌高校へ通学している子供が、このお宅はもう既に卒業されていて何年かたっていたのですけれども、当時羽幌高校に通学されていたお子さんがこのスクールバスを利用して登校していたと。実際のバス停は町内に入ってきたら羽幌小学校、そして羽幌中学校、あとは南7条のターミナルに戻って終わりだということで、高校に通う場合は小学校から高校まで徒歩なり、夏場は近くに自転車を置いておいて自転車で通ったということも言っていましたけれども、できれば冬場の吹雪のような天候のときやそういったときもありまして、路面状態が悪いときには登校、開始時間がぎりぎりだったというようなこともあって、できれば高校まで延ばしてもらえないものかどうかという声をお聞きいたしました。この件については、先日担当課にもお話ししましたけれども、ぜひその方向で検討などされていただけないのかどうかお答えいただきたいと思います。

〇森委員長 学校管理課長、熊木良美君。

〇熊木学校管理課長 ただいまのご質問に対してお答えさせていただきます。
 まず、経過から説明させていただきたいと思います。経過といたしましては、平成3年度に沿岸バスによる生活路線バスが廃止されました。これにあわせまして陸運局の許可を得て、スクールバスでの住民混乗を開始した経緯にあります。平成18年から法律改正に基づきまして羽幌町地域公共交通会議の審議を経て、陸運局の許可による路線、料金等において現在運行している状況にあります。市街地区におきましての乗降関係なのですが、上り線への乗車は不可であり、下り線からの下車は困難ということで、言いかえれば市街地区においての上りについては降車のみ、下りについては乗車のみというような形になっております。
 実際その利用形態はどういう形なのかというようなことで、小学生、中学生、高校生の部分を申し上げますと、小学生については現在15名、上羽幌線が7名の曙線が8名で、中学生については8名ということで上羽幌線が2名、曙線が5名、そして中央が1名というような形になっております。これに加えまして高校生が現在1名の利用を行っております。こういうような形態はあるのですが、あくまでもスクールバスにおきます混乗というような形で、交通空白地域の住民における交通確保及び他の路線バスとの整合性を踏まえて許可されていることから、総合的に考えましてスクールバスの高校への乗り入れは難しいということで考えております。
 以上です。

〇森委員長 2番、金木直文君。

〇金木委員 その点についてでありますけれども、今人数も現在高校生では1名、この春1人卒業されていたということもあるようでありますけれども、スクールバス設置条例、この中で、私今回条例を見て初めて知ったのですが、第2条で地方自治法244条の規定に基づいて羽幌保育園、羽幌町内私立幼稚園及び羽幌町立小中学校に通う園児、児童及び生徒を運送するためスクールバスを設置するとなっています。実際保育園児、幼稚園児までも利用できるのかというのを初めて知ったわけでありますけれども、ここに羽幌高校を1つぽんと入れるだけで、私は陸運局の許可やら何やらということは確かにそういうのはあるのだとは思いますけれども、幼稚園児、保育園児まで入れていて、小学校、中学校はもちろん入っていて、同じ教育機関であります高校は抜かすというのは教育的配慮に欠けるのではないかなと思います。そういう関係条例ということが問題に当然なるのでしょうから、それは陸運局とかけ合いながら、羽幌町ではこういう方針でいきたいのだと、それは教育的な配慮なのだということで、現在は1名ですけれども、来年度、次年度以降何人になるかはちょっとわかりませんけれども、羽幌高校生が利用する場合にはさらに距離にして600メーター、700メーターぐらいでしょうか、延長して運行しなければいけないことになると思いますけれども、お話を聞いた住民の方は当然その分延びる分は料金は上乗せしてもいいと思っていたというふうにおっしゃっていました。やはりここは教育的な配慮、ただ規則がこうだから、検討するまでもなく、陸運局と話し合うこともしないで無理だと言われてしまいますと、町民の方の声を届ける気力もなくなってしまうわけでありますので、一応はそこ町としては町民の要望に基づいて努力をしてみる、努力した結果やっぱり無理ならば無理だったというふうに回答をいただけるのが本当ではないかと思いますが、改めてその点についていかがでしょうか。

