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議会議事録(平成21年第6回臨時会 7月16日)

議会議事録(平成21年第6回臨時会 7月16日)

平成21年第6回羽幌町議会臨時会会議録

〇議事日程(第1号)
 平成21年7月16日(木曜日) 午前10時00分開会

第1 会議録署名議員の指名
第2 会期の決定
第3 諸般の報告
第4 選任第3号 羽幌町議会運営委員会委員の選任について
第5 選挙第2号 羽幌町外2町村衛生施設組合議会の議員選挙について
第6 承認第5号 専決処分の承認について「平成21年度羽幌町一般会計補正予算」(第2号)
第7 議案第37号 平成21年度羽幌町一般会計補正予算(第3号)
第8 議案第38号 平成21年度羽幌町介護保険事業特別会計補正予算(第2号) 

〇出席議員(8名)
 2番 伊藤 昇 君
 4番 磯野 直 君
 6番 森  淳 君
 8番 船本 秀雄 君
 9番 大山 新太郎 君
10番 熊谷 俊幸 君
11番 室田 憲作 君
12番 橋本 修司 君

〇欠席議員(2名)
 3番 寺沢 孝毅 君
 7番 駒井 久晃 君

〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した人
 町長 舟橋 泰博 君
 副町長 本間 幸広 君
 教育長 山本 孝雄 君
 監査委員 米澤 幸雄 君
 会計管理者 大波 芳弘 君
 総務課長 石川 宏 君
 政策推進課長 柳田 昭一 君
 財務課長 品野 万亀弥 君
 町民課長 藤岡 典行 君
 福祉課長 鈴木 典生 君
 建設水道課長 西村 修 君
 建設水道課長補佐 三浦 良一 君
 農林水産課長 山口 芳徳 君
 商工観光課長 三浦 義之 君
 学校管理課長 水上 常男 君
 学校管理課長補佐兼学校給食センター所長 浅野 勝彦 君
 社会教育課長兼公民館長 濱野 孝 君
 監査室長 工藤 孝司 君

〇職務のため出席した事務局職員
 議会事務局長 長谷川 一志 君
 総務係長 豊島 明彦 君
 書記 富樫 潤 君               

    ◎開会の宣告
〇議長(橋本修司君) ただいまの出席議員は8名であります。
 定足数に達しておりますので、ただいまから平成21年第6回羽幌町議会臨時会を開会いたします。
(午前10時00分)

    ◎町長あいさつ
〇議長(橋本修司君) 町長から議会招集のあいさつがありますので、これを許します。
 町長、舟橋泰博君。

〇町長(舟橋泰博君) 平成21 年第6回町議会臨時会の招集に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。
 議員の皆様におかれましては、時節柄何かとご多忙の中ご参集を賜りまして、厚く御礼を申し上げます。羽幌神社祭も終わりまして、この週末には夏の一大イベントでありますサンセットサマーライブが行われます。好天に恵まれ、たくさんの方に来ていただき、町がにぎわいを見せることと期待をいたしているところでございます。
 さて、本臨時会に提案いたしております審議案件は、補正予算に関する専決処分の承認が1件と各会計補正予算が2件の合わせて3件でございます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げまして、招集のあいさつとさせていただきます。

    ◎開議の宣告
〇議長(橋本修司君) これから本日の会議を開きます。

    ◎会議録署名議員の指名
〇議長(橋本修司君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第118条の規定によって、
   8番 船本 秀雄 君    9番 大山 新太郎 君
を指名します。

    ◎会期の決定
〇議長(橋本修司君) 日程第2、会期の決定を議題とします。
 お諮りします。本臨時会の会期は、本日1日間としたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) 異議なしと認めます。
 したがって、会期は本日1日間と決定しました。

