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議会議事録(平成24年第2回臨時会 3月30日)

議会議事録(平成24年第2回臨時会 3月30日)

平成24年第2回羽幌町議会臨時会会議録

〇議事日程(第1号)
平成24年3月30日(金曜日) 午後 2時00分開会

第1 会議録署名議員の指名                          
第2 会期の決定                               
第3 諸般の報告                               
第4 議案第36号 平成23年度羽幌町一般会計補正予算(第9号)       

〇追加日程
第1 議案第37号 平成23年度羽幌町一般会計補正予算(第10号)      
第2 議案第38号 平成23年度羽幌町港湾上屋事業特別会計補正予算(第2号) 

〇出席議員(11名)
 1番 森    淳 君
 2番 金木 直文 君
 3番 小寺 光一 君
 4番 寺沢 孝毅 君
 5番 船本 秀雄 君
 6番 磯野  直 君
 7番 平山 美知子 君
 8番 橋本 修司 君
 9番 駒井 久晃 君
  10番 熊谷 俊幸 君
 11番 室田 憲作 君                  

〇欠席議員(0名)

〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した人
 町  長 舟橋 泰博 君               
 副町長 本間 幸広 君               
 教育長 石川  宏 君               
 監査委員 長谷川 一志 君               
 会計管理者 大波 芳弘 君               
 総務課長 井上  顕 君               
 財務課長 品野 万亀弥 君               
 財務課財政係長 室谷 眞二 君               
 建設水道課長 山口 芳徳 君               
 建設水道課長補佐 三浦 良一 君               
 建設水道課建築係長 石川 隆一 君               
 建設水道課管理係長 宮崎 寧大 君               
 建設水道課港湾係長 熊谷 裕治 君               
                                        

〇職務のため出席した事務局職員
 議会事務局長 水上 常男 君               
 総務係長 金丸 貴典 君               
 書記 加藤 典俊 君               

    ◎開会の宣告
〇議長(室田憲作君) ただいまから平成24年第2回羽幌町議会臨時会を開会します。

(午後 2時00分)

    ◎町長あいさつ
〇議長(室田憲作君) 町長から議会招集あいさつの申し出がありますので、これを許します。
 町長、舟橋泰博君。

〇町長(舟橋泰博君) 平成24年第2回羽幌町議会臨時会の招集に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。
 議員の皆様におかれましては、月末の何かとご多忙の中ご出席を賜りまして、厚く御礼を申し上げます。この時期の恒例事業となりました道内高校生によりますラグビー合宿が本日から3泊4日の日程で、約150名のラガーマンの参加により行われております。若さとパワーあふれる高校生が羽幌高校グラウンドなどで練習に励んでおりますので、全力で取り組む生徒たちへ温かい応援の言葉をかけていただければ幸いに思います。
 さて、本臨時会に提案いたしております審議案件は、平成23年度一般会計補正予算1件のみでありましたが、後ほど追加議案として港湾上屋事業に係る補正予算2件を提出させていただく予定でおります。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げまして、招集のあいさつとさせていただきます。

    ◎開議の宣告
〇議長(室田憲作君) これから本日の会議を開きます。

    ◎会議録署名議員の指名
〇議長(室田憲作君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第118条の規定によって、
   4番 寺 沢 孝 毅 君    5番 船 本 秀 雄 君
を指名します。

    ◎会期の決定
〇議長(室田憲作君) 日程第2、会期の決定を議題とします。
 お諮りします。本臨時会の会期は、本日1日間としたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(室田憲作君) 異議なしと認めます。
 したがって、会期は本日1日間と決定しました。

    ◎諸般の報告
〇議長(室田憲作君) 日程第3、諸般の報告を行います。
 会議規則第21条の規定により、本日の議事日程表は配付いたしましたので、ご了承願います。
 次に、地方自治法第121条の規定により、本臨時会に説明員として出席通知のありました者の職、氏名を一覧表として配付してありますので、ご了承願います。
 これで諸般の報告を終わります。