〇森委員長 学校管理課長、熊木良美君。

〇熊木学校管理課長 今の委員のおっしゃっている部分もわからないわけではないというようなことでございますが、一応高校生についてはあくまでも一般住民と同じ扱いというようなことで臨ませていただいております。羽幌高校への通学の際、直近の下車場所については羽幌小学校前が想定されるということであります。ここからの羽幌高校への距離は、今委員さんもおっしゃられていたようにおよそ600メートル程度、時間にしまして15分から20分程度なのかなというようなことで考えております。こういうことから、こういうことも含めまして路線バスとの整合性、あるいは高校生は一般住民と同じ扱い、そして利用者の有無におきます短期間での路線変更等は望ましくないというようなことなどから、現在のところ乗り入れは考えていないということでご理解いただきたいと思います。

〇森委員長 2番、金木直文君。

〇金木委員 そういうお考えだということはわかりましたが、先日この件について私も実態を知りたいと思いまして羽幌高校に問い合わせをしました。現在そのスクールバスを利用している高校生何人ぐらいいるのか高校にお聞きしたところ、そういった状況は把握していないと。現に小学校から高校まで歩いているようですよとお話ししたら、初めて聞きましたということで、早速調べてみますということで、1時間ぐらい後に各担任の先生に聞いたということで、この春卒業生が1人いた、在校生1人という状況でありまして、もしも延長していただけるなら本当にそれは喜ばしいことだということで学校、高校関係者からも声をいただいておりますので、ぜひもうちょっと検討の余地を残していただいてお願いしたいと思いますが、次の質問に移ります。
 179ページの武道教材購入費についてです。新年度から指導要領が変わりまして、中学校でも何かの武道を行うということで新聞等でも報道されています。羽幌では剣道を選択したということでありますけれども、剣道となりますといろんな武具が必要で、竹刀、面や小手や胴やということでいろんなものが必要になるのだと思いますけれども、これによる個人負担、子供の家庭への負担については何か考えておられるのか。どうでしょうか。

〇森委員長 学校管理課長、熊木良美君。

〇熊木学校管理課長 お答えいたします。
 当町それぞれの中学校、天売、焼尻、羽幌中学校、3校あるわけなのですが、この武道の種目選択におきましては、学校側において保護者等と十分に協議した上で最終的に剣道をいずれも選択したというような形になっております。そういうことから、当教育委員会といたしましても経済状況等を勘案した上で保護者の負担を極力なくすというような方向から、それに係る用具等については公費で購入し、必要なそれぞれの授業単位数を各学校へ配置するような考え方で進めております。その配置予定といたしましては、面、胴、垂れ、小手ということでありますし、その他消耗的な竹刀等についてもうちのほうでは配付する予定です。それによってそれぞれの生徒あるいは保護者の方が負担するということで考えられる部分でいきますと、汗をふくタオル、あるいは小手等の中において直接触れるというような部分が嫌がる生徒もいるというようなことから、薄い手袋等は自前で用意してほしいというような形で考えさせていただいております。数においては、羽幌中学校が30組、天売中学校が7組、焼尻中学校が8組、これに教師等の部分を加えた中の総経費というような形で今回要求をさせていただいております。
 以上です。