    ◎諸般の報告
〇議長(橋本修司君) 日程第3、諸般の報告を行います。
 本日の欠席届け出は、3番、寺沢孝毅君、7番、駒井久晃君であります。
 会議規則第21条の規定により、本日の議事日程表は配付いたしましたので、ご了承願います。
 次に、地方自治法第121条の規定により、本臨時会に説明員として出席通知のありました者の職、氏名を一覧表として配付してありますので、ご了承願います。
 次に、閉会中における高野輝雄議員の辞職申し出に対し、地方自治法第126条及び会議規則第99条第1項及び第2項により議長名をもって許可いたしましたので、報告いたします。なお、辞職は、平成21年6月22日付であり、以後の議員定数は12に対し欠員2となります。
 これで諸般の報告を終わります。
 暫時休憩いたします。日程第4、選任第3号 羽幌町議会運営委員会委員の選任について関連がありますので、休憩の間に文教厚生常任委員会を開き、欠員となっている副委員長の互選及び議会広報特別委員会を開き、欠員となっている委員長の互選をお願いをいたします。なお、決定次第会議を再開いたします。

休憩 午前10時05分
再開 午前10時07分

〇議長(橋本修司君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 休憩中に行われた文教厚生常任委員会において副委員長互選の結果報告が手元に参りましたので、報告します。
 副委員長に9番、大山新太郎君が互選されました。
 同じく休憩中に行われた議会広報特別委員会において委員長互選の結果報告が手元に参りましたので、報告します。
 委員長に8番、船本秀雄君が、またこのたび委員会開催まで議会広報特別委員会副委員長でありました船本秀雄君が委員長に互選されました結果、欠員を生じた副委員長には11番、室田憲作君がそれぞれ互選された旨報告がありました。

    ◎選任第3号
〇議長(橋本修司君) 日程第4、選任第3号 羽幌町議会運営委員会委員の選任を行います。
 羽幌町議会運営委員会委員の選任については、委員会条例第5条第1項の規定によって10番、熊谷俊幸君を指名したいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) 異議なしと認めます。
 したがって、ただいま指名した熊谷俊幸君を羽幌町議会運営委員会委員に選任することに決定しました。
 暫時休憩いたします。この間に議会運営委員会を開き、委員長の互選をお願いいたします。なお、決定次第会議を再開いたします。

休憩 午前10時08分
再開 午前10時10分

〇議長(橋本修司君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 ただいま羽幌町議会運営委員会委員長互選の結果が手元に参りましたので、報告します。
 委員長に10番、熊谷俊幸君が互選されました。

    ◎選挙第2号
〇議長(橋本修司君) 日程第5、選挙第2号、欠員の羽幌町外2町村衛生施設組合議会の議員選挙を行います。
 お諮りします。選挙の方法は、地方自治法第118条の第2項の規定により議長において指名推選にいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) 異議なしと認めます。
 したがって、議長において指名することに決定しました。
 羽幌町外2町村衛生施設組合議会議員に11番、室田憲作君を指名します。
 お諮りします。ただいま指名した室田憲作君を当選人とすることにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) 異議なしと認めます。
 したがって、室田憲作君が当選されました。
 ただいま羽幌町外2町村衛生施設組合議会議員に当選されました室田憲作君が議場におりますので、本席から会議規則第33条第2項の規定により告知します。

    ◎承認第5号
〇議長(橋本修司君) 日程第6、承認第5号 専決処分の承認について「平成21年度羽幌町一般会計補正予算」(第2号)を議題とします。
 本案について承認の内容説明を求めます。
 財務課長、品野万亀弥君。

