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議会議事録(平成22年決算特別委員会 9月16日)

議会議事録(平成22年決算特別委員会 9月16日)

羽幌町各会計決算特別委員会会議録

〇議事日程(第1号)
 平成22年9月16日(木曜日) 午後1時00分開会

 第1 認定第1号 平成21年度羽幌町一般会計歳入歳出決算認定について
 第2 認定第2号 平成21年度羽幌町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について
 第3 認定第3号 平成21年度羽幌町老人保健医療特別会計歳入歳出決算認定について
 第4 認定第4号 平成21年度羽幌町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について
 第5 認定第5号 平成21年度羽幌町介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について
 第6 認定第6号 平成21年度羽幌町下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について
 第7 認定第7号 平成21年度羽幌町簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について
 第8 認定第8号 平成21年度羽幌町水道事業決算認定について

〇出席委員(9名)
  2番 伊藤 昇 君
  3番 寺沢 孝毅 君
  4番 磯野 直 君
  6番 森  淳 君
  7番 駒井 久晃 君
  9番 大山 新太郎 君
 10番 熊谷 俊幸 君
 11番 室田 憲作 君
 12番 橋本 修司 君

〇欠席委員(1名)
  8番 船本 秀雄 君

〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した人
 町長 舟橋 泰博 君
 副町長 本間 幸広 君
 監査委員 長谷川 一志 君
 教育委員会委員長 松村 益司 君
 教育長 山本 孝雄 君
 会計管理者 大波 芳弘 君
 総務課長 石川 宏 君
 総務課総務係長 酒井 峰高 君
 総務課職員係長 飯作 昌巳 君
 総務課情報管理係長 敦賀 哲也 君
 政策推進課長 柳田 昭一 君
 政策推進課政策調整係長 伊藤 雅紀 君
 政策推進課広報広聴係長 湊 正子 君
 財務課長 品野 万亀弥 君
 財務課長補佐 江良 貢 君
 財務課財政係長 室谷 眞二 君
 財務課経理係長 清水 聡志 君
 町民課長 藤岡 典行 君
 町民課主幹 今野 睦子 君
 町民課住宅係長 近藤 幸臣 君
 町民課町民生活係長 高橋 伸 君
 町民課環境衛生係長 杉野 浩 君
 福祉課長 鈴木 典生 君
 福祉課長補佐 永原 裕己 君
 福祉課主幹 野上 京子 君
 福祉課主幹 更科 滋子 君
 福祉課社会福祉係長 棟方 富輝 君
 福祉課国保医療年金係長 今村 裕之 君
 福祉課介護保険係長 木村 謙彦 君
 福祉課地域包括支援センター係長 奥山 洋美 君
 建設水道課長 井上 顕 君
 建設水道課長補佐 三浦 良一 君
 建設水道課主幹 鷲尾 伸一 君
 建設水道課管理係長 宮崎 寧大 君
 建設水道課土木係長 笹浪 満 君
 建設水道課建築係長 石川 隆一 君
 建設水道課港湾係長 熊谷 裕治 君
 建設水道課水道業務係長 吉田 吉信 君
 農林水産課長 山口 芳徳 君
 農林水産課農政係長 鈴木 繁 君
 農林水産課林務畜産係長 三上 敏文 君
 農林水産課水産係長 谷中 隆 君
 農林水産課地籍調査係長 上田 章裕 君
 商工観光課長 三浦 義之 君
 商工観光課観光振興係長 木村 和美 君
 商工観光課商工労働係長 大平 良治 君
 焼尻支所長 杉澤 敏隆 君
 学校管理課長 熊木 良美 君
 学校管理課長補佐兼学校給食センター所長 浅野 勝彦 君
 学校管理課総務係長 渡辺 博樹 君
 社会教育課長兼公民館長 濱野 孝 君
 社会教育課社会教育係長兼体育振興係長 葛西 健二 君
 社会教育課体育振興係主事 道端 篤志 君
 学校給食センター主事 山 川 恵 生 君
 農業委員会事務局長 安宅 正夫 君
 農業委員会農地係長 有田 智彦 君
 監査室長 工藤 孝司 君
 選挙管理委員会事務局長 石川 宏 君
 選挙管理委員会総務係長 敦賀 哲也 君

〇職務のため出席した事務局職員
 議会事務局長 水上 常男 君
 総務係長 豊島 明彦 君
 書記 逢坂 信吾 君

    ◎委員長あいさつ
〇森委員長  議事に先立ちまして、一言ごあいさつを申し上げます。
 さきの本会議におきまして本委員会が設置され、委員長に私が、副委員長に熊谷委員が指名されたわけでございます。この決算特別委員会は、現行予算及び新年度の予算編成にも連動する大事な審査となります。町の予算規模も8会計に及び、その内容も多岐にわたっており、議会が決定した予算が適正に執行されたかどうか、行政効果や経済効果はどうか、また今後の行財政運営にどう役立て、改善、工夫すべき点はないか等の観点から評価をする極めて重要な意味を持っております。慎重な審議はもちろんでありますが、理事者側及び各委員におかれましては簡潔な質疑、答弁など本委員会の円滑な進行にご協力を賜りますようお願い申し上げ、甚だ簡単でございますが、開会に当たりましてのあいさつといたします。
 なお、服装については、本会議に引き続き自由とさせていただきます。特に職員の方、町長を初め脱いでいますので、どうぞ楽な格好で進めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

    ◎開会の宣告
〇森委員長 ただいまから各会計決算特別委員会を開会いたします。
 本日の欠席届け出は、8番、船本秀雄君であります。
(開会 午後1時00分)

    ◎開議の宣告
〇森委員長 これから本日の会議を開きます。

    ◎認定第1号~認定第8号
〇森委員長 本委員会に付託された認定第1号 平成21年度羽幌町一般会計歳入歳出決算認定について、認定第2号 平成21年度羽幌町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定第3号 平成21年度羽幌町老人保健医療特別会計歳入歳出決算認定について、認定第4号 平成21年度羽幌町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について、認定第5号 平成21年度羽幌町介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定第6号 平成21年度羽幌町下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定第7号 平成21年度羽幌町簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定第8号 平成21年度羽幌町水道事業決算認定について、以上8件を一括議題とします。
 次に、審査の方法についてお諮りします。本委員会では、計数の照合審査、監査委員の審査と重複することを避け、適正な執行状況並びに行財政効果等について綿密に審査をすべきであり、監査委員の審査報告を信頼し、問題となる経理がない限り監査意見書に基づいて審査を進めたいと思います。
 なお、審査に当たって証拠書類の検閲が必要となった場合は、地方自治法第98条あるいは同法第100条による議決がなければ証拠書類の提出を求めることができないという行政実例があります。したがって、本委員会では、まず決算書に対する監査委員の審査意見について報告を求め、その後財務課長から決算認定資料等に対する説明、次いで建設水道課長から水道事業会計決算認定書の内容説明を受けた後、理事者に対する質疑を行い、逐次このように審査を進めていきたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇森委員長 異議なしと認めます。
 したがって、ただいま申し上げましたとおりに審査することに決定しました。
 それでは、代表監査委員から決算審査意見書の説明を求めます。
 代表監査委員、長谷川一志君。