〇森委員長 2番、金木直文君。

〇金木委員 今お答えの中で小手の中に手袋等をはめるというような対策を考えられているようですが、直接やはり面も顔やおでことかにつきますし、そういう衛生面での管理はどうなのかなということでもちょっと危惧をしているところです。そういった面についても十分考慮、配慮しながら、学校管理課としても対処していっていただきたいと思います。
 もう一点最後に、これは190ページになると思いますが、特別項目はないのですが、パークゴルフ場についてです。社会教育費に関しますね。そこでちょっとお聞きします。これは、私自身の経験でありますが、昨年の10月ころだったと思いますが、9月末だったですか、パークゴルフをするちょっと機会がありまして、ただ開始時間が4時半開始というパークゴルフのちょっと集まりがあったのです。あそこは今、夜間照明で、自分でボタンを押して照明をつける式のそういう形になりまして、10月ごろとなりますともう5時にはほとんど真っ暗くなるのに対して夜間照明のスイッチは6時作動だったと、6時だったか、6時半だったか。それ以前に幾らボタン押しても照明はつかないという状況だったので、夏場時間であれば6時、6時半でもよかったのかもしれませんけれども、秋口となりますと日没が早い。ところが、タイマーというのですか、スイッチの起動、作動は6時以降ということになると、真っ暗な中でパークゴルフもできずに私たちのグループはすごすごと帰ってきたということがありました。そういった声や現状、今年から初めて取りつけた装置ということもあって、いろいろそういう問題もあったのだろうとは思いますけれども、そういった状況などを把握していたのか、あるいは次年度以降改善の余地などがもし必要だと感じておられるのであればどう対処されるのかお答えいただきたいと思います。

〇森委員長 社会教育課長、浅野勝彦君。

〇浅野社会教育課長 今のご質問にお答えします。
 私どものほうとしては、日没時間に合わせましてタイマー設定している予定でおりました。今のご意見初めてちょっとお伺いしましたので、通常であれば暗くなる前にタイマーが入って、ボタンを押すと照明のほうがつくような設定をしているはずなのですが、何かの故障かちょっとよくわかりませんけれども、常日ごろそういう意識はしてやっております。たまたま10月でございましたっけ、10月のころだと恐らくもうなっていると思うのですが、ご迷惑かけまして申しわけございませんでした。毎年日没の時間合わせて本スイッチ、ナイターの本スイッチのタイマーというのは設定しております。もし何かあれば手違いでつかなかっただけだと思っております。

〇森委員長 3番、小寺光一君。

〇小寺委員 私のほうから3点お伺いします。
 1つは、173ページの天売小学校120周年記念事業補助金にかかわるものなのですが、たしか羽幌小学校も今年度120周年を迎えると思います。天売小学校はもちろん記念事業を行って、それに補助する形になると思うのですが、羽幌小学校については予算上ではのっていないということは、何もしないということでよろしいのでしょうか。

〇森委員長 学校管理課長、熊木良美君。

〇熊木学校管理課長 お答えいたします。
 こちらのほうで要求しているのは、天売小学校の120周年記念事業補助金ということで、21年度に焼尻小学校で同周年を迎えたことと同様の記念事業をやるというようなことで予算を要求してございます。お尋ねの羽幌小学校の関係なのですが、羽幌小学校においても24年度においては120周年を迎えるような形なのですが、PTA、あるいは父母の会等の中で、学校も踏まえての話なのですが、こちらのほうについては今年度予算要求はせず、その関連の団体の中でやると。別途いずれその120周年事業をあわせた行事をやるような予定ということで伺っております。

〇森委員長 3番、小寺光一君。

〇小寺委員 わかりました。
 続いて、177ページ、負担金補助及び交付金について、その中で宿泊研修事業補助金と修学旅行負担金ということで上がっています。宿泊研修については、6月の議会の質問の中で羽幌の子供たちをぜひ島に連れていったらどうだろうという話もしたのですが、これは子供たち島に行く宿泊研修の補助ではないですか。

〇森委員長 学校管理課長、熊木良美君。

〇熊木学校管理課長 お答えいたします。
 この部分については、島に行くような経費とはなっておりません。その際、記憶で恐縮なのですが、お答えの中で島での受け入れ態勢がなかなかとれない、難しいというようなことでお答えした記憶がございます。そういうことから、24年度においては島での宿泊研修というものは予定をしておりません。