〇財務課長(品野万亀弥君)  ただいま上程されました承認第5号 専決処分の承認についてご説明いたします。
 地方自治法第179条第1項の規定に基づき、平成21年7月1日付で別紙のとおり専決処分をいたしましたので、同条第3項の規定により報告し、承認を求めるものでございます。
 処分事項は、平成21年度羽幌町一般会計補正予算(第2号)でございます。
 次のページをお開き願います。専決処分でございますが、専決の内容につきましては、現在まで歳入において道路の費用に充てる財源として地方道路譲与税が譲与されておりましたが、平成21年度から地方道路譲与税法等の改正により道路財源が一般財源化されたことに伴い、名称が地方揮発油譲与税に改められたものでございます。7月の収入分から地方揮発油譲与税として譲与されるため、歳入科目の設定及び予算補正を専決により執行いたしたものでございます。
 5ページをお開き願います。歳入の補正でございます。2款地方譲与税、2項地方道路譲与税800万円の減額補正及び新設の3項地方揮発油譲与税800万円の増額補正は、先ほどご説明申し上げました内容によるものでございます。本年度に限り地方道路譲与税と地方揮発油譲与税の2本立てで収入されることとなりますが、今回譲与されます内訳としましては3月から5月分に係る譲与でございまして、3月分につきましては旧法の地方道路譲与税で、4月分及び5月分につきましては新法の地方揮発油譲与税で収入されるものでございます。今後においては、すべて地方揮発油譲与税として収入されるものでございます。
 以上、専決処分によります補正の内容説明を終わらせていただきます。よろしくご承認いただきますようお願い申し上げます。

〇議長(橋本修司君) これから承認第5号について質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) これで質疑を終わります。
 討論は、議会の運営に関する基準に基づき省略します。
 これから承認第5号を採決します。
 本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) 異議なしと認めます。
 したがって、承認第5号は原案のとおり承認することに決定しました。

    ◎議案第37号~議案第38号
〇議長(橋本修司君) 日程第7、議案第37号 平成21年度羽幌町一般会計補正予算(第3号)、日程第8、議案第38号 平成21年度羽幌町介護保険事業特別会計補正予算(第2号)、以上2件を一括議題とします。
 本案について提案理由の説明を求めます。
 町長、舟橋泰博君。

〇町長(舟橋泰博君) ただいま提案となりました一般会計補正予算(第3号)につきまして、その提案理由をご説明申し上げます。
 まず、既定の予算総額に歳入歳出2億2,849万8,000円を追加し、予算の総額を歳入歳出それぞれ58億8,194万2,000円とするものであります。
 今回の補正予算は、国の補正予算に対応し、地域活性化・経済危機対策臨時交付金及び子育て応援特別手当給付費補助金に係る事業を実施するための補正でございます。
 最初に、経済危機対策臨時交付金関係につきましてご説明いたします。まず、本交付金の申請に当たりましては、非常に限られた短期間の中で事業を選定しなければならないという時間的制約がございましたが、基本的な考え方といたしまして早期に実施すべきであるが、補助制度等がなく見送られてきた事業、施設設備等の更新などで一挙に実施することが効率的かつ効果的である事業、補助制度と併用してできる事業及び地元業者、事業所等への発注可能な事業などに主眼を置いて選定いたしたものでございますので、ご理解をいただきたいと存じます。
 それでは、お配りしております地域活性化・経済危機対策臨時交付金選定一覧表によりご説明いたします。なお、事業概要も記載いたしておりますので、主なものについてのみご説明申し上げます。まず、資料のナンバー2では情報公開システム端末機等整備事業2,836万2,000円につきましては、既にサポートが終了している業務用端末機を更新すると同時に公文書をデータベース化し、体系的に管理する環境を構築するものでございます。内訳といたしまして、システム導入委託費1,121万円、端末機購入費124台1,494万7,000円、ネットワーク環境設定費220万5,000円でございます。
 次に、ナンバー6ではいきいき交流センター屋上改修事業2,798万6,000円につきましては、当初予算においては相当多額の事業費を要することから年次計画的に実施する予定でおりましたが、防水シートがほとんどはがれている状態であり、漏水等のおそれがあるため今回一挙に改修するものでございます。
 次に、ナンバー8では公営住宅解体事業2,084万5,000円につきましては、再生マスタープランの年次計画に基づく事業であり、当初予算では見送っていた事業でありますが、港町及び寿町の各4棟16戸を解体するものでございます。
 次に、ナンバー11では教職員住宅解体事業2,600万円につきましては、相当長期にわたって空き家状態となっており、老朽度合いから今後において使用できる状況にはないこと及び周辺が住宅地であることなどを考慮し、栄町及び北4条4丁目の各1棟6戸を解体するものでございます。
 次に、ナンバー12では学校暖房機取りかえ事業2,343万7,000円につきましては、年次計画的に更新等整備を図ってきておりますが、厳寒期においては教室が暖まらないなど支障を来している状況にあることから、今回一挙に整備をいたすものでございます。
 次に、ナンバー13、小学校プール改修事業2,348万2,000円につきましては、平成4年9月建築以来大規模改修はいたしておらず、上屋シートを初め各所の老朽化が激しいため主要箇所の整備改修を図るものでございます。
 次に、ナンバー14では公民館改修整備事業3,147万9,000円につきましては、まず新館部分の屋上防水の改修ですが、築後23年を迎え、防水層の老朽化が激しいことから全面を改修、旧館も同様ですが、平成20年度に特に傷みの激しい半面を実施いたしており、今回残り半面を改修するものでございます。また、駐車場につきましては、平成14年度に一部改修いたしており、残り部分について傷みが激しく、あわせて改修するものでございます。
 以上が経済危機対策臨時交付金に係る主な内容でございます。