〇長谷川代表監査委員 それでは、お手元の平成21年度羽幌町一般会計及び特別会計歳入歳出決算並びに基金運用状況審査意見書の内容につきましてご説明を申し上げます。
 本審査の意見につきましては、大山監査委員との合議に基づくものでございます。
 1ページをお開き願います。第1、審査の対象は、一般会計及び6つの各特別会計でございます。第2、審査の期間は、平成22年7月12日から同年8月12日までであります。第3、審査方法及び範囲は、平成21年度一般会計及び特別会計歳入歳出決算書、同事項別明細書、実質収支に関する調書、財産に関する調書などについて、関係法令に準拠して調製されているか、会計処理が適正に行われているか、決算書などの計数が証拠書類に符合しているか、予算は適正に執行されているか、財政運営は健全かなどに重点を置いて審査するとともに、必要に応じて関係職員からの説明と資料などの提出を求め、これらを審査の参考といたしました。なお、現金、預金残高並びに証書類などの確認については、定期監査及び例月出納検査の結果を踏まえて本審査を行ったものでございます。第4、審査の結果、審査に付された一般会計及び特別会計歳入歳出決算書及び附属書類などは関係法令の様式に基づき作成されており、それぞれの内容を精査した結果、その計数はいずれも正確であり、予算の執行など財務に関する事務処理についても適正に執行されたものと認められました。
 2ページをお開き願います。一般会計及び特別会計決算総括表であります。合計欄で申し上げますと、歳入決算額は97億2,261万532円で、執行率は94.5%であります。歳出決算額は95億8,510万2,360円で、執行率は93.1%となっております。歳入歳出差引額1億3,750万8,172円は、いずれも翌年度へ繰り越しとなっております。
 3ページをお開き願います。一般会計について申し上げます。1、概要でありますが、当年度一般会計の決算収支状況は第1表のとおりであります。歳入総額から歳出総額を差し引いた形式収支額は1億1,184万円の黒字で、この額から翌年度へ繰り越すべき財源となる繰越明許費充当額746万1,000円を差し引いた実質収支額は1億437万9,000円の黒字決算となっております。以下、省略いたします。
 4ページをお開き願います。2、歳入であります。歳入の決算状況は、第2表のとおりでありますが、調定額67億9,812万4,000円に対し、収入済額63億6,435万3,000円、収入率93.6%、執行率93.3%となっており、前年度と比較すると、収入済額で6億2,438万5,000円、10.9%増加しておりますが、収入率で5.4ポイント、執行率で4.7ポイント、いずれも低下しております。不納欠損額は98万4,000円、収入未済額は4億3,278万7,000円となっております。不納欠損額のうち町税では、87万1,000円で全体の88.5%とその大半を占めており、この主なものは固定資産税58万8,000円、町民税17万3,000円で、両税で町税不納欠損額の87.4%を占めております。収入未済の生じた主なものは、町税では町民税945万7,000円、固定資産税1,616万7,000円、都市計画税240万9,000円となっております。国庫支出金では3億8,440万3,000円で、翌年度繰越事業費充当として措置されたことによるもので、その主なものは離島地区情報通信基盤整備事業、道路新設改良事業など補助金であります。使用料及び手数料では、公営住宅使用料1,280万2,000円、財産収入では土地貸付収入84万2,000円となっております。当年度の町税及び税外の収入済額は、前年度を0.8ポイント下回っております。厳しい経済環境の中で徴収事務に努力されているところでありますが、今後とも納入意識の喚起を促すとともに、滞納の実態に応じた適切な徴収対策により、収入の確保に努められるよう要望いたします。
 次に、5ページをお開き願います。3、歳入決算構成であります。決算認定資料12ページに記載の内容に基づきまして、歳入決算額を普通会計ベースで一般財源と特定財源及び自主財源と依存財源に分類し、考察をいたしますと、第3表及び第4表のとおりであります。決算額に占める一般財源は50億4,218万7,000円で、前年度と比較しますと、主に繰越金、諸収入などの増により5億4,939万4,000円、12.2%増加しております。特定財源は13億1,801万2,000円で、主として国庫支出金、道支出金などの増により7,190万8,000円、5.8%増加しております。構成比率では、一般財源79.3%、特定財源20.7%となっており、一般財源の比率は前年度に比較し1.0ポイント上昇しております。第4表は、ごらんいただきまして、省略をいたします。
 6ページをお開き願います。4、歳出であります。歳出の決算状況は、第5表のとおりであります。予算現額68億2,173万4,000円で、これに対し支出済額は62億5,251万3,000円、翌年度繰越額4億1,446万8,000円、不用額1億5,475万3,000円となり、予算執行率は91.7%となっております。前年度に比較して、支出済額では8億8,625万8,000円、16.5%増加し、予算執行率は同率となっております。不用額を前年度と比較すると1,558万9,000円、9.2%減少しており、不用額の予算現額に対する割合は2.3%で、0.6ポイント低下しております。
 第5表の下段に前年度と比較した款別の主な増減の概要を記載しておりますが、7ページで内容を申し上げます。7ページをお開き願います。第6表、款別歳出決算状況であります。
 まず、議会費は省略いたします。
 総務費では、前年度と比較しますと3億52万8,000円、97.4%増加しております。増となった主なものは、文書管理システム導入など委託料1,668万1,000円、パソコンなど備品購入費1,477万9,000円、財政調整基金積立金1億9,240万6,000円、定額給付金給付事業費9,217万6,000円であります。一方、減となった主なものは、羽幌町デイサービスセンターなど公共施設工事請負費1,292万円であります。
 次の民生費では、2,699万1,000円、3.5%減少しております。減となった主なものは、特別養護老人ホームしあわせ荘改築設計業務など委託料4,863万6,000円で、増となった主なものは国民健康保険事業特別会計繰出金1,330万8,000円、後期高齢者医療広域連合療養給付負担金1,192万9,000円であります。
 次の衛生費では、2,906万円、7.5%増加しております。増の主なものは、歯科治療用ユニットなど備品購入費664万3,000円、健康センター運営費で扶助費610万3,000円、簡易水道事業特別会計繰出金505万円、羽幌町外2町村衛生施設組合負担金1,156万2,000円となっております。
 次の労働費は、省略いたします。
 次の農林水産業費では、121万1,000円、0.5%減少しております。減の主なものは、羽幌二股ダム土砂吐けゲート受け台補修工事請負費957万6,000円、貯氷、冷蔵施設整備事業補助金5,297万8,000円。増となった主なものは、地籍調査委託料1,722万円、町有林整備事業及び森林公園整備事業委託料702万3,000円、旧ウニ種苗センター改修工事請負費351万8,000円、漁船上架施設補修事業補助金3,361万6,000円であります。
 次の商工費では、3,377万5,000円、27.5%増加しております。サンセットプラザ改修工事など工事請負費2,990万3,000円の増が主なものであります。
 次の土木費では、2,030万1,000円、2.5%増加しております。増の主なものは、街路灯補修業務及び橋梁点検業務委託料2,554万7,000円、道路新設改良工事など工事請負費4,958万1,000円、公営住宅解体業務など委託料1,357万4,000円、雇用促進住宅購入費4,437万1,000円であり、減となった主なものは羽幌港緑地整備工事請負費2,073万8,000円、公営住宅建設事業費7,000万5,000円であります。
 次の消防費は、省略いたします。
 次の教育費では、6億1,813万1,000円、200.8%増加しております。増となった主なものは、教職員住宅解体業務など委託料2,166万5,000円、パソコンなど備品購入費1,913万円、教育施設整備基金2億円、羽幌小学校プール改修工事など工事請負費2,610万7,000円、中学校耐震補強及び大規模改修工事など工事請負費2億5,236万5,000円、中央公民館改修工事請負費1億741万5,000円であります。減となりました主なものは、中学校耐震補強及び大規模改修実施設計業務など委託料644万円、文化道場外壁改修工事請負費476万7,000円であります。
 次の災害復旧費及び公債費については、省略いたします。
 次の諸支出金であります。2,382万7,000円、2.4%減少しております。一般会計所属職員の共済費は増となっておりますが、給料及び職員手当が減となったことによるものであります。
 翌年度繰越額は、繰越明許費でありますので、事業の内訳は当資料の24ページ、認定資料の39ページに記載してございます。