〇森委員長 3番、小寺光一君。

〇小寺委員 そのようなお答えをいただいた記憶はあります。ただ、私のほうも補助をつけることによってそのような問題も解決できると思いますので、ぜひそういう予算をつくっていただきたいということで提案して終わったと記憶しています。ぜひ来年以降そういう措置によって子供たちが島に行けるような予算措置を考えていただきたいと思います。
 続いて、予算説明資料の22ページ、社会体育振興事業についてお伺いします。その中にスポーツ教室実施業務ということで、ここにいろいろ書かれています。先日の教育長の教育行政執行方針の中にも触れられていましたけれども、なかなか横文字で具体的に内容が見えないものもありますので、もしよろしければわかりやすい形で説明いただければなと思います。お願いします。

〇森委員長 社会教育課長、浅野勝彦君。

〇浅野社会教育課長 お答えします。
 今のご質問ですと、予算書でいきますと189ページの委託料の部分です。体育事業委託料ということで210万ついていることだと思いますが、このスポーツ教室につきましては子供から大人までの地域住民の運動習慣の定着というのを図るために継続して事業をやるということを目的にして、従来行われていますイベント型のスポーツ大会、それから各種目別のスポーツ教室等とは異なったどんなスポーツにでも必要とされる基本的な運動能力、それから体力の向上を図るということを目的にスポーツ教室を開催したいと考えています。
 この中で、スポーツ教室のメニューでございますが、横文字で大変申しわけございませんけれども、コーディネーショントレーニング教室、それからスポーツダイエット教室、体幹トレーニング教室、それと水泳教室、この4つを予定しております。このコーディネーショントレーニングについては、対象については小学生から高齢者まで、多様な動きをすることで脳と神経回路を刺激して、自分の体を巧みに動かすことができる能力を身につけるというトレーニングでございます。ふだん余り運動していない子供たち、また運動が苦手な子供たち、そういう子供たちが楽しみながら、ゲーム感覚でスポーツに親しんでいっていただければという思いでこの教室を開催する予定でございます。そのほかにもこのスポーツ教室のほかにもコーディネーショントレーニングにつきましては、各小学校だとか各団体等に働きかけて、いろんな部分で取り組みを行っていきたいと考えております。また、高齢者にも体とか体力の維持等に役立つということでございますので、福祉課とも連携をとりながら、このコーディネーショントレーニングについて広めていきたいというふうに考えております。また、このコーディネーショントレーニングは、年間大体40回ぐらい教室を予定しております。
 それと次に、ダイエット教室ですけれども、ダイエット教室につきましては年間大体20回ぐらい、ダイエット教室と体幹トレーニングを合わせまして24回ほど教室を開催する予定でおります。これにつきましてもスポーツダイエットの専門的な知識を持った指導者等お願いしまして、その教室をやっていきたいというふうに考えています。
 それと、水泳教室につきましては、例年やっております幼児と小学生の水泳教室ですけれども、これも年合わせて10回ほど実施していきたいというふうに思っております。
 いずれにしましても、即効果の出るような事業等ではありませんので、長い間かけて継続した中でできればやっていきたいなと考えております。

〇森委員長 3番、小寺光一君。

〇小寺委員 対象者は、子供だけではなくて広く町民に呼びかけるということでよろしいですか。

〇森委員長 社会教育課長、浅野勝彦君。

〇浅野社会教育課長 教室の中身にもよりますけれども、コーディネーショントレーニングについては子供から高齢者まで幅広く周知していきたいと思っております。

〇森委員長 3番、小寺光一君。

〇小寺委員 せっかくやる事業ですので、PRも含めて、あと長期的に見て体力向上に役立てるような実りのあるものにしていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
 以上です。

〇森委員長 11番、室田憲作君。

〇室田委員 説明資料でいくと21ページ、学校施設整備事業、羽幌小学校の改築事業について若干お尋ねします。
 小学校の改築に向けて来年度595万5,000円を計上されて、地質調査を行うと。その後、ただいま編集中の総合振興計画の中によりますと25年度は基本設計、26年度には実施設計、27、28年度で本建築、そして29年度が外構工事ということになっておりますが、これから考えてみると実際に子供たちが校舎を使えるというのは5年あるいは6年後というようなことになってくるのではないかと思いますが、この辺のことについてまずどのように考えているのか。また、こういう計画でこのまま進まれていくのかどうか、まずお尋ねします。