    ◎議案第36号
〇議長(室田憲作君) 日程第4、議案第36号 平成23年度羽幌町一般会計補正予算(第9号)を議題とします。
 本案について提案理由の説明を求めます。
 町長、舟橋泰博君。

〇町長(舟橋泰博君) ただいま提案となりました平成23年度一般会計の補正予算につきまして、その提案理由をご説明申し上げます。
 既定の予算総額に歳入歳出それぞれ2,128万8,000円を追加し、予算の総額を歳入歳出それぞれ59億1,460万5,000円とするものであります。
 補正をいたします内容を申し上げます。歳出では8款土木費、道路維持費において除雪委託料2,128万8,000円及び歳入では特別交付税2,128万8,000円の補正をいたしておりますのは、2月末時点での気象データでございますが、降雪日数が前年比16日の増、それに伴います降雪量が前年比39センチの増となっており、過去10年間平均との比較では115センチの増となっております。また、1月及び2月の平均気温が過去10年間で最低であり、融雪が進まず、積雪量につきましても過去10年間で最深となるなど悪条件が重なり、機械等の稼働時間が当初設計時間を4,200時間ほど上回ったことなどから、受託者であります羽幌町道路環境事業協同組合から協議を求められ、協議検討の結果、おおむね当初設計時間の15%を超えた部分につきまして対処いたしたく補正をするものでございます。
 年度末の議会招集となりましたことにつきましておわび申し上げますとともに、今後におきましては事業者との情報の共有化をさらに図り、効率的な事業の執行に努めてまいりますので、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げまして、提案の理由とさせていただきます。

〇議長(室田憲作君) これから議案第36号について質疑を行います。質疑はございませんか。
 2番、金木直文君。

〇2番(金木直文君) この除雪委託料のちょうど同額が特別地方交付税からの財源を見込んでいるわけですけれども、今年は全道的にも大変多いということで、これは国のほうからもう確定的な数字として連絡が入っている数字なものなのか、その辺の見通し、見込みの金額として上げたものなのか、その辺の説明をお願いいたします。

〇議長(室田憲作君) 財務課長、品野万亀弥君。

〇財務課長(品野万亀弥君) 特別交付税につきましては、3月交付が今年度の最後の交付ということで、先週だったと思いますけれども、確定額の通知が来ました。それで、当初予算額よりは3,900万円ほど上回った決定となっております。

〇議長(室田憲作君) 2番、金木直文君。

〇2番(金木直文君) わかりました。
 それで、今回は23年度の補正になるわけですけれども、先ごろ行われた新年度の予算の中で24年度では8,238万円の同じ除雪委託料ですけれども、次年度に向けてどんな状況になるのかまだわかりませんけれども、昨今の燃料などの高騰などもありますし、23年度では結局1億円を超えたという数字になりますから、24年度の8,200万円という数字もまたちょっと心配なところもあります。そういった見通しや見込み、足りなくなれば補正という方法は当然なってくるのだろうと思いますけれども、そういった24年度に向けての見通しなどについてはどうお考えでしょうか。

〇議長(室田憲作君) 建設水道課長、山口芳徳君。

〇建設水道課長(山口芳徳君) お答えいたします。
 次年度の見込みということでございますが、一応今年度の予算につきましては前年度並みの稼働時間ということで見積もってございます。そういうことから、今年度の稼働時間を平均稼働時間に繰り入れますことから、予定価格という部分にいたしましては変動があるものと考えておりますが、そういう中で若干補正も必要な部分が出てくる可能性があります。現在のところ、まだ精査しておりませんので、そういうことでご了承いただきたいと思います。

〇議長(室田憲作君) 1番、森淳君。

〇1番(森  淳君) 今の答弁に関してということになるかもしれませんが、ご存じのように、いろんな情勢の中、原油価格が暴騰しておりまして、2008年以来の価格ということに現時点でなっております。
 そこで、ちょっと確認も含めて、稼働時間は今の説明でわかったのですが、平均ここ3年間ということですが、燃油等の大幅な値上げに対してはどう対処するということになっていたかどうか、ちょっと確認したいと思います。