 次に、3款の子育て応援特別給付事業768万円につきましては、同様の事業が国の平成20年度第2次補正予算で実施いたしておりますが、今回平成21年度に限り新たに制度を拡充し、平成21年度において小学校就学前3年間に属する子供が対象となるものでございます。1人当たり3万6,000円が支給されるものであり、羽幌町においては200人を予定いたしております。歳入では、地域活性化・経済危機対策臨時交付金2億1,182万4,000円、子育て応援特別手当給付費補助金767万円、不足いたします900万4,000円につきましては繰越金を充てております。
 次に、介護保険事業特別会計補正予算(第2号)でございますが、既定の予算総額に歳入歳出30万円を追加し、予算の総額を歳入歳出それぞれ14億7,398万1,000円とするものでございます。
 今回の補正予算は、現在工事を進めております特別養護老人ホームの改築に当たり、その費用の一部にしていただきたいとの寄附の申し出があったことに伴い、寄附金の収入科目の設定及び補正とそれに対応する基金への積立金の補正でございます。
 介護サービス事業勘定の歳出で特別養護老人ホーム整備基金積立金30万円の補正と歳入では介護施設等寄附金30万円の補正でございます。
 以上が今回補正をいたします予算の内容でございます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げまして、提案の理由とさせていただきます。

〇議長(橋本修司君) 次に、財務課長の内容説明を求めます。
 財務課長、品野万亀弥君。

〇財務課長(品野万亀弥君) 続きまして、私から内容をご説明申し上げます。
 お配りいたしております選定事業一覧表のナンバー5の地域消費活性化プレミアム商品券発行事業及びナンバー10の学校情報通信技術環境整備事業につきましては、既に6月議会において事業実施が迫っていること及び補助申請の期限等の関係から先行して補正をいたしておりますが、交付金事業としての申請前だったため両事業ともに交付金相当額を一般財源で予算措置をいたしておりましたけれども、今回一般財源分を減額し、同額を交付金分で増額する財源内訳の補正をいたしております。また、今回の補正につきましては、一覧表の総事業費2億4,417万1,000円から先ほどご説明いたしました既に6月定例議会において補正を終えております2事業分の事業費2,335万3,000円を差し引いた2億2,081万8,000円が今回補正をいたします経済危機対策臨時交付金に係る総額でございます。なお、本交付金の羽幌町への交付限度額につきましては2億1,182万4,000円でございますが、一覧表の総事業費は2億4,417万1,000円であり、交付限度額を3,234万7,000円上回っておりますが、これは入札等に伴う差額の発生等も見込まれるため、交付金の交付限度額を満度に活用するためそれぞれの事業費を見込んでいるためでございます。
 以上が私からの補正の内容でございます。よろしくご審議、ご決定いただきますようお願い申し上げます。