〇森委員長 学校管理課長、熊木良美君。

〇熊木学校管理課長 お答えいたします。
 まず、本年度の予算要求の状況から申し上げさせていただきますと、現在構想を3月16日を契約期限ということでまとめております。その後、それをもってまた検討を進めていくわけなのですが、来年度の事業内容といたしましてはただいま委員さんがおっしゃったように地質調査と現況測量を行う予定ということで考えております。現況測量につきましては、立木を含めたすべての建物、地上のすべての物の位置を確認する、それから土地の面積、地表の高低等を把握するために実施するものであります。また、ボーリング調査については、地下10メートルぐらいまでの地質の状況を確認し、建てる際に支障がないか、支障があるのであればどういうような手だてを講ずるのかというようなことを確認するための調査ということで考えております。
 実際この後どういうような形になるのかということなのですが、一応財源的なことから先ほどおっしゃられました25年以降の予定は立てております。ただ、あくまでも将来的な財源の確保というようなことの計画ということでご理解いただきたいと思います。実際建てるときに突然来年度からやりますというようなことにはならないと思いますので、将来的なものを見込んでの財政的な面からこういうような年度に資金がこれぐらい要るのでないかなというようなことの予定を立てた上での数字、年度というようなことでご理解いただきたいと思います。

〇森委員長 11番、室田憲作君。

〇室田委員 たしか、たしかというよりも22年度でしたか、校舎の老朽化が激しいということから耐力度調査を行って、その結果改築が必要であるというような審査が下されたと。そして、いよいよ改築に取り組まなければと。俗に言う危険校舎であるというような考え方で改築に取り組んできているのだろうと思うのですが、ただいまのお答えを聞くとその財源等のことも考えるとまだこれから検討しなければならないというようなことでありますけれども、先日の教育長の教育行政執行方針の中にも災害の避難指定場所等々にも指定されていることから、羽幌小学校だけではなくて、それらの整備を行っていかなければならないというような言葉がありましたけれども、現在でも雨漏りをしたり、または天井、壁等の崩れが起きたりしながら、修理を加えながら実際に行っていると。その現状から考えると、そんなに建設年度を長く見る状況にはないのではないかと、こういうように考えますが、その辺のことについてまずお答えください。

〇森委員長 教育長、石川宏君。

〇石川教育長 お答えいたします。
 今室田委員からお話がありましたように雨漏りも、大分ちょっとおさまってはきているのですが、実際に雨漏りもして、補修もしながら、割合ともう古いということは耐力度調査の結果でも示されております。その中で、そんな悠長なことでいいのかというようなご指摘だというふうに思いますが、今基本構想をつくって、これから基本計画、いわゆるどういう形にするかというのを絞り込んでいきながら、それからいよいよ建設にかかるということでございます。ご指摘のように不自由をかけている、または災害の避難場所の施設としての役割もあるということからいけば、少しでも早くというふうな感じは私も持っておりますが、全体的な町の状況の中で考えていきたいと。そういうことからいくと、すぐ来年、再来年ということにはなかなかならない部分もあるということでご理解願いたいと。ただ、少しでも早くしたいという気持ちは委員と同じであるということでご理解願いたいというふうに思います。

〇森委員長 11番、室田憲作君。

〇室田委員 この場で、それでは26年度から始めますとか、そういう年度までは聞こうとは思いませんけれども、やはり子供たちの安全ということが第一だと思うのです。子供たちの安全というようなことから考えた場合にどうするのかと。聞きますと、基本設計、そして実施設計ということがあるのですね。基本設計と実施設計の違いは何なのかということをちょっとお聞きしたい。