〇議長(室田憲作君) 建設水道課長、山口芳徳君。

〇建設水道課長(山口芳徳君) 燃料費につきましては、設計単価の基本的なものは北海道単価を準用してございます。そういう中で燃料費につきましても北海道単価の中で値上げ分については考慮されて、10月末ぐらいには公表される部分でございます。その中には燃料単価が入ってございますので、それ以降の年度途中の変化ということにつきましてはちょっと今先行きわかりませんので、最終的に結果的に年度途中というか、契約が終わってから上がったというような状態が起こった場合にはまたそういう協議がある場面があるかもしれませんが、今のところはそういうことでございます。

〇議長(室田憲作君) 4番、寺沢孝毅君。

〇4番(寺沢孝毅君) 降雪が多かった分、作業量が非常に膨らんで、15%を超える部分について今回補正ということで、実際雪の状況見ても非常に、昨年も多かったのですけれども、今年の降り方はまたちょっと違った多さだというのは実感として理解できるところであります。しかしながら、額が2,000万ぐらいの補正ということで非常に大きな補正になっているわけです。それで、やはり雪が多かったので、多額な補正という部分を町民の方々に理解してもらうためには、それなりのきちっとした除雪の水準を保ちつつしっかりやってもらったという、そういう住民の方々の評価も一方でなければ、なかなか当初予算にこれだけのものを上乗せするということについて理解を得にくい、あるいは難しい、批判的にやっぱり受けとめる人もいると思うのです。その辺どのような今年度の除雪に対して評価を担当課ではなさっているのかという点について、ちょっと質問したいと思います。

〇議長(室田憲作君) 建設水道課長、山口芳徳君。

〇建設水道課長(山口芳徳君) お答え申し上げます。
 冒頭町長からの説明にもありましたけれども、年度末に議会招集ということになりまして、その間に皆様に情報というか、そういう経緯をお知らせできなかった部分につきまして、ひとえにタイムリーな情報伝達、それから情報の共有化ということが組合と町の間で欠けているという部分がこの協議の中でお話し合いをする中で明らかになってきております。また、事務方と現場との情報の共有化、伝達、そういう部分についても問題がある部分が明らかになってきております。そういう部分につきまして、いろいろ今現在拾い上げているところでございまして、組合のほうも今年度初めてという体制の中でなかなか末端までそういう情報の伝達、あるいは体制の構築というのができていないという現状が報告されておりますので、明年度に向けましてはそれらにつきまして組合と再度行政側と細部につきまして詰めまして体制をもう一度きちっと構築する中で、いろいろ今年度皆様に迷惑をかけた、町民の皆様に迷惑かけた部分も聞いておりますので、それらをすべて洗い出す中で明年度に向けた体制づくりを進めてまいりたいと思っております。その辺につきましては、組合側とのこれからやっていきましょうということで協議を終えておりますので、よろしくお願いいたします。

〇議長(室田憲作君) 4番、寺沢孝毅君。

〇4番(寺沢孝毅君) 除雪というのは、非常に住民の生活に直結する業務なだけに関心も高いですし、それから住民の方からのいろんな反応もある部分だと思います。果たしてこの先いろいろ気候の変動なんかも非常に激しくなりつつある中で、夏場の雨もそうなのですけれども、冬場の降雪自体も平均をとってもかなりばらつきが出てくるようなことも十分予想されます。これは、その年になって実際になってみないとわからないという部分あるのですけれども、したがって今のような一定の定額を出す方式が本当にいいのかどうかとか、そういったことも含めてやはり検討してきちっと結論出していくと、それもある程度早い時期にやっぱり検討に入っていかないと、なかなか難しい検討の中身なものですから、時間がかかって除雪の時期間際になってもなかなかまとまらないとか、そういう事態はやっぱり避けなければならないですから、そんな手順でしっかりやっていただきたいなというふうに思いますが、いかがでしょうか。