 8ページをお開き願います。5、歳出決算構成であります。決算認定資料の13ページにあります款別性質別決算額調べなどに基づきまして、歳出決算額を性質別に区分し、考察をいたしますと、第7表のとおりであり、前年度と比較すると、義務的経費は7,982万7,000円、3.3%減少しておりますが、投資的経費は3億7,761万7,000円、70.9%増加しております。なお、歳出総額に占める構成比は、義務的経費37.9%、投資的経費14.6%となっており、義務的経費の比率は前年度の比率に比較し7.8ポイント低下しております。なお、その他経費中のその他の決算額の内容につきましては、維持補修費、積立金などの合計額であります。
 次に、9ページをお開き願います。6、財政指標であります。普通会計における財政力の動向、財政構造の弾力性を判断する主要財務比率の年度別推移は次表のとおりであります。ア、財政力指数は、3カ年の平均値であり、この指数が1に近いほど財政力が強いとされており、本年度は0.204で、前年度に比べ微減しております。次のイ、経常収支比率は、臨時財政対策債を含んだ比率となっております。通常75%程度におさまることが妥当と考えられておりますが、本年度は87.1%で、前年度に比べ2.7ポイント減少しております。次の経常一般財源比率は、経常的に収支される税などの一般財源の額と標準財政規模との対比で100を超え、その度合いが高いほど経常一般財源に余裕があるとされております。本年度は93.2%と、前年度に比べ7.6ポイント減少しております。次のエ、公債費比率は、通常財政構造の健全性が脅かされないためには10%を超えないことが望ましいとされており、本年度は前年度を1.4ポイント下回り、9.5%を示しております。次のオ、人件費比率の推移でありますが、本年度の経常収支における人件費比率は、前年度を3.4ポイント下回り、17.5%となっております。
 次の10ページ、7、財産に関する調書は、ごらんいただきまして、説明は省略いたします。
 11ページをお開き願います。特別会計について申し上げます。最初に、国民健康保険事業特別会計についてであります。1、概要は記載のとおりでありますが、歳入総額から歳出総額を差し引いた額及び実質収支額ともそれぞれ207万3,000円の黒字決算となっております。
 次に、下段の2、歳入では、自主財源である保険税の収入状況は、次ページの第2表のとおりでありますが、予算現額2億2,634万4,000円に対し、収入済額2億2,547万4,000円であり、前年度に比較し653万2,000円、2.8%減少しております。下から2行目の収入率につきましては、前年度と比較すると、現年度分で0.1ポイント、滞納繰り越し分では4.1ポイントそれぞれ上昇し、総体で1.3ポイント上回っております。
 12ページの3、歳出につきましては、省略させていただきます。
 次の13ページをお開き願います。老人保健医療特別会計について申し上げます。1、概要は記載のとおりでありますが、歳入総額から歳出総額を差し引いた額及び実質収支額ともそれぞれ469万円の黒字決算となっております。歳入では、調定額、決算額とも1,080万9,000円、執行率157.7%で、前年度決算額と比較して1億2,122万8,000円、91.8%、歳出では、執行率89.3%で、前年度決算額と比較して1億1,976万円、95.1%それぞれ減少しております。この主とするものは、老人保健医療制度が廃止となりましたが、医療費の請求権が2年間あるため、予算措置されたことによるものであります。
 下段の2、歳入及び歳出については、省略させていただきます。
 14ページをお開き願います。下水道事業特別会計について申し上げます。1、概要は記載のとおりでありますが、歳入総額から歳出総額を差し引いた額及び実質収支額ともそれぞれ27万4,000円の黒字決算となっております。以下、省略をさせていただきます。
 15ページをお開き願います。2、歳入及び歳出であります。内容の説明は省略させていただきますが、下段から3行目に記載の水洗化の普及状況については、接続可能区域内人口6,432人に対し、既接続人口は3,039人となり、水洗化率は前年度に比較して1.3ポイント上昇し、47.2%となっております。
 次に、16ページをお開き願います。簡易水道事業特別会計について申し上げます。1、本会計の決算状況は第1表のとおりでありますが、歳入総額から歳出総額を差し引いた額及び実質収支額ともそれぞれ6万円の黒字決算となっております。以下、省略させていただきますが、下段から3行目に記載の年間の配水量は6万3,195立方メートル、有収水量は4万3,752立方メートルで、有収率は69.2%となっており、今後とも施設の維持管理に万全を期すとともに、有収率の向上に一層の努力を期待するものであります。
 17ページをお開き願います。2、歳入及び歳出でございます。第2表の内容は省略させていただきまして、第2表の下段の水道使用料の地区別収納状況について申し上げます。収入済額は1,977万円で、前年度と比較し71万1,000円、3.5%減少しており、収納率は98.7%で、前年度より0.6ポイント上昇しております。
 18ページをお開き願います。介護保険事業特別会計について申し上げます。1、概要でありますが、保険事業勘定及び介護サービス事業勘定を合わせた歳入総額から歳出総額を差し引いた額及び実質収支額ともそれぞれ1,842万4,000円の黒字決算となっております。前年度決算額と比較すると、歳入では6億6,405万6,000円、82.1%、歳出では6億5,156万4,000円、81.1%それぞれ増加しております。この主とするものは、特別養護老人ホーム改築工事に伴い町債、事業費などが増となったことによるものであります。以下、内容は第1表のとおりでありますので、ごらんいただくことにより省略させていただきます。なお、表の下段に米印で表示しておりますが、歳入決算額には還付未済額が含まれております。以下、次の後期高齢者医療特別会計につきましても同様でございます。
 19ページをお開き願います。2、歳入及び歳出でございます。下段の(2)、介護サービス事業勘定についてご説明申し上げます。介護サービス事業勘定の決算額が特別養護老人ホーム改築工事に伴い、大幅な増となっております。概要を申し上げますと、歳入で増となった主なものは、繰入金で整備基金など繰入金8,973万円、町債で改築整備事業債6億円であります。減となった主なものは、前年度繰越金2,313万5,000円、諸収入で施設利用納付金1,945万円であります。下段の右側の歳出になります。歳出で増となったものは、事業費で工事請負費6億4,526万円、備品購入費5,907万2,000円、改築工事管理委託料738万3,000円で、減となったものは整備基金積立金4,158万5,000円であります。
 20ページをお開き願います。後期高齢者医療特別会計について申し上げます。1、概要は記載のとおりでありますが、歳入総額から歳出総額を差し引いた額及び実質収支額ともそれぞれ14万5,000円の黒字決算となっております。以下、内容は省略をさせていただきます。
 22ページをお開き願います。各基金の決算状況であります。各基金の運用状況については、設置目的に沿って適正に処理されており、決算状況を基金別に見ると、次表に掲げるとおりであります。合計では27億4,372万6,000円で、前年度に比較して7,038万4,000円の減となっております。基金の増減は、記載のとおりであります。
 次に、23ページをお開き願います。不納欠損処分の事由別状況について申し上げます。一般会計、国民健康保険事業特別会計、下水道事業特別会計及び介護保険事業特別会計の不納欠損処分の事由別状況は次表に掲げるとおりであり、適法に処理されております。この不納欠損処分は、関係法令の定めるところにより、滞納処分の執行停止及び消滅時効などの成立により処理されたものであります。合計では166万161円で、55件となっております。なお、会計ごとの不納欠損額は、決算認定資料の31ページ、32ページに記載されてございます。
 24ページをお開き願います。繰越明許費事業調べでありますが、平成21年9月から平成22年2月まで開会されました定例会及び臨時会で議決されているものでございます。内容は、省略をさせていただきます。
 25ページをお開き願います。平成21年度羽幌町定額基金運用状況審査意見書について申し上げます。1、審査の対象は、羽幌町奨学基金であります。2、審査の期日は、平成22年8月10日。3、審査の方法は、地方自治法第241条第5項の規定により、審査に付された基金運用状況調書について各関係諸帳簿、証書類などの確認を行いました。4、審査の結果につきましては、基金運用状況調書は関係諸帳簿、証書類と符合しており、適正に運用されていることが認められました。
 26ページをお開き願います。基金運用状況調書であります。中ほどにあります本年度運用状況では、貸付金返済額、7人で220万7,000円、貸付額は新規及び継続合わせ4人の96万円となっており、本年度末現残額は前年度同様1,472万円となっております。
 以上で一般会計、各特別会計の歳入歳出決算並びに基金運用状況についての決算審査の内容といたします。よろしくお願いをいたします。