〇森委員長 学校管理課長、熊木良美君。

〇熊木学校管理課長 お答えいたします。
 基本設計、実施設計、それぞれ設計段階がありますが、基本設計については建物を建てる際には青写真的なこういうような形で建てるというようなものが、簡単に言ってしまうとそういうようなことと私のほうは認識しております。ただ、実施設計になりますと、それを細かく分割したパーツごとに例えば窓であれば何ミリのガラスを使ったり、どういう長さのものを使ったり、どういうような材質を使ったりというような形で、それぞれ構造から材質からサイズ、そういうものを細かにそれぞれの箇所ごとに分けた上で設計していくのが実施設計というような認識を持っております。
 以上です。

〇森委員長 11番、室田憲作君。

〇室田委員 そういうことで今そうすると基本設計に1年かけますよ、実施設計に1年かけますよということが私はそんなに時間は必要ないのでないのかと。地質調査したら即基本設計、大まかな設計をし、そして即実施設計に入っていくというような、やはりそういう積極的な取り組みが必要ではないのかなと。そして、少しでも早くでなく、一年でも二年でも早く建てるという方向で考えていただきたいと。ただ、先ほどからやはり財政的な問題もあるので、即言えない部分もありますと、こういうお話です。町長、この辺財政的な面もあるということですので、町長の考え方をお聞かせください。

〇森委員長 町長、舟橋泰博君。

〇舟橋町長 財政的なことというのは、それはいろんなハードのものも含めて、ソフトのものも含めて考えなければならない大変重要なことだというふうに思います。教育委員会のほうから今答弁なされた内容というのは、ある意味では基本的な考え方ということです。また、この事業にはいわゆる補助採択、文科省の補助採択を受ける、そしてそれを受かるということが非常に重要なところでありまして、耐震の関係での絡みの申請になるというふうに理解していますけれども、そういう年度の絡みもございます。一年でも二年でもと、民間のものを建てるときではある程度できるのかもしれませんけれども、そういったさまざまな制度との絡みもございますので、その辺は理解していただきたいと。教育長答弁のとおり本当に一年でも早くできるように努力はしている、安易な気持ちで延ばしているということでもございません。いろんな絡みがあってそうなっているということだけは理解していただきたいというように思います。

〇森委員長 11番、室田憲作君。

〇室田委員 そういうことでできるだけ早く、一年でも早くというような答弁もいただきましたけれども、やっぱり教育長、もう一度この建築までの計画というのですか、これをしっかりと早いうちに立てて皆さんに示していただきたいと思うのです。あのときはどうなったのと言ったら今基本設計やっています、このときはどうなのと言ったらこれから実施設計でなく、いつどういうふうにやるのかということをスケジュールをきちっと決めて取り組んでいただきたいと思うのですが、いかがですか。

〇森委員長 教育長、石川宏君。

〇石川教育長 先ほど私からもお話ししました。町長からもお話ししましたようになかなか、少しでも早くという気持ちは持っております。ただ、今の国の耐震関係の補助の採択の年度が平成27年が今のところ期限ということになっています。それが延びるかどうかというのはまだわかりませんが、そういうのも一つの目安にしながら、それを見据えた中での計画を立てていきたいというふうに思っております。

〇森委員長 ほかに質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇森委員長 これで質疑を終わります。
 暫時休憩します。

休憩 午後 3時51分
再開 午後 3時51分

〇森委員長 それでは、休憩前に引き続き会議を再開します。
 次に、第12款公債費、199ページ、質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇森委員長 これで質疑を終わります。
 次に、第13款諸支出金、201ページから202ページまで質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇森委員長 これで質疑を終わります。
 次に、14款予備費及び給与費明細書及び債務負担行為に関する調書並びに地方債に関する調書について、203ページから212ページまで質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇森委員長 これで質疑を終わります。
 これで歳出を終わり、次に歳入に入ります。なお、債務負担行為と地方債が16ページから17ページまで、歳入は26ページから76ページまで、一括して質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇森委員長 これで質疑を終わります。

    ◎延会の宣告
〇森委員長 お諮りします。
 本日の会議はこの程度にとどめ、延会したいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇森委員長 異議なしと認めます。
 したがって、本日はこれにて延会することに決定しました。
 明日は、午前10時から本委員会を開会いたします。
 ご苦労さまでした。
(延会 午後 3時52分)

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