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2012年 ウミガラス(オロロン鳥)情報

2012年のオロロン鳥(ウミガラス)の情報です。

天売で調査活動中の環境省羽幌自然保護官事務所から寄せられてた情報により、羽幌町ホームページのフォトクリップのコーナーでご紹介した記事を1年間分まとめて掲載しています。

2012年8月14日

天売で調査活動中の環境省羽幌自然保護官事務所から、オロロン鳥(ウミガラス)の情報です。
7月31日付けのフォトクリップでヒナが確認された様子をお伝えしましたが、7月21日から8月4日かけて無事に10羽のウミガラスが巣立ったようです。昨年は7羽が巣立ち、2年連続で成功となり、今回の巣立ち数が2桁となったのは16年ぶりだそうです。巣立ったヒナは海上で親鳥に世話をしてもらい、2ヶ月ほどたつと独立するそうです。
来年は、今年を上回る飛来と巣立ち数に期待したいですね。

(写真提供:環境省羽幌自然保護官事務所)

 

2012年7月13日

天売で調査活動中の環境省羽幌自然保護官事務所から、オロロン鳥(ウミガラス)の情報です。
5月31日付けのフォトクリップで抱卵の様子をお伝えしましたが、この度、順調に育ちヒナが確認されました。かわいらしい姿が確認できます。7月11日現在5羽のウミガラスのヒナを確認しているようです。抱卵個体は、残り8羽いるようで、今後1~2週間の間に順次ふ化していくようです。
昨年、巣立ったヒナの数は7羽でしたので、順調にふ化し育てば、今年は、13羽となり昨年の約2倍となります。なお、赤岩対岸の繁殖地で生まれて間もないヒナが観察されたのは、はじめてだそうです。
ヒナの巣立ちは、7月下旬~8月中旬頃の見通しで、順調に育って1羽でも多く巣立つことを期待したいですね。

(写真提供:環境省羽幌自然保護官事務所)

 

2012年5月31日 ヒナを確認

オロロン鳥の写真

天売で調査活動中の環境省羽幌自然保護官事務所から、オロロン鳥(ウミガラス)情報です。
4月にあらたに設置した繁殖地内のカメラにより、抱卵しているウミガラスの姿が、5月27日に、はじめて確認されました。写真を見ると、親鳥がしっかりと抱いている卵が確認できます。
今のところ卵は3個のようです。このまま順調に育てば、6月下旬~7月上旬頃にはヒナが生まれる見通しです。これまでに28羽の飛来が確認されており、産卵数はまだ増えるようで、順調な繁殖に期待したいですね。

 (写真提供:羽幌自然保護官事務所) 

2012年4月18日 繁殖地内にカメラを設置

音声装置の写真

天売で調査活動中の環境省羽幌自然保護官事務所から、今年のオロロン鳥(ウミガラス)の保護増殖活動について情報提供がありました。
ウミガラス(オロロン鳥)の保護増殖活動の一環として、4月10日、完売島の赤岩対崖のウミガラスの繁殖地内にカメラが設置されました。

高さ25メートルの崖のくぼみにある繁殖地にはこれまで、デコイ(鳥の模型)の設置などが行われてきましたが、今年は2台のビデオカメラと10分おきに静止画を撮影する自動カメラ1台を設置。また、崖の下に昨年と同じく、ウミガラスを誘引する音声装置が設置されました。
写真は、カメラが撮影した繁殖地の様子。カメラを設置した4月10日は、繁殖地で6羽、海上で20羽のウミガラスが確認されましたが、撮影を開始した12日の映像でも、巣穴の中に少なくとも13羽のウミガラスが確認されました。映像には毛づくろいをする様子が映し出されました。

こちらは繁殖地内に設置したカメラの写真です。カメラ設置の際に撮影した写真のため、見えているのは模型のデコイです。撮影により、より正確な数や抱卵数、ヒナの行動などがわかり、保護活動の基礎資料となります。

(写真提供:環境省羽幌自然保護官事務所)

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