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高齢者肺炎球菌ワクチン予防接種について

予防接種法の改正により、平成26年10月より成人用肺炎球菌予防接種が定期予防接種になりました。今までこのワクチンを接種したことがない方を対象に1人1回、定期接種の機会を設けています。対象となる年度においてのみ定期接種として接種できますが、定期接種対象外でも任意接種として接種できる場合がありますので下記を参照ください。また、定期接種・任意接種どちらの場合でも、今までに町の助成を受けていなければ、接種費用の助成を受けることができます。

  • 肺炎球菌ワクチン予防接種とは
    肺炎球菌とは、肺炎、気管支炎、髄膜炎などを起こす細菌の1つで約90種類の種類があります。そのうち、高齢者の肺炎の8割を占める原因菌23種類に対して有効な予防接種です。そのため、すべての肺炎球菌感染症に有効なものではありません。
    予防接種は1回0.5mlを筋肉内または皮下へ注射。その後、およそ3週間で免疫ができ、5年以上は免疫が持続するといわれています。
  • ワクチンの副反応
    接種後の注射部位の腫れや痛み、ときに軽い発熱が見られることがありますが、通常2~3日で治ります。また、まれにショック症状が現れる場合もあります。過去に、このワクチンを受けたことがある人が短い期間で再接種した場合には、強い副反応が出るといわれているため、再接種する場合には必要性を慎重に考慮して、前回接種から十分な間隔を確保して行うこととされています(間隔の目安は5年以上が適当と考えられています)。

助成の対象者

  • 定期接種(予防接種法に基づく定期接種の対象者)

 (1)年度中(3月31日まで)に65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳になる方

 (2)接種日時点で60歳以上65歳未満の方であって、心臓、腎臓、呼吸器、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能に身体障害1級相当の障害のある方

 ​  ※過去に23価肺炎球菌ワクチンを接種したことがある方は対象外になります。

 

  • 任意接種(羽幌町独自の助成事業の対象者)

 (1)接種日時点で65歳以上であり、過去に助成を受けたことがない方

 

<定期接種と任意接種の違い>

 定期接種とは、予防接種法に基づき自治体が実施する予防接種です。定期接種の副反応により、医療機関で治療が必要になったり、生活に支障がでるような障害を残すほどの健康障害が生じた場合には、予防接種法による「健康被害救済制度」に基づく給付を受けることができます。
 任意接種とは、本人の判断で受ける予防接種です。任意接種により健康被害が生じた場合には、独立行政法人医薬品医療機器総合機構法に基づく救済を受けることになりますが、救済額は定期接種時の約2分の1となっています。

日時

申し込み時に病院と各自調整してください

内容

成人用肺炎球菌ワクチン(23価肺炎球菌莢膜ポリサッカライドワクチン)を皮下または筋肉内注射 1回

接種費用

  • 上記助成の対象者の方  3,000円
  • 上記以外の方 全額自己負担(医療機関にご確認ください)

※なお、脾臓摘出者など医療保険適用となる方は助成対象外となります。

申し込み方法

接種する医療機関に事前予約をした後、接種日までに医療機関またはすこやか健康センターへ予診票をとりにきてください。

実施医療機関

実施医療機関
医療機関名 電話番号 住所
道立羽幌病院 0164-62-6060 栄町110番地
加藤病院 0164-62-1005 南6条5丁目
道立焼尻診療所 01648-2-3225 焼尻字東浜177
道立天売診療所 01648-3-5030 天売字和浦94

※上記以外の医療機関では、全額自己負担での実施となります。

お問い合わせ先

健康支援課保健係 TEL:0164-62-6020 (すこやか健康センター内) お問い合わせフォーム

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