 引き続きまして、次に平成21年度羽幌町水道事業会計決算審査意見について申し上げます。
 本審査におきましても大山監査委員との合議によるものであります。
 1ページをお開き願います。第1、審査の概要、1、審査の対象は、次の(1)から(7)まで記載のとおりであります。2、審査の期間は、平成22年6月8日から同年6月30日までであります。3、審査の方法は、決算審査に当たっては、水道事業が常に経済性を発揮し、本来の目的である公共の福祉を増進するよう運営されているかに重点を置き、決算報告書、財務諸表、事業報告書、附属書類などの計数を照合するとともに、財務事務が適正に処理されているかについて、定期監査、例月現金出納検査の結果なども踏まえ、審査を行いました。
 第2、審査の結果は、1、決算諸表について、審査に付された決算報告書及び財務諸表は、地方公営企業法に準拠して作成され、それぞれの内容を精査した結果、計数は正確であり、水道事業の経営成績及び財政状態を適正に表示されており、財務事務などについても適正に執行されたものと認められました。
 2ページをお開き願います。2、経営状況について、(1)、経営成績であります。経営成績について、税抜き決算で収益は2億4,412万1,000円で、前年度に比較すると主に雑収益が153万2,000円、219.4%増加したことにより、収益全体で164万円、0.7%増加しております。また、費用においては1億9,722万6,000円で、前年度に比較すると原水及び浄水費が増となったものの、配水及び給水費、支払利息などの減少により、費用全体で546万2,000円、2.7%減少しております。この結果、当年度の純利益は前年度より710万2,000円、17.8%増加し、4,689万5,000円となっております。
 なお、本事業の経営内容を把握するため係数の分析を行い、全国平均、5,000人以上1万人未満事業平均と比較すると、次のとおりであります。ア、財務比率について、水道事業の財政状態の良否を示す財務比率を算出すると、次表のとおりであります。流動比率は、全国平均値(以下、「平均値」という。)を大きく上回っておりますので、短期債務に対する支払い能力は良好であると見ることができます。自己資本比率は、総資本に占める自己資本の割合でありますが、前年度よりもややよいが、施設建設費に要した企業債を調達していることにより、平均値より比率が低いものと考えられます。固定資産対長期資本比率では、この比率が低いほうが一般的に柔軟な経営が可能であるとされておりますが、100%以下であることが望ましく、80%台を維持しており、良好に推移しているものと思われます。
 3ページをお開き願います。イ、収益比率であります。収益性を示す数値で、大きいほどその収益性が高いことをあらわしており、前年度に比較して、いずれも高く推移し、平均値を上回っております。
 ウ、施設利用率であります。利用状況の良否を総合的に表示する施設利用率は、前年度及び平均値を微増であるが、上回っております。
 4ページをお開き願います。エ、労働生産性であります。職員1人当たりの労働生産性を示しているものでありますが、有収水量は平均値より低下しておりますが、前年度を微増しております。これは、主として下水道の普及に伴い水洗化率の上昇によるものと思われます。
 オ、料金に関する比較であります。回収率は、120.2%と前年度及び平均値を上回っております。
 5ページをお開き願います。(2)、結びといたしまして、将来に向けての安定的給水の確保と安全な水の供給を維持するため、計画に基づき老朽化した量水器取りかえ工事を初め配水管布設替工事など主要施設の整備が進められております。しかし、健全な運営の柱となる水の需要は、平成21年度微増しているものの、給水人口が減少しているなどの現状を踏まえると、今後有収水量の向上は期待薄と考えざるを得ません。また、企業債元利償還額のピークは、平成27年度まで見込まれることから、より一層事業の効率的な運営と予算の効果的な執行に努められるよう望むものであります。なお、給水未収金は、前年度より148万円、21.5%減少しており、引き続き未収金の解消に努められるよう要望するものであります。
 次に、平成22年3月開会の平成22年度各会計予算特別委員会におきまして、普通預金で現金保管しておりました留保資金の効率的な運用についてご意見がございました。最終的には、当面の運転資金を確保しつつ、有利な方法や効率的な運用という考えから、平成22年5月に預金額2億円、1年ごとの更新で、最長で3年間、利率は年0.5%の定期預金に預け入れをし、運用しているところでございます。報告とさせていただきます。
 6ページをお開き願います。(3)、決算審査資料であります。業務実績を前年度と比較してあらわしたものであります。ごらんいただきまして、説明は省略いたします。
 7ページをお開き願います。第2表、決算額比較表であります。収益的収支及び資本的収支を前年度と比較してあらわしております。内容は、省略いたします。
 8ページをお開き願います。第3表、比較損益計算書は、当年度中に得たすべての収益と、これに対応するすべての費用について前年度と比較し、あらわしたものであります。ごらんいただきまして、説明は省略いたします。
 9ページをお開き願います。第4表の比較貸借対照表は、水道事業会計の財産、財政状態を総括的にあらわしております。左側の資産の部についてでありますが、対前年度増減で申し上げますと、1の固定資産3,621万8,147円の減は、減価償却累計額3,887万8,147円の減と、羽幌大橋添架管布設替工事設計委託料による建設仮勘定266万円の増加によるものであります。次の2、流動資産の689万9,369円の増は、現金預金であります。次に、右側の負債、資本の部、3、流動負債は、前年度より36万2,427円の増となっておりますが、預かり消費税などによるものであります。4の資本金では、7,936万1,168円の減は、企業債未償還残額が減少となったものであります。5の剰余金4,967万9,963円の増は、水道管布設替工事に伴う補償金278万4,777円及び利益剰余金4,689万5,186円によるものであります。したがいまして、資産合計並びに負債、資本の合計は、それぞれ29億1,536万6,653円となっております。
 以上で水道事業会計決算審査意見の内容説明とさせていただきます。よろしくお願いを申し上げます。