〇議長(橋本修司君) お諮りします。
 審議の方法については、各会計ごとに歳入歳出一括して質疑を行い、それぞれ討論、採決の順に従って審議を進めることにしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) 異議なしと認めます。
 したがって、そのように進めることに決定しました。
 これから議案第37号 平成21年度羽幌町一般会計補正予算(第3号)について歳入歳出一括して質疑を行います。
 11番、室田憲作君。

〇11番(室田憲作君) 14ページ、土木費の3目道路新設改良費とありますが、どこかで説明を受けておるかもしれませんけれども、新設改良ですから場所がどこでどのようなものかちょっと説明をお願いします。

〇議長(橋本修司君) 建設水道課長補佐、三浦良一君。

〇建設水道課長補佐(三浦良一君) 私のほうからお答えします。
 名称は道路新設改良費となっておりますが、これは道路維持補修委託料でございますが、中身としては街路灯の整備でございます。内訳としては、一応18基想定しておりますけれども、中身の選定についてはこれから調査をして選定していきたいと思っております。よろしくお願いします。

〇議長(橋本修司君) 2番、伊藤昇君。

〇2番(伊藤 昇君) 選定事業一覧表のこの15項目を見て、これがタイトルについているようにこの臨時交付金というのはまさに地域活性化、経済危機に充てるものだということで問題はないのですが、この15項目の中のすべて総支出が町内で賄われていっているものか、あるいは町外に出るものがどのぐらいあるのか、その辺の内訳がわかりましたら知りたいと思います。

〇議長(橋本修司君) 財務課長、品野万亀弥君。

〇財務課長(品野万亀弥君) 経済危機に伴う交付金事業は、平成20年度、それと平成21年度にかけて大型の交付金が投入されて、今順次羽幌町においても事業を実施しているところでございます。それで、平成20年度の1次、それと2次、それと今回の平成21年度の国の補正予算に伴う経済危機の部分につきまして羽幌町と、それと町外どのような比率になっているかということで、まだ発注済んでいないものもございますので、かなりアバウトな数字になるかと思いますけれども、20年、21年度合わせて町内業者に発注しているというものが3億300万ほど、それと町外発注になっているものが1億6,300万ほどで、総額で4億6,600万ほどが総事業としてなって、内訳は今申し上げたような内容でございます。

〇議長(橋本修司君) 2番、伊藤昇君。

〇2番(伊藤 昇君) それで、内訳がそういうことであるということで、まだすべてが発注されていないと、それはわかりました。それで、1億6,300万の町外部分というのは、やっぱり町内ではどうしても処置できない、賄い切れないというようなものだろうと推測します。どういうものなのですか。

〇議長(橋本修司君) 財務課長、品野万亀弥君。

〇財務課長(品野万亀弥君) 例えば各施設の屋上防水だとか、あと道路の路盤工は羽幌町内業者でできるのですが、アスファルト、そういうふうに羽幌町のどの業者に当たってもできないという本当に町外に頼まなければできないという、そういうものに限って町外に出しているというような状況でございます。

〇議長(橋本修司君) 6番、森淳君。

〇6番(森  淳君) 総務費、委託料、備品購入費、委託料に関しては電算システム導入委託料、それから備品購入費では事務用機器購入費、先ほど町長の説明の中で備品購入費については簡単に言うとパソコンの端末百二十数台ということだと思います。それから、この電算システム導入委託料というのは1,300万とかなり高額なのですけれども、ここに配られた資料からすると今まであるソフトに対してデータベース化をするという機能を加えるということではないかなと思っていますけれども、金額も高いし、内容についてまずお聞きしたいと思います。あわせて今入れる事務用端末機、恐らくウィンドウズだと思うのですけれども、OSがちょっといろいろ混乱もあって変わっていく中で現在のこれはどういう形のことを対応しようとしているのかということを2点お聞きしたいと思います。

