天売島・焼尻島への来島を予定されている観光客等の皆様へ
国は、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、法律に基づく「緊急事態宣言」を4月7日から一部の7都府県に、4月16日からは全国に拡大し発令しましたが、感染状況や医療提供体制、検査体制を総合的に判断した中で段階的な解除を行い、最終的には5月25日に北海道を含む残りの4都県で継続していた緊急事態宣言を解除しました。
また、北海道の取組としましては、いまだ感染者が確認されている状況を踏まえ、引き続き道民に対して、感染症のまん延防止に向けた取組を進めるとともに、「3つの密」を徹底的に避け、感染を予防する「新しい生活様式」の実践など「新北海道スタイル」の構築に取り組むこととし、5月31日までは不要不急の外出自粛や他都府県への往来自粛等を要請しているところです。さらに、6月1日から6月18日までの間、「他都府県との不要不急の往来」、「札幌市と道内他地域との不要不急の往来」について、慎重な対応を求めていましたが、6月19日をもってその「慎重な対応」について解除しました。
緊急事態宣言が解除された後は、一定の移行期間を設け、外出の自粛や施設の使用制限の要請等を緩和しつつ、段階的に社会経済の活動レベルを引き上げていくこととし、感染拡大を予防する「新しい生活様式」の定着や、業種ごとに策定される感染拡大予防ガイドライン等の実践を前提とし、再度、感染の拡大が認められた場合には、的確な経済・雇用対策を講じつつ、速やかに強い感染拡大防止対策等を講じる必要があると国の基本的対処方針で示しています。
来島を予定されている観光客等の皆様におかれましては、これらの国および道の 方針や、新型コロナウイルス感染症の特徴、天売島・焼尻島の現状等を踏まえた対応をお願いするとともに、来島の際には感染予防対策への積極的なご協力を重ねてお願い申し上げます。
なお、今後においても、発熱や咳など風邪症状のある方、強いだるさ、息苦しさなど体調不良の症状のある方などにつきましては、ご来島の見直し・延期のご協力を継続してお願い申し上げます。
一人一人の行動がご自身や大切な人の命と健康を守ります。皆様のご理解とご協力をよろしくお願いします。
外出自粛の段階的緩和の目安について
国の方針としましては、「新しい生活様式」が社会経済全体に定着するまで、 一定の移行期間を設けることとし、おおむね3週間ごとに地域の感染状況や感染拡大リスクについて評価しながら、外出自粛要請などを段階的に緩和することとしています。
時期 | 外出自粛の段階的緩和の目安 | |
県をまたぐ移動等 | 観光 | |
5月25日~5月31日 |
△
|
△
|
ステップ① 6月1日~6月18日 |
〇
|
|
ステップ② 6月19日~7月9日 ※ステップ①から約3週間後 |
〇 |
△
|
ステップ③ 7月10日~7月31日 ※ステップ②から約3週間後 |
〇 | |
【移行期間後】 感染状況を見つつ、 8月1日を目途 ※ステップ③から約3週間後 |
〇 | 〇 |
北海道による「新しい生活様式」
天売島・焼尻島の現状について
天売島及び焼尻島は、道立診療所はあるものの、天売島は常勤医師が不在の状況であり、焼尻島には常勤医師はいますが、十分な医療を提供できるまでの施設ではございません。また、高齢者も多く小さな島での生活のため、新型コロナウイルス感染症の患者が発生した場合は、集団感染に繋がる恐れがあり、観光客等の皆様はもちろんのこと島民の健康・生命について、十分な保証ができない状況に陥ることが想定されます。
羽幌沿海フェリー㈱の対応について
天売・焼尻と羽幌を結ぶ唯一の定期航路を運航している羽幌沿海フェリー㈱では、感染症予防対策を講じながら運航しておりますが、万が一感染している方が、フェリーに乗船された場合、その従業員にも感染してしまい、最悪の場合には運航できなくなり、島民への生活物資が届けられなくなるばかりか、人の行き来もできなくなることも想定されます。
また、新型コロナウイルス感染症予防対策として、当面の間、ご乗船のお客様の体温測定を実施しています。風邪の症状や体温37.5℃以上の発熱がある方、強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある方は、感染症予防対策のため、標準運送約款に基づいて、ご乗船をお断りしています。予めご了承ください。
新型コロナウイルス感染拡大予防対策について(羽幌沿海フェリー株式会社ホームページ)
お問い合わせ先
総務課 TEL:0164-62-1211 お問い合わせフォーム