〇森委員長 暫時休憩いたします。

休憩 午後1時47分
再開 午後2時00分

〇森委員長 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
 次に、財務課長から決算認定資料等の内容説明を求めます。
 財務課長、品野万亀弥君。

〇品野財務課長 それでは、私から各会計決算認定資料に基づきまして説明をさせていただきます。
 それでは、決算書163ページの次の羽幌町各会計決算認定資料をお開き願います。認定資料の目次をめくっていただきまして、1ページをごらん願います。第1表、平成21年度各会計別決算総括表でございます。これは、町長からの提案理由説明と重複いたしますので、私からの説明は省略をさせていただきます。
 次に、2ページをお開き願います。第2表、決算の状況に関する調べ、一般会計決算の20年度と21年度の比較表でございます。増減の欄でございますが、歳入総額で6億2,438万5,000円の増、歳出総額では8億8,625万8,000円の増となっております。平成21年度の欄をごらん願います。歳入から歳出を差し引きしましたCの欄、歳入歳出差引額の欄は1億1,184万円となります。翌年度に繰り越すべき財源のEの欄、繰越明許費746万1,000円は、平成21年度一般会計予算で翌年度へ繰り越しを行った国の交付金事業に伴う一般財源分でございますので、Jの欄、実質収支は、Cの欄、歳入歳出差引額からIの欄、翌年度に繰り越すべき財源の計の額、つまり繰越明許費分を差し引いた額が実質収支1億437万9,000円となります。次の財政再建債等未償還元金はございませんので、Oの欄も同額となります。このように1億437万9,000円の黒字決算となっておりますけれども、平成20年度のOの欄をごらんいただきたいのですが、平成20年度も8,740万6,000円の黒字でありまして、この額が21年度へ繰越金として収入されて21年度の決算がされたものでございますので、この繰越金があったから21年度で1億437万9,000円の黒字額になったものでございます。したがいまして、21年度の単年度だけで見れば、20年度の繰越額8,740万6,000円を差し引いた額であります21年度のP欄の額1,697万3,000円の黒字となるものでございます。あわせて、21年度中に黒字要素である財政調整基金など各基金に積み立てた額、いわゆる貯金をした額でございますが、Q欄の積立金4億4,682万7,000円があり、一番下の数字、実質単年度収支はTの欄、4億6,380万円の黒字となるものでございます。
 次に、3ページの第3表でございます。以下9ページまで、各会計の歳入歳出決算額を20年度と21年度を款別に比較してございます。これから各会計別に増減の主なものをご説明いたします。
 まず、3ページ、一般会計の歳入でございます。1款町税で、前年度比較で3,292万円、4.4%の減となっております。減少要因といたしましては、町民税の個人分において約1,500万円の減となっており、所得の減少と就労人口の減少がその要因でございます。また、固定資産税及び都市計画税において約1,800万円の減少となっております。減少要因といたしましては、新築家屋の減少及び機械設備等償却資産の減少によるものでございます。また、町たばこ税において約300万円減少いたしており、本数で93万7,000本の減少がその理由でございます。
 次に、10款地方交付税で、前年比較で5,199万5,000円、1.7%の増となっております。増加要因といたしましては、地域雇用創出推進費の創設に伴う基準財政需要額の増等によるものでございます。
 次に、14款国庫支出金で、前年度比較で1億4,753万6,000円、32.0%の増となっております。その要因は、国の補正に伴う地域活性化・経済危機対策臨時交付金、同公共投資臨時交付及び安心・安全な学校づくり交付金など合わせて4億562万8,000円の増、また地域活性化・生活対策臨時交付金及び定額給付金など合わせて2億8,065万6,000円の減によるものでございます。
 次に、15款道支出金で、前年比較で758万円、2.5%の増となっております。これは、地籍調査事業負担金、緊急雇用創出事業補助金、漁船上架施設改修補助金など合わせて5,489万8,000円の増及び基幹水利ストックマネジメント事業補助金と漁業振興設備等整備事業補助金など合わせて4,889万9,000円の減によるものでございます。
 次に、19款繰越金で、前年比で2億9,239万6,000円、359.6%の増となっておりますのは、国の補正予算による交付金事業において繰越明許費による繰り越し分2億8,630万7,000円が含まれていることによるものでございます。
 次に、20款諸収入で、前年比9,441万6,000円、39.2%の増となっております。これは、留萌広域行政組合出資金返還金1億1,900万円がその主なものでございます。
 次に、21款町債で、前年比較で8,031万8,000円、18.7%の増となっております。これは、臨時財政対策債、羽幌中学校耐震改修事業債及び雇用促進住宅整備事業債など合わせて1億5,041万8,000円の増と貯氷、冷蔵施設整備事業債及び公営住宅建設事業債など合わせて6,510万円の減によるものでございます。
 次に、4ページをお開き願います。一般会計の歳出でございますが、増減の主なものにつきましては先ほどの監査委員からのご説明をいただいておりますので、私からは説明を省略させていただきます。
 次に、5ページ、特別会計に入らせていただきます。国民健康保険事業特別会計でございますが、上段の歳入の合計額で、前年対比で4,514万9,000円、3.7%の減となっておりますが、3款療養給付費交付金2,470万3,000円、44.0%の減は、退職被保険者医療の減によるものでございます。
 4款前期高齢者交付金3,444万円、8.8%の減は、前期高齢者給付額の減によるものでございます。
 5款道支出金1,010万8,000円、21.0%の増は、保険財政安定事業等拠出金超過による特別財政調整交付金の増によるものでございます。
 6款共同事業交付金4,787万5,000円、30.2%の減は、共同事業交付対象レセプトの減による交付金の減でございます。
 9款繰入金6,330万8,000円、123.5%の増は、財源補てんのため国庫支払準備基金5,000万円及び一般会計繰入金1,330万8,000円の増によるものでございます。
 次に、下段の歳出でございますが、前年対比で3,367万3,000円、2.8%の減となっております。
 主なものは、2款保険給付費で2,988万円、3.7%の減は、一般被保険者及び退職被保険者療養給付費で2,091万1,000円の減及び高額療養費分で944万7,000円の減によるものでございます。
 3款後期高齢者支援金等1,585万8,000円、16.2%の増は、加入者1人当たりの負担額の増によるものでございます。
 5款老人保健拠出金で712万円、26.6%の減は、後期高齢者医療制度開始に伴い平成21年度から精算額のみの拠出となるためでございます。
 9款諸支出金3,988万4,000円、77.1%の減は、過年度分交付額確定に伴い返還金388万円の減及び国庫給付費等支払準備基金積立金3,637万5,000円の減によるものでございます。
 次に、6ページをお開き願います。老人保健医療特別会計でございます。上段の歳入の合計額で、前年対比で1億2,122万8,000円、91.8%の減及び下段、歳出では1億1,976万円、95.1%の減については、制度廃止に伴い精算に係るもののみのためでございます。
 次に、7ページをお開き願います。後期高齢者医療特別会計でございます。上段の歳入の合計額で、前年対比530万9,000円、5.5%の増となっておりますが、3款繰入金で520万8,000円、16.1%の増は、事務費繰入金及び保険基盤安定繰入金の増によるものでございます。