〇議長(橋本修司君) 総務課長、石川宏君。

〇総務課長(石川 宏君) ただいまのご質問にお答えいたします。
 まず、電算システムの導入委託料部分の1,341万5,000円のことだと思いますが、これにつきましては今全く新しいものを想定いたしております。例えば文書管理の部分で各文書を項目ごとに体系的に分けながら、きちっと整理していくというようなもので、例えば今後の利用価値としては情報公開等があった場合については体系的に文書化するということでパソコンなどに取り入れますので、非常に公開がしやすくなったり、またどの辺にどういう情報があるかというようなことも瞬時に探せるというような機能を22年度ぐらいから文書にそういうものを動かしていこうということのためのシステムの整備であります。
 それと、備品購入費の部分なのですが、今役場全体では205台のパソコンがございまして、毎年予算の範囲内で十数台ずつ程度更新はしているのですが、平成14年に購入したものが主でありまして、ほとんどウィンドウズ2000を載せておりまして、もうサポートも終了いたしておりまして、あと容量的にも非常に手いっぱいになっておりまして、速度的にもいろいろ支障が出てきておりまして、この機会に124台を一括して今の状況の環境の設定に一番新しいもので載せかえようということで、詳しく載せかえる内容まではまだ私のほうちょっと……オフィスパーソナル2007というものになるかと思いますが、今の予定では最新ではないのかなと私ちょっと思うのですけれども、そのようなもので1台約12万程度のものになると思いますが、それが124台ということで予定いたしております。

〇議長(橋本修司君) 6番、森淳君。

〇6番(森  淳君) こういうのは僕ら世代なかなか難しいことで、オフィスというのはワープロソフトだと思いますので、OSの部分で、最新というか、今出ているのはビスタというのですけれども、非常に評判が悪くて、その前のOSにダウングレードで戻しているのが実態なのですけれども、それを引き継いだセブンというのが近々出てきます。ただ、こういう公的なものに対しては新製品というのはやはり一定の期間やっぱり動作安定その他バグ等含めて慎重を期さなければならないと思うのですが、いずれにしてもオフィスも今言ったサポートということからすると廃止が決定しています。でいくと、これ何月に導入するかちょっとお聞きしていませんけれども、来年度からのいわゆる電算システム、先ほど言った公文書に間に合わせるとしたら、少しおくらせればセブンも当然出てきていますので、せっかくこういう機会に高額な入れかえをするわけですから、できれば今後のいろんなソフトの拡張も含めて対応できるもの、また同時に安定したものということで、詳しい方が実はいるのは知っているので、その辺の検討をもうちょっと詰めて最終導入に踏み切っていただきたいと思いますけれども、お考えはどうでしょうか。

〇議長(橋本修司君) 総務課長、石川宏君。

〇総務課長(石川 宏君) ただいまのご質問なのですが、先ほどのシステムの部分と、結果的にはこれも載せることにはなるのですが、通常の今の財務会計ですとか載っている通常のパソコンその部分ももうだめなものですから、それを一斉にかえるということであります。
 それで、今言われましたいろいろなウィンドウズビスタの件をおっしゃっていたのかと思いますが、それらにつきましてはセブンのところかどうかというのはちょっと私のところで今把握できておりませんけれども、いずれにしても支障のないような形で、多分これ繰り越しはできませんので、どうしても21年度中の購入ということにならざるを得ないかというふうに思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。

〇議長(橋本修司君) 6番、森淳君。

〇6番(森  淳君) パソコン関係ということで、では学校のほう、これも110台以上やるのですけれども、今と同じようにOS、具体的に言うとXPというのがあって、それが非常に広まっていたわけですが、それがビスタが出てきて全部入れかわる、全部とは言いませんけれども、入れかわるとしたらいろんな問題が実は発生して、今度セブンというのがOS、XPの流れのほうをくんだものでいくと。パソコン自体がノートとかデスクトップとかとありますよね。ノート絡みでいくと、やっぱりセブンを待ったほうがビスタだと非常に問題が大きいというような、私もよくわからないで話している部分もあるのですけれども、そういうこともあるので、役場の中にはかなり詳しい方がたくさんいるのは存じていますけれども、その辺で現状のところどういう判断をして導入計画を進めているのかということを改めて確認したいと思いますので、よろしくお願いいたします。