〇議長(室田憲作君) 建設水道課長、山口芳徳君。

〇建設水道課長(山口芳徳君) 今お話しになられたとおり、明年度に向けましては全体的な契約の方法も含めまして検討をさせていただきたいと思います。その部分につきましては、早い時期に委員会のほうにご相談申し上げる中で確認をしながら、明年度の事業までには体制等確立をしていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。

〇議長(室田憲作君) ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(室田憲作君) これで質疑を終わります。
 これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(室田憲作君) これで討論を終わります。
 これから議案第36号を採決します。
 お諮りします。本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(室田憲作君) 異議なしと認めます。
 したがって、議案第36号は原案のとおり可決されました。

    ◎日程の追加
〇議長(室田憲作君) お諮りします。
 ただいま町長から議案第37号、議案第38号が提出されました。これを日程に追加し、追加日程第1、追加日程第2として議題としたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(室田憲作君) 異議なしと認めます。
 したがって、議案第37号、議案第38号を日程に追加し、追加日程第1、追加日程第2として議題とすることに決定しました。

    ◎議案第37号~議案第38号
〇議長(室田憲作君) 追加日程第1、議案第37号 平成23年度羽幌町一般会計補正予算(第10号)、追加日程第2、議案第38号 平成23年度羽幌町港湾上屋事業特別会計補正予算(第2号)、以上2件を一括議題とします。
 本案について提案理由の説明を求めます。
 町長、舟橋泰博君。

〇町長(舟橋泰博君) ただいま提案となりました平成23年度一般会計の補正予算につきまして、その提案理由をご説明申し上げます。
 補正をいたします内容でございますが、さきの3月定例会におきまして補正予算の議決をいただきました羽幌港旅客上屋建設工事に伴うものでありまして、補助額等の決定見込みに伴い補正いたすものでございます。
 既定の予算総額に歳入歳出それぞれ1,800万9,000円を追加し、予算の総額を歳入歳出それぞれ59億3,261万4,000円とするものであります。
 歳出では、8款土木費、港湾建設費で港湾上屋事業特別会計繰出金2,000万円の補正は、前段申し上げました羽幌港旅客上屋建設工事におきまして、バリアフリー部分の補助対象面積が当初見込みより60平方メートルほど減少したことなどに伴い補助見込額が減少するため、一般財源相当分を港湾上屋事業特別会計に繰り出しをするものでございます。
 12款公債費、利子償還金で199万1,000円の減額は、決算見込みによるものでございます。
 よって、歳入では、その財源として特別地方交付税を充てるものでございます。
 以上で一般会計を終わりまして、次に港湾上屋事業特別会計につきまして、その提案理由をご説明申し上げます。既定の予算総額に歳入歳出それぞれ2,000万円を追加し、予算の総額を歳入歳出それぞれ2億9,522万3,000円とするものでございます。
 歳出では羽幌港旅客上屋建設工事請負費2,000万円及び歳入では一般会計繰入金2,000万円の補正は、一般会計で申し上げました内容と同様でございますので、説明は省略させていただきます。
 以上が今回補正をいたします予算の内容でございます。よろしくご承認賜りますようお願い申し上げまして、提案の理由とさせていただきます。