 下段の歳出の合計で、前年対比532万円、5.5%の増は、1款総務費でシステム改修委託料273万円及び2款後期高齢者医療広域連合納付金で事務費及び療養給付費負担金182万1,000円の増によるものでございます。
 次に、8ページ、介護保険事業特別会計の保険事業勘定でございます。上段の歳入合計で、前年対比1,608万9,000円、2.3%の増となっておりますのは、3款国庫支出金、4款道支出金及び5款支払基金交付金で介護サービス給付費の増に伴う交付金等1,910万9,000円の増と9款繰越金で前年度精算に伴う622万8,000円の減等によるものでございます。
 下段の歳出合計で、前年対比137万8,000円、0.4%の増でございますが、2款保険給付費で介護報酬改定等に伴う介護サービス給付費の増及び新規事業実施による3,115万2,000円の増と4款基金積立金で精算に伴う2,116万円の減及び1款総務費で人件費等343万4,000円の減などによるものでございます。
 次に、9ページをお開き願います。介護サービス事業勘定でございます。上段の歳入合計で、前年度対比6億4,796万7,000円、569.5%の増及び下段の歳出合計、前年度対比で6億4,921万2,000円の増は、ともに特別養護老人ホーム改築に伴う起債借り入れの増及び改築に伴う事業費の増に係るものでございます。
 次に、10ページ、下水道事業特別会計でございます。上段の歳入合計、前年度対比で274万1,000円、0.5%の減であります。これは、2款使用料及び手数料で接続戸数の増加に伴う376万2,000円の増と1款分担金及び負担金で新規賦課件数の減少により386万2,000円の減及び7款町債で起債対象事業の減少により320万円の減などによるものでございます。
 下段の歳出でございます。歳出合計で、前年度対比で301万6,000円、0.5%の減でございます。これは、3款公債費で据置期間終了による償還元金1,238万7,000円の増と1款総務費で人事異動に伴う職員1名の減による給与費等1,060万1,000円の減及び2款事業費で単独事業の減少による480万1,000円の減などによるものでございます。
 次に、11ページをお開き願います。簡易水道事業特別会計でございます。歳入合計で、前年度対比427万8,000円、9.4%の増及び歳出合計で、前年対比422万3,000円、9.2%の増は、天売、焼尻配水池の清掃委託の増によるものでございます。
 次に、12ページの第4表、経常収支等の状況に関する調べでございます。この表は、一般会計から公営企業に準じる経費として、港湾旅客上屋等に関する経費319万8,000円を除きました普通会計の決算をあらわしているものでございます。普通会計とは、一般会計といっても各市町村ごとの会計の範囲が異なっているなどのため、このままでは自治体別の財政比較ができないため、地方財政統計上統一的に用いている会計区分でございます。それでは、表の中身を説明をさせていただきます。まず、収入では収入決算額のうち臨時的な収入なのか、経常的な収入なのか、そしてその収入の使い道が特定されているものなのか、何にでも使える一般財源なのか、また支出のほうでは性質別区分の決算額Aの欄のうち経常的な支出経費Cの欄の額に対して一般財源がどれだけ充当されているかをあらわしており、このような区分の結果をもとに経常収支比率を求めているものでございます。なお、18年度決算より3、各種指標として新たな表を設け、主な指標の数値を載せております。町長からも申し上げておりますが、経常収支比率でございますが、87.1%、この比率は通常比較する際に使用する数値でございます。一般財源に臨時財政対策債と減税補てん債を加えた数値により、算出したものでございます。その他の数値につきましては、ごらんをいただきまして、説明は省略をさせていただきます。
 次に、13ページをお開き願います。第5表でございます。普通会計の決算額を款ごとに性質別にあらわしたものでございます。説明は、省略をさせていただきます。
 次に、14ページの第6表ですが、15ページから25ページまでにつきましては、主立った投資的事業につきまして会計別、款別に区分をいたしまして、事業ごとに決算額、整備内容などを載せております事業効果表でございます。ごらんをいただきまして、ご理解賜りたく、説明は省略をさせていただきます。
 次に、26ページをお開き願います。第7表でございます。歳入歳出の決算状況を目的別にグラフにあらわしたものでございます。左側の歳入のグラフですが、歳入の約半分、49%を交付税が占めている状況にあります。また、右側の歳出の総額のうち公債費では、昨年20.1%でございますので、3.7ポイントの減少、また諸支出金、これは職員の給与費が主なものでございますが、昨年は18.4%でございますので、3.0ポイント減少いたしている状況にございます。
 次は、27ページをお開き願います。第8表ですが、町税の収入額をそれぞれ税別にグラフにあらわしたものであります。減少傾向にございます。説明は、省略をさせていただきます。
 次に、28ページから30ページの第9表でございます。収入状況調べとなっております。町税につきましては、先ほど一般会計歳入でご説明をさせていただきましたことと31ページ、32ページにあります一般会計、特別会計の不納欠損額調べにつきましても監査委員から監査意見がございましたので、説明は省略をさせていただきます。
 次に、33ページをお開き願います。第10表、給与費決算調書でございます。一般会計と特別会計の特別職、一般職に係る職員数と給与費、共済費及び報酬の決算状況をあらわしております。ごらんをいただきまして、説明は省略をさせていただきます。
 次に、35ページをお開き願います。第12表、地方債施設別現在高調べでございます。会計別に21年度末の未償還元金の額を記載してございます。まず、一般会計でございますが、ほとんどの項目で減少いたしております。一般会計の総額では、前年度より3億8,088万6,000円の減少となっており、21年度末残高は72億8,827万6,000円となっております。また、簡易水道事業会計及び下水道事業会計は、いずれも前年度より減少いたしておりますが、下段の介護保険事業会計において特別養護老人ホーム改築に伴い6億円の起債をいたしておりますので、一般会計を含めます合計では4,821万8,000円の増となっており、4つの会計の21年度末現在高は115億6,181万5,000円となるものでございます。
 右の第13表のグラフは、一般会計分の21年度までの起債の借入額の状況と、その分に係る元金の償還予定額の状況を平成25年度までグラフにあらわしたものでございます。
 次に、36ページ、第14表でございます。一般会計の決算額を款別、節別に集計したものでございます。ごらんをいただきまして、説明は省略をさせていただきます。
 次に、37ページをお開き願います。第15表、基金運用状況調べでございます。定額の資金を運用する奨学基金の状況を載せてございます。ごらんいただきまして、説明は省略をさせていただきます。
 次に、38ページ及び39ページをお開き願います。第16表、繰越明許費事業調べでございますが、ほとんどが国の補正予算に伴います交付金事業でございます。38ページは、平成20年度からの繰越明許費決算状況であり、39ページにつきましては平成22年度への繰越明許費予算でございます。ごらんいただきまして、ご理解を賜りたいと思います。
 以上で平成21年度決算認定資料の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議の上、認定賜りますようお願い申し上げます。