〇議長(橋本修司君) 学校管理課長、水上常男君。

〇学校管理課長(水上常男君) ただいまのご質問ですけれども、これからの発注という形になりますけれども、まず取りかえる部分については備品となるハード部分の取りかえを考えております。今言われたようにXPだとかビスタの関係については、これから相談しながら、よりいいものをというふうに考えております。

〇議長(橋本修司君) 9番、大山新太郎君。

〇9番(大山新太郎君) 先ほど室田議員が質問したことについてちょっと、街路灯の取りかえということで18基という予算書を組んでおりますけれども、このことについて今後調査してというような課長補佐の答弁があったように記憶しておりますけれども、その辺ちょっともう一度確認したいなという。

〇議長(橋本修司君) 建設水道課長補佐、三浦良一君。

〇建設水道課長補佐(三浦良一君) そのとおりで、場所の選定につきましてはこれから調査して決めていくということであります。とりあえずこれは、当初繰越明許費で20年度に1,200万円ほど同じ臨時交付金で予算要求しておりまして、それにつきましては幸町通り24基を整備するということになっておりますが、急遽また1,000万ということで、場所の選定にちょっと今まだ戸惑っておりまして、443件がありまして、その補修が終わっている数につきましては114ということで、まだ329もありますので、そこの中からの選定ということになりますので、これから調査をして選定したいと考えております。

〇議長(橋本修司君) 9番、大山新太郎君。

〇9番(大山新太郎君) 話は大体わかるのですけれども、本来は先に調査してから補正というか、上げるのが筋ではないかなというふうに思うのですけれども、やっぱりその辺今後の事業においてはなるべくはきちっとした調査を持って、そして予算に上げるべきではないかというその辺の考え、副町長でもだれでもいいからちょっと答弁をお願いします。

〇議長(橋本修司君) 副町長、本間幸広君。

〇副町長(本間幸広君) 今のご質問にお答えいたします。
 原課のほうの説明も全体街路灯町内459基ございまして、当初年次計画で整備を進めておりましたが、今回を機に活用して、さらに追加して整備を進めたい、そういう考え方でまずございます。それから、本年度の位置の選定につきましては、調査は年次計画をつくる段階の中で大枠でしてございます。先ほど課長補佐が申し上げたのは、さらにそれの施工の位置ということで今後再度詰めていきたいと、そんな考え方でございます。以後この事業の後もさらに予定の計画を進めていきたいと、そんなふうに考えてございます。

〇議長(橋本修司君) 11番、室田憲作君。

〇11番(室田憲作君) 選定事業一覧のほうの学校暖房機取りかえ事業についてちょっとお尋ねしますけれども、先日公民館の暖房の一部取りかえを行うと。そのときに地元業者では対応し切れないので、外注をするというような、他のほうに発注するというような話がございましたが、このたびのこの学校の暖房機取りかえ、それから集中制御盤の入れかえ工事等は地元業者でできるのかできないのか、その辺の対応についてちょっとお尋ねをします。

〇議長(橋本修司君) 学校管理課長、水上常男君。

〇学校管理課長(水上常男君) ただいまのご質問ですけれども、羽幌小学校の石油暖房機、あと羽幌中学校の石油暖房機と集中制御盤の取りかえについては、現時点では発注のほうは町内業者というふうに教育委員会のほうでは考えております。

〇議長(橋本修司君) ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) これで質疑を終わります。
 これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) これで討論を終わります。
 これから議案第37号を採決します。
 お諮りします。本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) 異議なしと認めます。
 したがって、議案第37号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第38号 平成21年度羽幌町介護保険事業特別会計補正予算(第2号)について歳入歳出一括して質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) これで質疑を終わります。
 これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) これで討論を終わります。
 これから議案第38号を採決します。
 お諮りします。本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) 異議なしと認めます。
 したがって、議案第38号は原案のとおり可決されました。

    ◎閉会の宣告
〇議長(橋本修司君) 以上で本日の日程は全部終了しました。
 したがって、平成21年第6回羽幌町議会臨時会を閉会します。
(午前10時45分)

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