〇議長(室田憲作君) 次に、財務課長から内容説明を求めます。
 財務課長、品野万亀弥君。

〇財務課長(品野万亀弥君) 続きまして、私から議案第38号 平成23年度羽幌町港湾上屋事業特別会計補正予算(第2号)につきましてご説明を申し上げたいと思います。
 同特別会計の7ページをお開き願います。7ページの歳出でございますが、羽幌港旅客上屋建設工事請負費2,000万円の補正の内容につきましては町長の説明のとおりでございますが、内容についてお配りをしております資料によりまして詳細につきましてご説明をさせていただきたいと思います。説明資料に基づきましてご説明いたします。羽幌港旅客上屋建設工事請負費、それで大きな黒丸で補正前の財源の内訳ということで国庫補助金、これはバリアフリー分で7,000万、起債として企業債と過疎債で1億5,000万円、繰入金として、これは一般会計からの繰入金で4,100万円で、現行の予算では2億6,100万円という内容でございます。そして、その下のほうに補正後の財源内訳、国庫補助金で7,000万円、そこ7,000万を囲んでおりまして、米印で5,000万円の補助見込みということで、現在の見込みではこの7,000万円が5,000万円になると、2,000万円減少するという状況でとらえております。起債については1億5,000万、これは変わりございません。繰入金で当初は4,100万円でしたが、今回2,000万円増額して6,100万円ということになっておりまして、合計で2億8,100万円という、この補正をいたした後の予算額となっております。
 この内容について説明いたしますけれども、今回このような補正に至りましたのは、本来補正後の財源内訳の7,000万円を5,000万円という形で減額した形で補正させていただければよかったのですけれども、国との打ち合わせの中で、検討協議の中で、国のほうも事務が進んでおりまして、23年度の補助申請については7,000万円で補助申請を願いたいと、24年度の中で変更申請をいたして今予定しております5,000万にするという、そういう協議済みの内容でございます。それでいきますと、この事業につきましては繰越明許費という制度に基づいて24年度に繰り越してその事業を実施するわけでございます。それで、24年度においては繰り越した中身について予算補正等の措置ができないという縛りのかかった内容になっております。それで、当然予定しております7,000万が5,000万になるということで2,000万の減額が見込まれますので、歳入欠陥を生じる状況になりますので、それを起こさないために繰入金に2,000万円を増額をいたしましてこの事業を実施するという内容でございます。実際は2億8,100万円という予算額になっておりますけれども、実質2,000万円の減額になりますので、予算額そのものについては当初予算の2億6,100万円と同額となるという内容でございます。
 わかりづらいかもしれませんけれども、もしわからなければご質問いただいて答弁いたしたいと思いますので、よろしくお願いを申し上げます。

〇議長(室田憲作君) お諮りします。
 審議の方法については、各会計ごとに歳入歳出一括して質疑を行い、それぞれ討論、採決の順に従い、審議を進めることにしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(室田憲作君) 異議なしと認めます。
 したがって、そのように進めることに決定しました。
 これから議案第37号 平成23年度羽幌町一般会計補正予算(第10号)について歳入歳出一括して質疑を行います。
 9番、駒井久晃君。

〇9番(駒井久晃君) 町長のご説明では、バリアフリーの面積が60平方メートルですか、減ったという説明で、それで財務課長の関係説明資料では繰り越しの関係で4,100万円を6,100万円にして全体は変わらないのだと、2,000万円ふえるけれどもという話なのですけれども、面積が減ったら当然全体の予算も減るような感じがして、その辺ちょっと矛盾を感じるのですけれども、その辺どういうことなのか、もうちょっと説明していただきたいと思います。

〇議長(室田憲作君) 財務課長、品野万亀弥君。

〇財務課長(品野万亀弥君) お答え申し上げます。
 ただいま申し上げましたとおり、補正後の財源内訳が7,000万円から5,000万円になる見込みでございます。それは、先ほど申し上げましたとおり、国との協議の中で23年度の申請については当初予定どおりの7,000万円で申請願いたいと。実際はこの事業については繰越明許費、この2,000万円の減額というのは先ほど町長が申し上げましたバリアフリーの60平方メートルの減額部分の2,000万円でございます。それで、先ほど申し上げました繰越明許費という手法に基づいて次年度に繰り越して事業を実施するということで、この繰越明許費も翌年度に補正のような形で財源の内訳をいじれると今回このような手続とらなくても済んだのですが、繰り越した財源内訳そのものも縛られるという制度なものですから、そのままでいくと当然2,000万円の歳入欠陥が生じますので、事業の発注ができないということにもなりかねないわけでございます。そういうことで、それを防ぐために一般財源の繰り越し分のほうで2,000万円を追加してその事業をスムーズに実施するという内容でございます。
 以上です。