〇森委員長 次に、建設水道課長から水道事業決算報告書の内容説明を求めます。
 建設水道課長、井上顕君。

〇井上建設水道課長 それでは、平成21年度の水道事業決算報告につきましてご説明申し上げます。
 決算書の1ページをごらんいただきたいと思います。この表は、平成21年度の経営状況に伴って発生しました収益と費用を計上したものであります。(1)、収益的収入及び支出でございますが、収入では第1款水道事業収益2億4,799万7,000円の予算額に対しまして、決算額2億5,597万3,062円であります。支出は、第1款水道事業費用2億3,851万1,000円の予算額に対しまして、決算額2億65万9,506円で、不用額は3,785万1,494円となっており、これは配水及び給水費の賃金及び量水器取りかえなど工事費の減が主な要因でございます。
 次に、2ページをお願いいたします。(2)、資本的収入及び支出でございますが、これは投資的事業に係る費用と過去の設備投資に係る企業債の元金償還も含んだ収支でございます。収入では、第1款資本的収入決算額278万4,777円に対しまして、支出は第1款資本的支出決算額9,399万8,168円で、差引不足額9,121万3,391円は損益勘定留保資金により補てんしたところでございます。
 次に、3ページをお願いいたします。これは、税抜きによりましてすべての収益と費用を記載し、利益を明らかにしたもので、さきに1ページでご説明いたしました収益的収支の税抜き額及び12ページの事業収入、事業費の内容と一致する表でございます。収益から費用を差し引いた4,689万5,186円が21年度の純利益となっております。
 次に、4ページをお願いいたします。初めに、剰余金計算書でありますが、利益剰余金の部の積立金では20年度の減債積立金繰入額199万円を加えた2,423万3,405円が積立金の合計となっており、未処分利益剰余金は減債積立金199万円を差し引き、当年度純利益4,689万5,186円を加えた3億4,925万2,722円が当年度の未処分利益剰余金となっております。資本剰余金の部では、道道築別線改良に伴う配水管移転補償金の278万4,777円を加えた7億5,610万8,510円が翌年度繰越資本剰余金となるものであります。
 次に、剰余金処分計算書でありますが、地方公営企業法の規定により、当年度の純利益であります4,689万5,186円の20分の1を下回らない額で234万5,000円を減債積立金としてしなければならないことから、その対象額を当年度未処分利益剰余金から差し引いた額3億4,690万7,722円が翌年度繰越利益剰余金となるものでございます。
 次に、5ページをお願いいたします。この5ページ、次の6ページは貸借対照表でございまして、資産状況を5ページに、負債、資本状況を6ページに示し、企業の財政状況を明らかにするものであります。5ページの資産の部は、固定資産合計額24億412万1,975円と流動資産合計5億1,124万4,678円を加えた29億1,536万6,653円が資産の合計となっております。
 次の6ページは、負債の部の未払い金、その他流動負債合計の1,285万2,409円と資本の部の資本金合計である17億7,291万9,607円と資本剰余金合計の7億5,610万8,510円と利益剰余金合計の3億7,348万6,127円をそれぞれ加えました29億1,536万6,653円が負債、資本の合計となっております。これは、5ページの資産合計額と一致するものであります。
 次に、7ページをお願いいたします。7ページから15ページまでは、事業報告書でございます。最初に、7ページの概況ですが、給水状況では給水戸数と給水人口は前年度と比較して戸数で41件の減、給水人口では163人の減少となりましたが、下水道への接続の増加等の要因により年間配水量、有収水量ともに微増となりました。21年度に実施しました主な工事は、量水器取りかえ、配水管布設替などで総額3,906万3,250円となっており、工事概要は9ページ及び10ページに掲載しております。7ページの中段以降は、財政状況について述べております。
 次に、8ページをお願いいたします。8ページは、議会議決事項、職員の配置数を掲載しております。
 次に、9ページをお願いいたします。9ページ、10ページは、先ほど述べました工事契約の概要でございます。
 次の11ページの業務量、12ページの事業の収入支出について、先ほど述べました給水人口や収益費用など、それぞれ前年度との比較をあらわしたものであります。
 次の13ページの経営分析の結果でありますが、監査委員から全国平均の比率などを含めた報告がございましたので、省略させていただきたいと思います。
 次に、14ページをお願いいたします。14ページは、企業債の概況でございますが、政府資金、公庫資金合わせて、前年度末残高16億4,102万9,584円に当年度の償還額7,936万1,168円を差し引いた15億6,166万8,416円が当年度末未償還残高となるものであります。
 次に、15ページをお願いいたします。15ページは、営業給水未収金調書でありまして、次の16ページから19ページまでは収益費用の明細書、20ページは資本的収支の明細書、21ページは固定資産の明細書、22ページは企業債の明細書を掲載しております。それぞれの各明細につきましては、これまでの説明と重複いたしますので、ごらんいただきまして、省略させていただきます。
 以上で平成21年度水道事業会計決算報告書の説明とさせていただきます。よろしくご審議の上、ご承認賜りますようお願い申し上げます。

〇森委員長 これより理事者側に対する質疑を行いますが、質疑は決算書の内容についてのみにとどめられるようご協力をお願いいたします。
 認定第1号 平成21年度羽幌町一般会計歳入歳出決算認定について、これから質疑を行います。
 3番、寺沢孝毅君。

〇寺沢委員 それでは、質問いたしますが、財務課長ですか、課長からご説明がありました、これは認定資料の中の2ページの部分に該当するかと思います。平成21年度の会計状況の中で単年度の収支ですか、いわゆる前年度の繰越金を差っ引いた利益といいますか、繰越金が1,697万3,000円であるという最終的な報告がございました。それに積立金という形で支出している額面がその下の欄にありますけれども、4億4,682万7,000円、これらを勘案すると実質的には4億6,380万ほどの黒字となったというような中身かと理解します。それで、積立金に関してなのですけれども、当初から計画していたものと、それから年度末に思ったよりも会計状況が残があるということで教育施設整備基金に2億円ということと、それから減債基金にも1億8,000万円でしたか、ということで年度末になってから約4億近くそういう形で積み立てたというふうに記憶していますが、その点ちょっと確認、それでよろしかったかどうか、私の理解が、まずお願いします。

〇森委員長 財務課長、品野万亀弥君。

〇品野財務課長 今一部減債基金で1億8,000万とおっしゃっていたと思いますけれども、財政調整基金で、あとは今委員おっしゃったとおりでございます。

〇森委員長 3番、寺沢孝毅君。

〇寺沢委員 ここ数年の決算状況を見てというか、単純に平成20年と比較してもこの収入と支出のバランスからいってかなり余ったというか、そんなような数字が出てきておりますが、これに関して恐らくいろんなところにその理由として説明が含まれていたのだろうとは思うのですけれども、その余った理由を端的にちょっと整理して教えていただけますか。

〇森委員長 財務課長、品野万亀弥君。

〇品野財務課長 お答えいたします。
 今21年度決算で回答させていただきたいと思いますけれども、今委員おっしゃったとおり4億6,300万円、これ実質単年度収支でございます。それで、当初からこういう基金の積み立てを予定していたかという内容につきましては、当初からこういう基金の積み立てを予定いたしておりません。予定いたしていたのは、財政調整基金の前年度の剰余金の2分の1、4,000万かその程度だったと思いますけれども、それについては予算で予定をいたしておりました。ほかの基金につきましては、あと利息分等の積み立てについては予算で計上しております。それで、今回このような大きな基金への積み立てになった経過についてでございますが、まず大きな収入となったものについてちょっとご説明をさせていただきたいと思います。まず、地方交付税で5,200万円ほど予算より増収となったと。それと、先ほども説明の中で申し上げましたけれども、留萌広域行政組合の返還金が1億2,000万円ほどあったこと。それと、もう一つは、臨時財政対策債が9,000万ほどございました。それと、国の臨時交付金でやった事業、当初一般財源で見ていたものが交付金事業に振りかわったというようなものもございます。それらを最終的にどうするかということで協議をいたしております。その中でその時点で新しい事業を組むにしても設計をしたり、詳細を検討しなければならないということで新しい事業は当然無理だというような結論から、それではどういう有効な活用をするかという検討の中で財政調整基金に積むことによって将来財源不足が生じたときに財調を活用しようと。それと、もう一つ大きかったのが羽幌小学校の改築を前提とした教育基金を2億円、これは3月議会で条例を創設していただいて2億円を積んでおります。そのようなことで、新しい事業を組めないというのがまず1つございます。それを活用するというようなことで、今言いましたように、教育基金と財調に大きく基金を積んだというような、そんな経過でございます。

〇森委員長 3番、寺沢孝毅君。

〇寺沢委員 留萌広域行政組合の解散に伴う1億2,000万というのは、説明聞いてわかっておりました。それから、今回の説明で地方交付税が5,200万円ぐらい余分に来たというものもありました。それと、もう一つ、国からの国庫支出金の中に含まれているものというメニューが余分に入ってきたという説明でしたか。そこのところもう一回、もうちょっと具体的にどういう中身のものが来たのかということも含めて教えていただけますか。

〇森委員長 財務課長、品野万亀弥君。

〇品野財務課長 お答えいたします。
 21年度は、国の第2次補正等に伴う交付金事業がございました。当初その交付金事業を当てにして組んでいた事業もございましたけれども、交付金によっては全く見込んでいなかった交付金事業が入ってきまして、それをそちらのほうに組みかえたことによって余裕が出た部分、それとあと一般的に決算見込みをすると、当該年度で相当の不用額も出てくるというようなこともございまして、それらもあわせて大きな基金積み立てになったということでございます。

〇森委員長 3番、寺沢孝毅君。

〇寺沢委員 一般的に考えて、必要なお金があるから、例えば国とかそういった方面に財源として要求したりとか、そういう働きかけが当町からあって、それに対して決定されて、来るというのが一般的な流れではないのかなというふうに思います。今回の国のほうから出てきた交付金というのは、何も我々当町としてリクエストしていないにもかかわらず、幾つかありましたよね、何回かぽんぽんと来たような、私もそれ記憶ありますけれども、そういうリクエストしないにもかかわらない部分で入ってきたので、使い道がなかったという、そういう理解でよろしいですか。

〇森委員長 財務課長、品野万亀弥君。

〇品野財務課長 景気対策で来ている交付金事業につきましては、一定の方式がございます。それで、羽幌町は1億5,000万、苫前町は2億円とかという、そういうような一定の方式がございまして、自動的に羽幌町に交付される交付金の額が決まるという、そのような方式でやっている交付金でございます。

〇森委員長 3番、寺沢孝毅君。

〇寺沢委員 理解いたしました。たしかそういった交付金が入ってきたときに、当町で懸案だったのだけれども、今までなかなか手をつけられなかった事業ということで、かなりのメニューがのっかってそのお金を使ってやってきたという、そのことではないかと思います。いろいろ懸案があるので、使うべきなのか、その懸案を解決するために、あるいはこういうふうに基金に積み立てていくべきなのか、今後もやっぱりよく吟味をして、こういうこと余りないのかもしれませんが、やっていただきたいなということでございます。
 それと、2億円の教育基金、いわゆる学校の改築に向けた、これは基金のメニューがこの決算書にもずらっと一覧で載っているページがありましたが、2億円という形でここには載っかってこないのですか。

〇森委員長 財務課長、品野万亀弥君。

〇品野財務課長 教育基金につきましては、21年度で積むのですが、3月31日で締めるような形になるのです。だから、3月31日現在で現金で積まさっていると載ってくるのですけれども、4月、5月の出納整理期間になると翌年度の決算書のほうに載るというような形でございます。実際は4月、5月で積んでおりますので、現時点では2億円積まさっているということになっております。

〇森委員長 ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇森委員長 これで質疑を終わります。
 これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇森委員長 これで討論を終わります。
 これから認定第1号について採決します。
 本案は、原案のとおり認定することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇森委員長 異議なしと認めます。
 したがって、認定第1号は原案のとおり認定されました。
 認定第2号 平成21年度羽幌町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について、これから質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇森委員長 これで質疑を終わります。
 これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇森委員長 これで討論を終わります。
 これから認定第2号について採決します。
 本案は、原案のとおり認定することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇森委員長 異議なしと認めます。
 したがって、認定第2号は原案のとおり認定されました。
 認定第3号 平成21年度羽幌町老人保健医療特別会計歳入歳出決算認定について、これから質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇森委員長 これで質疑を終わります。
 これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇森委員長 これで討論を終わります。
 これから認定第3号について採決します。
 本案は、原案のとおり認定することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇森委員長 異議なしと認めます。
 したがって、認定第3号は原案のとおり認定されました。
 認定第4号 平成21年度羽幌町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について、これから質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇森委員長 これで質疑を終わります。
 これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇森委員長 これで討論を終わります。
 これから認定第4号について採決します。
 本案は、原案のとおり認定することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇森委員長 異議なしと認めます。
 したがって、認定第4号は原案のとおり認定されました。
 認定第5号 平成21年度羽幌町介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について、これから質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇森委員長 これで質疑を終わります。
 これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇森委員長 これで討論を終わります。
 これから認定第5号について採決します。
 本案は、原案のとおり認定することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇森委員長 異議なしと認めます。
 したがって、認定第5号は原案のとおり認定されました。
 認定第6号 平成21年度羽幌町下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、これから質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇森委員長 これで質疑を終わります。
 これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇森委員長 これで討論を終わります。
 これから認定第6号について採決します。
 本案は、原案のとおり認定することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇森委員長 異議なしと認めます。
 したがって、認定第6号は原案のとおり認定されました。
 認定第7号 平成21年度羽幌町簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、これから質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇森委員長 これで質疑を終わります。
 これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇森委員長 これで討論を終わります。
 これから認定第7号について採決します。
 本案は、原案のとおり認定することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇森委員長 異議なしと認めます。
 したがって、認定第7号は原案のとおり認定されました。
 認定第8号 平成21年度羽幌町水道事業決算認定について、これから質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇森委員長 これで質疑を終わります。
 これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇森委員長 これで討論を終わります。
 これから認定第8号について採決します。
 本案は、原案のとおり認定することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇森委員長 異議なしと認めます。
 したがって、認定第8号は原案のとおり認定されました。
 以上で各会計決算認定については、それぞれ認定することに決定しました。再開する本会議において報告することにいたします。

    ◎町長あいさつ
〇森委員長 次に、舟橋町長からあいさつの申し出がありますので、これを許します。
 町長、舟橋泰博君。

〇舟橋町長 長時間にわたりまして、平成21年度の決算についてご承認いただきましたこと、感謝申し上げたいと存じます。
 寺沢委員の質問の中で21年度決算が象徴されているように思います。国の政策の中で地方に交付金として何億、何千万というような枠で来るというのは、私の経験としても初めての経験でございました。そんな意味で繰越金が多かったということの中で、基金に積み上げをしてきたということでございます。これからいつまでも景気対策、また雇用対策等々でそのようなことが行われるというのは、まず考えられないことなのかなというふうにも思っております。ということで、残された基金等々有効に、そしてまた意味ある使い方にしていかなければならない、そんな厳しさもこれから来るのかなというふうに思います。政権交代の中で、今年約1年間の中で相当今までのいわゆる事業に対するさまざまな要請活動が難しくなってきているということも肌身に感じている部分もございます。そんなことも含めながら、生きた財政の使い方と、生かされる財政の使い方というようなことに心がけていきたいなというふうに思っております。本当に長時間にわたり、お疲れのところ、慎重ご審議、ありがとうございました。
 以上でございます。

    ◎委員長あいさつ
〇森委員長 それでは、委員長退任に当たりまして、一言お礼のごあいさつを申し上げます。
 委員各位におかれましては、終始熱心に審査を賜り、まことにありがとうございました。また、理事者各位におかれましても、本日の資料の作成並びに審査の円滑な運営にご協力いただきましたことを厚く御礼申し上げます。皆様方のご指導とご協力により、決算特別委員会の全日程を終了することができました。心よりお礼を申し上げまして、退任のあいさつとさせていただきます。長時間にわたり、ありがとうございました。
(閉会 午後2時49分)

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