〇議長(室田憲作君) 9番、駒井久晃君。

〇9番(駒井久晃君) そこのところはわかるのですけれども、面積が減額になっていると全体も減額になるのでないかというのが素人考えなのですけれども。

〇議長(室田憲作君) 財務課長、品野万亀弥君。

〇財務課長(品野万亀弥君) 失礼をいたしました。補助対象の面積が減っておりますけれども、全体の面積は一緒に減っているということではありませんので、ご理解いただきたいと思います。

〇議長(室田憲作君) 2番、金木直文君。

〇2番(金木直文君) ちょっと不明な点もあるので、そこも含めて教えていただきたいという意味での質問をさせていただきますが、結局その2,000万円の部分で国庫補助が少なくなる見込みだから繰入金のほうに入れるという形ですが、起債ではなくて、企業債、過疎債の1億5,000万円の起債のほうに入れずに繰入金のほうで見ているというのはどういう理由なのか、起債をしても何らプラスになる点はないということで繰入金なのかどうなのか、その辺の説明をお願いいたします。

〇議長(室田憲作君) 財務課長、品野万亀弥君。

〇財務課長(品野万亀弥君) 起債の1億5,000万円につきましては、関係部局に協議をいたしておりまして、既にもう同意をいただいている額でございますので、この額の変更はできないということで理解をしております。

〇議長(室田憲作君) 1番、森淳君。

〇1番(森  淳君) 退任のあいさつの後に質問するのは大変心苦しいのですけれども、確認の意味もあって、歳入のほう、先ほどの議案第36号とこの37号合わせて特別交付税が三千九百何がしということを歳入ということで財源に充てているわけでありますが、最初36号で見たときには昨年の豪雪のことにかかわって特別交付税が増額になったのかなというふうに、今日見たばかりなので、思ったのですが、これをあわせて見ると、もともとあった特別交付税の増額をたまたまこの2つに分けたような印象を持ったのですが、その辺についてちょっと説明を願いたいと思います。

〇議長(室田憲作君) 暫時休憩します。

休憩 午後 2時32分
再開 午後 2時33分

〇議長(室田憲作君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 財務課財政係長、室谷眞二君。

〇財務課財政係長(室谷眞二君) ただいまの森議員の質問にお答えいたします。
 あくまでも予算ベースでありますが、2億4,300万ということで当初予算で予算措置をしておりました。交付税の算定等行われまして、交付税が決定になって、先週23日に財務課のほうの手元に通知が最終的に参りました。それで、約3,900万ぐらいの予算よりも増額になって決定が来たということで、たまたま今回臨時議会で補正が必要だということになったものですから、その交付税ふえた分を財源として充てさせてもらいましたので、結果としてはほぼ同額程度になったというだけでございます。
 以上でございます。

〇議長(室田憲作君) 1番、森淳君。

〇1番(森  淳君) 説明でわかりました。蛇足になるかもしれませんけれども、本来であればこれは何も歳出のほうの補正がなければ何らかの形で積み立てるというような筋合いのものだという理解でわかりました。ただ、何か余りにも数字がぴったりということで、前段のほうの議案も通しましたけれども、どうかなという思いがありましたので、その辺について偶然ということで理解したいと思います。答弁は結構です。

〇議長(室田憲作君) 答弁は要りませんか。

〇1番(森  淳君) はい。

〇議長(室田憲作君) ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(室田憲作君) これで質疑を終わります。
 これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(室田憲作君) これで討論を終わります。
 これから議案第37号を採決します。
 お諮りします。本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(室田憲作君) 異議なしと認めます。
 したがって、議案第37号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第38号 平成23年度羽幌町港湾上屋事業特別会計補正予算(第2号)について歳入歳出一括して質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(室田憲作君) これで質疑を終わります。
 これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(室田憲作君) これで討論を終わります。
 これから議案第38号を採決します。
 お諮りします。本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(室田憲作君) 異議なしと認めます。
 したがって、議案第38号は原案のとおり可決されました。

    ◎閉会の宣告
〇議長(室田憲作君) 以上で本日の日程は全部終了しました。
 したがって、平成24年第2回羽幌町議会臨時会を閉会します。
(午後 2時36分)

 

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